いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

休憩時間(ゴールデン・ウィーク の 緑)

2012-04-30 21:15:27 | Weblog





       緑もきれいだし、木陰も気持ちよい時間(時期)ですね。
       わかりやすく、1年でもっともいい時間(季節)です。
       ゴールデン・ウィークですので、この緑をお贈りします。



       この木々は桜です。
       画面右に道があります。
       この道・堤防道は舗装されていません。
       このちょっと先に馬券売り場が3、4年前に出来て、利用
       しております。
       なんで舗装されていないのか、とサイクルで行き来していて
       思いました。
       桜の木がある、300㍍というところでしょうか。



       養老孟司おじさん(失礼)の本で、
       今の子供たちは堅い、平板なアスファルト道を当然のように
       歩いている。道は堅かったり、柔らかかったり、水溜まりが
       あったりする。
       ところが、今は階段にはエスカレーターがあったりする。
       これは動物実験と同じじゃないのか、と書かれていました。



       わたくしも未舗装の道を知っています。
       そうか、この道がなぜ未舗装であるのか気がついたように
       思いました。
       桜の木がそこそこあって、その時期(時間)には
       楽しげに宴会が行なわれている。








       ここは横浜エリアです。
       ここを舗装道にすることは、おそらくカンタンでしょう。
       この管理者、課長さんか、部長さんか、
       今どき、すぐれものですよね。
       


       
       
              

ペレグリーノ の 『ダスト』 その2。 佳境に到る。

2012-04-29 19:42:58 | Weblog




   わたくしの読んでいるのは、このカバーがついたハードカバーで650頁以上
   あります。


   大統領と科学者たちのノートパッドでの会議は続いていきます。
   その要点を連ねます。


   カンブリア紀が終わったあとの短い歴史(5億年?)の中に大量絶滅が20回
   数えられるのだそうだ。


   ほぼ紀元前2億5千万年前(古生代ペルム紀と中生代三畳紀の境い目)の滅亡
   が最大。この時、地球上の生命がほぼ一掃され、つぎの恐竜の時代がひらけた
   というのだ。
   その約3千3百万年後(三畳紀とジュラ紀の境い目)の大滅亡。
   6千5百万年前(中生代白亜紀と新生代第3紀の境い目)に起った大滅亡、
   このときが恐竜絶滅であり、知られている。アルヴァレスが80年代に隕石
   による恐竜滅亡仮説を提唱している。
   そして、3千3百万年前(始新世末期)の大絶滅。


   この4回が大きなものであるという。
   これらの原因は、大陸内の海の干上がり、太陽活動の変動、隕石衝突の影響
   が考えられている。
   20回のうち9回に、巨大隕石が衝突した痕跡であるクレーターが認められる。



   さて、これらは3千3百万年ごとに起っていることがわかっている。
   なぜ、“3千3百万年にいちど”なのか。
   それに現在、2012年は“3千3百万年”の領域にはいっている。
   といっても百万年などというスケールの中での話しではある。


   マイクル・ランピーノという人が、数年前にこんな推測をする。
   「太陽系が銀河の塵物質の流れを通過することが、それらの現象の主要な
   原因ではないか」というものだ。
   太陽系が銀河の中心点を軸として一公転するのに、4億年かかり、
   地球が塵の通路を通過するのが、3千3百万年にいちどなのだという。
   通過する時は、(定期的な)隕石の落下・隕石による爆撃を受けることになる
   のである。
   新説も出てきている。
   隕石の爆撃だけでないさまざまな現象が起るのではないか、というものだ。
   さて。

   つづく。








   この絵は、最近の別のものです。
   北極海が通行可能が増えて、新たな緊張が生まれているとか。
   浮上したアメリカの攻撃型原潜です。
   これも 「温暖化による」(?) 地球の変化というものであろう。

   






[GOOD・4] 稲葉篤紀と宮本慎也(予定)の、2000本安打達成をよろこぶ。

2012-04-29 14:09:41 | Weblog

  またまた、スポーツ選手になりました。ダルビッシュも時間の問題でありますね。
  28日、稲葉篤紀・39歳が39人目の2000本安打を達成し、宮本慎也・41歳はあと6本と迫っています。










  稲葉篤紀選手の技量・キャラクターなどすべてが絶大のようであります。
  小笠原道大・巨人内野手と元ヒルマン監督の談話も載っていたが、絶賛です。
  宮本慎也選手は、コーチ兼任など監督候補生の立場にあるようですが、
  この前の北京五輪の日本代表で若手との距離感に少々問題が起っているとか、
  まあ、スポーツ紙の情報です。
  若手の求心力が低下ぎみとなるわけです。


  打撃の職人性とでもいう旨さは申し分ないんでしょう。
  日本人野球選手のひとつの在り方を感じさせます。
  それに、いい歳のとり方をしているなあと思いますね。
  いかがですか。


  つぎの2コマは、背景がオモシロイので取り上げました。
  1chだったと思います。映画の書き割りのようですね。
  これは写真のレイアウトでしょうが。














それでは、 ペレグリーノの『ダスト』 その1です。

2012-04-29 11:35:52 | Weblog








チャールズ・ペレグリーノ 『ダスト』 白石朗 訳 1998 ソニー・マガジンズ


アメリカの小さな街で、「埃・ダスト」と呼ばれるものが突如発生。それは、肉食の「埃」で、人間にも動物にも襲いかかる。
何千人もの死者を出したそれが、今までは無害でありふれたダニの、異常な大量発生
と食性の変化であるということが判明する。
だが、世界の崩壊が始まる。
古生物学者のリチャード・シンクレアらは、その原因が、あらゆる昆虫の一斉大量絶滅であることに気づく。


前半、三分の一ほどのところでその会議は行なわれる。ノートパッドでの会議(2001年の刊行だぜ)。
大統領と科学者、それも生物学者が主で、生物学者、古生物学者、昆虫学者、熱帯動物学者、生物物理学者といったメンバーである。


仮説をリチャード・シンクレアが説明します。
「昆虫や、サメやある種の両生類などの古生物グループが、個体数を減らすことや活動休止期にはいることで、“3千3百万年周期”にうまく適応し、非常にすくない個体数で隕石激突の危機をも巧みに乗り切っていた」
と。大統領も反応できない。



わけわからないでしょうね。順々にお話ししていこうと思います。
“3千3百万年周期”とはなんなんでしょうか。


「バイオ・サスペンス」、という言葉でかたずける方もいらっしゃるようですが、
読み切れていないな。
もちろんすべてをお話しすべきではありませんね。
科学者だけに披瀝されるお話しがたいへんに興味深い。その積み重ねがオモシロイし、興奮します。
(つづく)






セーシェルとインドの間に “シバ・クレーター”はある。

2012-04-28 16:43:59 | Weblog

   これは、チャールズ・ペレグリーノの『ダスト』のご報告ではありません。
   『ダスト』の関連で“恐竜絶滅”あたりを調べていたら、
   こういう記事を見つけました。



 「 恐竜絶滅の決定打はインドの隕石?」

 Ker Than for National Geographic News 2009.10.19.

 恐竜の絶滅の原因は、数十万年の間隔でメキシコとインド付近に落下した
 2個の巨大な隕石のダブルパンチだった可能性があることが最新の研究で
 指摘された。

 6500万年前に落下した直径10キロの隕石がメキシコのユカタン半島沿岸に
 落下して現在のチクシュルーブ・クレーターをつくる。
 さて、もうひとつのインドの方だが、
 チクシュルーブの隕石の約30万年後にインド西岸沖に衝突したという。

 この隕石の衝突によってインド洋の海底に直径500キロの窪みができたと
 チャタジー氏(テキサス工科大学の古生物学者)は考えており、同氏の
 研究チームは1996年からこの窪みの調査を行ってきた。
 研究チームはこの窪みを、ヒンズー教の破壊と再生の神の名にちなんで
 シバ・クレーターと名付けた。









   インドの隕石なんて知らなかった。
   知ってました。
   わたくしが知らないんだから、皆さんも知らないと当然理解しました。



 シバ隕石の衝突の衝撃はあまりに強力だったため、衝突した場所の地殻が
 蒸発し、それによってさらに高温のマントルが噴き上がり、このクレーター
 の高く盛り上がったのこぎり状の縁が形成されたとチャタジー氏は推定して
 いる。
 さらに、衝突の衝撃によってインド亜大陸の一部が欠けてアフリカの方向に
 移動を始め、現在のセーシェル諸島が形成されたと研究チームは考えている。

 「私たちの考えが正しければ、これは地球上で確認された最大のクレーター
 だ」とチャタジー氏は語る。

 また、現在のインド西部で当時既に発生していた火山の噴火活動もシバの隕石
 の衝撃によって促進された可能性があるとチャタジー氏は話している。
 これまでにも、現在デカントラップと呼ばれるインドの火山地帯から放出され
 た有毒ガスが、恐竜絶滅の決定的要因となったと推測する説もある。

 (2009年10月18日、オレゴン州ポートランドで開催中のアメリカ地質学会
  年次総会で発表された)



   メキシコ・ユカタン半島の“チクシュルーブ・クレーター”は
   ご存知ですよね。
   2009年10月のニュースですから、まだ2年半ほどですね。
   しかし、メキシコの方は直径10キロの隕石とされているが、
   このインドのものは直径40キロに及ぶ隕石だったと主張されて
   いる。
   この被害規模は単純な4倍どころではありませんね。
   「恐竜に実際にとどめを刺した」という表現もオーバー
   ではないでしょう。



   だが、チャールズ・ペレグリーノという科学者でもある彼の著作
   『ダスト』では、さらにそれはそれは遠大な仮説が飛び交います。
   おもしろい、それはおもしろいです。
   科学好きと、古代好き、恐竜などが好きな方には特に、です。
   この“シバ・クレーター”は、前フリですね。
   

    




休憩時間(講演会の壁面)

2012-04-27 21:58:16 | Weblog





       ほら、あるでしょう。
       人の話を聞いているときに、
       壁とか、天井とか、足元・床面が妙に気になる、そういう絵です。
       今月のギャラリーにするか、迷っています。





また、キャメロンさんの登場だ。

2012-04-27 21:24:47 | Weblog




         “レアメタル採掘計画”というものだ。
         地球の近くにある小惑星に無人宇宙船を送り込み、希少金属を
         採掘して地球に持ち帰るという計画である。
         米国のベンチャー企業プラネタリーリソーシズが24日発表した。
         このリソーシズ社はグーグルが出資している。
         ジェームズ・キャメロン監督はアドバイザーとして参加すると
         いうことなんだそうです。
         新聞写真は、小さな小惑星を丸呑みして、持ち帰るといった
         ところらしいです。
         ま、よく考えますね。



         “宇宙鉱山は 地球を救うか”というのが、その見出しだ。
         キャメロン監督の好奇心、関心の傾向がそれと知れます。
         が、彼にはわるいけれども、
         今、チャールズ・ペレグリーノさんに向いている。
         キャメロンさんの企画仲間というところらしい。
         1998年11月30日初版の、彼の『ダスト』に没頭しています。
         それは、キャメロンの原爆をテーマにする映画の原作を書いた
         彼を知りたかったから、たどり着いた著作です。
         そのホン・原作が出版中止になったという、その後の経緯は
         知りません。



         松岡正剛氏が“千夜千冊”の第四百二夜に『ダスト』を扱って
         います。
         2001年10月19日でありました。
         現在、半分にさしかかっています。
         ご報告しますよ。








休憩時間(空き地)

2012-04-24 21:11:57 | Weblog





          “空き地”という言葉が好きです。

          どんな手入れがなされているのかわかりません。
          おそらくされてないケースが多いのでしょうが、
          ここにも、春からはじまる生命の復活(はないか)、
          毎年くり返される生命の躍動を感じます。






相模原には、その昔、士官学校がありました。 効外都市“相模原”その5

2012-04-23 09:52:14 | Weblog





       昭和11年6月、このあたりは陸軍に買収される。提示された条件は、
       (ア)天皇の行幸を仰ぐに便なること。(イ)富士山を眺めうること
       (これは叶わなかったが)。(ウ)用水その他生活に必要なものが
       十分であること。(エ)予算275万円をを限度とすること。 
       であったそうだ。
       相模原は、東京に近く、神奈川県北部の相模野台地上にあって起伏の
       ほとんどない平坦地であり、しかも土地価格が安価で、広大な土地で
       あった。
       軍人の養成機関、生産施設、医療施設などをつくる構想で、
       陸士・陸軍士官学校並びに同練兵場が、その柱だったようである。


       陸軍士官学校は、昭和12年9月に市ヶ谷から移ってくる。








       まあ、こんな顔つきのムードになっていったのでありましょうか。








       昭和12年12月20日、第50期生の卒業式に行幸された
       天皇陛下は、陸士所在地を「相武台」と命名される。
       写真が、その記念碑です。


       ここに、相模原の歴史がはじまり、敗戦後のアメリカ(一応、
       連合軍だが)“座間キャンプ”へとつながっていく。







       これは、天皇陛下のためにつくられた待避壕です。
       天井の厚さ、1.6㍍もあるとか。
       使用されたことはないと思われます。







       これは、キャンプ内で見かけた鳥居。
       他にも保存・管理される神社あとの鳥居があった。
       「相武台」の記念碑もそうだが、歴史の浅い米国人はこうした
       ものに想像以上に気を遣っている、大切にしているように
       思われました。


       昭和11年当時、座間・新磯・大野・麻溝の町村長が陸軍に
       呼ばれたとあります。
       以来、雑木林がきれいに管理されてきたという印象をもつ
       “相模原”一帯ですね。












       自衛隊広報のサトウさん。
       相模女子大の女子大生。
       “はやぶさ”の模型と研究施設。
       座間キャンプと米軍住宅などの広大な土地と施設。
       その他。


       効外都市“相模原”の歴史と現在です。

       これをどう、みますか。
       少なくとも、田中角栄論理で出来上がった都市ではありませんね。






時間というのがメチャメチャになってしまった。 (記事ではありません)

2012-04-22 19:51:10 | Weblog


   ご覧いただいている皆さんへのご連絡です。


   「効外都市・相模原 その4」は、適正な“4月22日”と表示されています。
   その手前には「落合 博満(57)の顔」というものが載っていて、2月21日と
   なっていますが、これは去年の11月に書いたものです。
   “時刻表示”がメチャメチャになってしまいました。


   問題は、2012年2月21日以降、4月22日以前の掲載記事が、どこかに
   行ってしまいました。
   実は、ことしの4月22日以降の“未来”にあります。










   でもいいですよね(こういうしかない)。
   そんな厳密なものではありませんし、時間があっちに行ったり、戻ったりと
   ゴチャゴチャになって、複雑に構成が錯綜する、本格的な、しゃれた、
   現代的な、超現代的な小説風になるんじゃないか、と。


   いいわけ致しますと、
   半年ほど前に、表示が変わってしまい、わたくしには訂正できず、
   そのまま続けてしまいました。
   表示は最初、3ヶ月ほど、きのうまでは6ヶ月ほど先を示していました。
   年度変わりの時、なんとかしてみましたが、適正にすると“過去”の中に
   掲載されて、見られません。
   またまた継続し、きのうなぜか、たまたま現在表示に成功しました。


   ご迷惑おかけ致します。
   手前の方、“過去”が見やすいよう努力いたします。
   未来にある“過去の記載”にわたくしはアクセスすることが
   できますから。