いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

[GOOD・21]エドガー・エルナンデスくん(5歳・メキシコ)が銅像になる。

2009-05-31 01:50:05 | Weblog



新型インフルエンザが猛威を振るったメキシコで、「世界最初の発症例」と
指摘されたエドガー・エルナンデス君(5)の銅像が近くお目見えすること
になった。エドガー君は南東部ベラクルス州ラグロリア村在住。米・メキシ
コ合弁の養豚場があり、今年3月に発熱症状があったエドガー君のほかにも、
呼吸器疾患などを訴える住民が続出したため、村は「豚インフルエンザの発
生元」として一躍注目を浴び、一時は国内外のメディアが殺到した。政府は
公式には、同村が感染源とは認めていない。

その後回復したエドガー君は、今ではメディア取材に快く応じるなど元気そ
のもの。現地からの報道では、エレラ同州知事は「ラグロリアは主要な観光
地となった」とその功績をたたえ、ベルギー・ブリュッセルにある小便小僧
をモデルに「エドガー像」を完成させる方針という。
【サンパウロ29日時事】(JIJI PRESS 時事通信社 2009年5月30日)

ということです。
エレラさん、州知事さんを取り上げるべきでしょうか。
メディアの過剰さを感じますが、そういう時代ですね。
ブラック・ユーモアというべきですか。
GOODと感じてしまいました。
それにしても、この時代の科学力で発生元と地域ごとの
発生経路が解明できないのでしょうか。
ったく。




グッドなキャラです。

2009-05-30 19:10:52 | Weblog


この子は、何という鳥なんでしょうか。
最近、よく会います。
なかなかに積極的で、ちょっとひょうきんな
キャラクターを感じます。

1羽か、2羽のことが多かったのですが、
数羽、5~6羽くらいの時もありました。
雀のようにココロを閉じている風はなく、
カラスのように傲慢ではありません。
雀よりひと回り大きく、鳩の半分くらいでしょうか。
フォトでお分かりでしょうが、
もちろん望遠サイズで撮っていますが、
過剰な警戒心はみられません。

“グッド・バード”というシリーズを
つくるつもりはありません。
タネがそれほどありませんものね。
それに、野鳥の会の趣味までは
わたしにはありません。







箸墓古墳を見に行った。以前のこと。

2009-05-30 02:41:05 | Weblog



もう、10年以上前になる。
朝、新幹線に乗り奈良まで行った。
桜井という駅だったかも忘れたが、
箸墓古墳を見に行った。

どうということもない、
のんびりとした郊外の町だった。
念のため、町のおじさんに
「箸墓古墳ですか」と聞いた。

周辺をグルグル周った。
宮内庁の看板が護っていた。
拒否に近かった印象を憶えている。

宮内庁は第7代孝霊天皇の皇女、倭迹迹日百襲姫命
(やまとととひももそひめのみこと)の墓として
管理されている、ということだ。
学問的な探求を阻んでいる要素のひとつが
ここにある。

1700年くらい昔の風景の名残りだ。
今の時点ではなにもない。
オーラも感じない。
しかし、卑弥呼の墓である確率が高まったニュースに
ココロが騒ぐ。

(フォトは共同通信です)




盧武鉉(ノ・ムヒョン)のメッセージ。

2009-05-30 02:16:53 | Weblog


フィナンシャル・タイムズ・アジア編集長デビッド・ピリング氏が韓国の出来事
から、今の日本周辺、東アジアの状況を的確に書いています。
感動しました。
2ページ相当です。
翻訳はもちろん、加藤祐子さんです。

韓国に渦巻くおそれと自己嫌悪――フィナンシャル・タイムズ
2009年5月29日(金) FTアジア編集長デビッド・ピリング

5月23日の夜明け直後、韓国の農民の息子は生まれ育った村を見下ろす丘を歩いていた。そして警護員の目が離れたすきに、彼は崖から飛び降りた。

昨年まで韓国大統領だった盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏の自殺から何時間もしないうちに、何万人という動揺した国民はあちこちで、その場しのぎの簡単な追悼所を急ぎ設けていた。中には遺影の前に線香の代わりに、火のついたタバコを置く弔問者もいた。ヘビースモーカーだった盧氏が死の直前に「たばこはあるか」と尋ねたと、報道されていたからだ。韓国は今、深い悲しみと自己不信の念に覆われている。素行よろしくない北の隣国が核の火花を降り注いでも、韓国人の悲しみや自己不信は一向に和らいだりしない。

1987年の民主化宣言以来、韓国大統領に就任したのは盧氏でわずか4人目だった。そしてその盧氏の妻と息子が、靴会社の社長から600万ドル(6億円)を不正に受け取ったと追及される中で、盧氏自身も取り調べを受けていた。任期中には金銭授受について何も知らなかったと主張していた盧氏だったが、元人権派の弁護士で「ミスター・クリーン」を自認し、腐敗した従来どおりの政治を変えるのは自分だと主張してきた盧氏にとって、次々と明らかになる疑惑は耐え難いものだったようだ。死の直前にブログに書いたとされる遺書で、前大統領は支援者に諦めるよう呼びかけている。「民主主義や進歩、正義について語る資格を失ってしまった」と書いた盧氏はさらに「気の毒にと思わないで。誰のせいにもしないで」と遺書に書き残している。

政治家やビジネスマンが汚職にまみれがちという一方で、韓国国民は、そうした疑惑が明るみになるプロセスについても心を痛めている。たとえばメキシコでは、長く一党支配を続けた「制度的革命党」(PRI)の中では、新大統領は前任者を訴追から守るという伝統があった。一方の韓国では、全く逆だ。韓国で政権交代があると、新大統領は決まって法の番犬たちを前任者にけしかけて追及し、そうやって自分の新たな権力基盤を確かなものにしようとしてきた。1996年には粛軍クーデターと光州事件による民主化運動弾圧、さらに巨額の不正蓄財疑惑を追及され、2人の元大統領が同時に裁判にかけられる事態となった。盧泰愚元大統領は懲役刑、全斗煥元大統領は死刑の判決を受けたが、2人とも後に特赦を受けた。これは当時は「世紀の裁判」と呼ばれたものだが、今や韓国ではこうした裁判は年中行事のようになってしまっている。

こうしたことは確かに、韓国民主主義の残念な部分だ。盧武鉉氏の死をきっかけに、ぜひとも法制度を強化し、政治の浄化を図るべきだ。

しかし悪いことばかりではない。第一に、そもそも韓国が民主国家であるということ自体、決して簡単なことではない、立派なことだ。独裁国家や全体主義国家が普通に存在するアジアにおいて、韓国は20年前の民主化宣言以来、見事な経済成長を実現してきたのだ。そのおかげもあって、「開発独裁」によってでしか経済成長は望めないなどという誤った説は、はっきり否定されることとなった。

加えて韓国は決して日本のような、約50年間も同じ政党が政権を握り続けていて動きがなく退屈なのに、選挙はやたら頻繁にあって煩雑だという、そういう民主国家とは違う。またタイやフィリピンのように定期的にクーデターや憲政の危機が勃発するといった政情不安定な国でもない。選挙で選ばれた4人の大統領は全員、任期を満了した(盧武鉉氏は弾劾裁判を生き延びなくてはならなかったが、それでも)。

韓国の民主主義はさらに、いわゆるアウトサイダーの受け入れにも寛容だ。たとえば大学進学には貧しすぎた盧武鉉氏は、正式な授業を一度も受けることなく、司法試験に合格している。

韓国の民主主義は血気盛んにもなる。国会議員たちは国会内で殴り合いもする。一般市民も何かきっかけがあればたちまち何十万人単位で町中にあふれ出て、大規模デモを繰り広げたりする(たとえば直近では、よりによって米国産牛肉の輸入を認めるという政府判断に抗議して、大々的なデモが行われた)。韓国人は感情的で血気盛んだと、からかうのは簡単なことだ。しかし権力者の言うことを大人しく唯々諾々と受け入れるのが普通とされるアジア地域において、民主主義に対する韓国人の熱意は簡単に真似できるものではない。韓国の民主主義はなにはともあれ、国民参加型の民主主義なのだ。

その一方で韓国は確かに、独裁政治の名残や腐敗の横行にいまだ悩まされている国でもある。そんな国の民主主義についてこうして結論するのは、脳天気すぎると言われるかもしれない。しかしそう思うなら、北朝鮮を見てみるといい。違いは一目瞭然だ。朝鮮戦争で南北が分断したとき、北朝鮮も韓国も、一人あたりの国民所得はアフリカ西部のガーナとほぼ同レベルだった。それが今や韓国の一人あたり国民所得はガーナの28倍、北朝鮮と比べればさらに差は開いているかもしれない。

金正日総書記は今週、またしても「核」という名の空砲をパンと鳴らしてみせて、おかげで韓国の危機感はさらに高まった。しかし悲しみと自責の念にかられている今この時でも、韓国の人々は立ち止まり、じっと振り返った方がいい。自分たちには自慢していいものがいくつかあるのだと、思い出した方がいい。
(翻訳・加藤祐子)



マスクの風景。 もう終わりだ。

2009-05-28 23:03:26 | Weblog



これは、数日前の夜の電車内で見かけた状景です。

マスクは基本的にヒトを拒否している。
このお二人の心情はわかりはしないが、
新型インフルに対する拒絶がなんとも社会まで
拒否しているようでやりきれない。
非科学的な感想だろうか。

イヤフォーンの人種をずいぶん見かけるが、
世の中を拒否しているようで不愉快に思っている。
左の若者はまさにダブルだ。