いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

「ビニール傘」を哲学する。J-wave風に。

2009-09-28 11:15:27 | Weblog

「マイ傘」増えてます、という記事がありました。
ようやっと年数を経て、ちょっと違うかなと気づいたのだろうか。

ビニール傘の出現はどのくらい前だったのだろうか。
30年くらい前か。ここが実は重要だと思うのだが、はっきりとわからない。
それにしても、腹が立つ。
モノに対する価値観が喪失したこれは出来事だったんじゃないのかと
思うからだ。
街のあちこちでうち捨てられたビニール傘を見かけるようになる。
平気で忘れる。否、捨ててくるのだ。
モノに対する敬意がなくなり、安易な価値観が生まれた瞬間がこれだった。
「使い捨て」というモノに対する敬意の喪失が始まったのだ。
使い捨ては「ライター」くらいでよい。
「もったいない」だ。

コンビニという気味の悪い文化などとおそらく一致しているように
思う。
過剰な便利さの追求と異常な周到さの結果のひとつだ。
モノをより安くする、この努力は必要だが、
このジャンルで適用されたのは明らかに間違いだったと思う。
傘というものに「使い捨て」を導入した発想が許せない。
コスト的に可能だったのだろうが、それはおそらく膨大なゴミの山を
生み出しただけでなく、モノへの人の気持ちまでも台無しにしてしまった。

「ヨーロッパでは、永らく傘は贅沢品であり、富と権力の象徴だったそうで、
遺言書に傘を誰が継ぐのか、を書くこともあったとか。
材料費が安く、比較的安価に手に入った和傘の日本人と比べて
傘に対する見方が違っていた。
日本でコンビニエンスストア等で売られている安物のビニール傘を見て驚く
ヨーロッパ人がいるそうである」。

「透明なビニールだから、前方に傾けても視界が遮られない。
この安全性で子供に持たせたり、
ヤクルトスワローズが得点した時、青や緑・ピンクの傘を広げて東京音頭を
合唱する」、このくらいでことは十分だと思う。


フォトは、練習試合の帰りらしい女子中学生の集団。





9月のギャラリー・下期

2009-09-24 01:45:48 | Weblog



このような出遭いがあります。
すべてが人工的に
思われるでしょうが、
すべてリアルです。

中級河川の引込み線みたいな所に
斜めの太陽光が差し込んでいました。

ただ、引込み線の入り口に
アオサギがたたずんでいました。
鯉たちは逃げ込んだのか。
しかし、この大きい鯉たちを
彼(彼女)はどうできるのでしょうか。






かくして、朝青龍は揺るぎない“ヒール”と化した。

2009-09-22 23:36:34 | Weblog



白鵬が揺るぎない“ベビーフェイス”になったから、朝青龍は完璧な“ヒール”
となった。
プロレスの用語だが、ベビーフェイスは「善玉、正統派」であり、ヒールは
「悪役、悪玉、悪党、敵役、武闘派」だ。
場所の途中で言うのは、危険もあるが、中継を見るたびにますます納得して
しまう。

一人横綱だった時代の朝青龍は不運というほかない。
日本的文化に適合できない外国人に過ぎなかったからだ。
が、それよりも「格闘技」を「喧嘩」レベルのままで、それを乗り越えられない
キャラ、性格傾向が彼の問題で、おそらく限界なのだと思う。
仕切りでの威嚇、時間一杯でのアクション、TVカメラへの挑発の表情、
極めつけは、勝負ありの最後のダメ押しだ。突き出す、叩きつける、そして、
死んだかどうか、確かめる目線だ。これには特に参る。

それにしても、モンゴルとは見た目なんと日本人的なんだろう。
今、何人いるのかだが、彼だけ外人に思える。
最強だった「一人横綱」時代が悪く作用しているのだろうか。
しかし、もはや彼は「一人」ではない。
これからは相対的になる。否応なく比較されてしまう。
きょうの“ヒール”はどうだった。
となるのだろう。






散歩者。

2009-09-21 00:54:52 | Weblog


色物のTシャツの散歩者です。

理不尽といいたいほどに繁茂した夏草の
脇を、几帳面に歩いていました。
散歩にユニフォームはありませんが、
ひっかかりました。
アンバランスなのです。
肩もかなりアンバランスです。



“任侠ヘルパー”(フジテレビ)が面白かった。

2009-09-20 07:36:07 | Weblog


任侠ヘルパー(フジテレビ)が面白い。面白かった。
介護にヤクザを入れるという、いかにもと思われるフジテレビ的な
アイディアは成功した、と思う。
問題をわかりやすく対立軸に集約して、感情の問題として訴える。
介護を担当する人々の資質。
介護をどこまで合理化できるのか。
行政の考え方とその限界。
自分の問題としての表現。
などなど。
これはまさに8チャンネルの得意技だ。

役者を揃える。
草くんがいい。このところなんともいい。
あのハプニングはなんだったんだろうか。
ジャニーズという枠の限界を越えていると思う。
黒木メイサもいい。
大杉連もなかなかだ。
あの子役がまたいいのだ。
「エコカー減税」のあの子だ。