いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

深夜に出会った、“ 西田哲学 ” でした。

2013-01-31 16:55:32 | Weblog

   この眼鏡おぼえています。
   西田幾多郎氏の著作に触れたことはおそらくないと思うけど。
   若い、悩み多き頃にどうだったか憶えておりませんので、こんな表現になります。
   「善の研究」も読んだことはないだろうと思う。

   ちょっと著作を調べてみましたが、ま、よく理解できませんでした。













   なんで、福岡伸一先生が朗読しているのか、これもよくわかりません。
   生物学者で、専攻は分子生物学となっています。
   2007年のベストセラー「生物と無生物のあいだ」(65万部を超える)は憶えています。
   ついでですが、福岡先生の独特の風貌を、友人の小黒一三さんに「世に二人といない不思議な顔」と
   評されているんだとか。確かに、1回見たら忘れない顔ですね。
   こういう方に教えられると、内容も忘れないんじゃないかな。
   なにを云ってるのだ。





   たまには、よろしいんじゃないですか。
   “考えよう”とする時間。
   姿勢かな。






ジェームス ・ キャメロン監督の “ スーパープレゼンテーション ”。

2013-01-29 23:07:38 | Weblog



     これは、28日の深夜に放送されました。
     キャメロン監督がなにをメッセージするのか。
     わたくしには“あのこと”に触れないか、という期待があったのですが、
     空振りでした。
     それは、次々回くらいに予定されているという、
     “原爆”をテーマにする映画のことでした。





     幼いころ、なにに興味を持ったのか。科学オタクであったこと。





     テレビでやっていたジャック・クストーの特番で、
     地球上に別世界があることを教えられ興奮した、ということ。












     冒頭の画面で触れた、“CG”のことではつぎのようなメッセージをしています。
     「その時我々はCG技術を使ってみたんですよ。
     私はとても興奮しCGが映画界に浸透するべきだと思い-
     映画制作が新時代に突入するということでした。
     これでVFXの限界に挑んでやろうと思ったんです」と。





     キャメロン監督のメッセージは、このあたりが核なのでありましょう。

     「まず好奇心に勝るものはないということ。
     それから想像が現実になることもあるということ。
     ひるまず冒険しなさい。
     革新的な試みにはリスクが付き物で それは負うべきリスクです。
     失敗はアリで 恐れるのはナシです」と。





     といったところでした。
     あくなき好奇心。
     果敢な挑戦のマインド。
     などというと陳腐ですが、なんといっても“激しい”ですね。やっぱり。






福士加代子さん 「スコンとやられて、何もできなかった」、 27日の大阪国際女子マラソン。

2013-01-29 18:53:26 | Weblog
                (紙面からの取材です)


   福士 加代子さんと渋井 陽子さんのふたり、ご存知ですか。
   てっきり関西出身だと思っていましたが、
   青森県出身(大相撲の高見盛・降分親方が同郷の先輩でもある)と栃木県黒磯市
   (現・那須塩原市)出身でありました。
   ふたりのキャラがそう思わせたわけです。
   明るい、いうことが面白い、愉しい、ということですね。
   日本人が好きなマラソンはどうも、“禅僧”のような一途さを要求している節が
   あるけれども、明るいキャラでもいいですよね。
   そんなふたりだと思ってしまっている。

   27日の大阪国際女子マラソンでは、こんなことがあった。わたくしも見ていました。


「二人がいたから精神的に安定した」
レース序盤から、爆走娘・福士さんの大らかさが炸裂した。 最初の給水ポイント(5キロ)で、
自分のスペシャルドリンクが置いてあるテーブルの番号を忘れてしまう。 「あれっ、私って何番だっけ???」
気が付いたときにはもう遅かった。自分のボトルは、後方のテーブルに置かれたまま……。
しかし、ここで彼女の人懐っこい人柄が助け舟を呼ぶ。並走していた先輩ランナーの渋井陽子選手が
「水だよ」と自分のボトルを手渡してくれる。これを口にした福士さんは、人のドリンクとはいえ
5キロで無事に給水を果たす。この後、すぐそばにいた小崎まり選手からも「私の給水いる?」と
声をかけられた。 これにはさすがの福士さんも「すごく助けられた。二人がいたから精神的に安定した」
と感謝しきりだった。




   こちらが渋井さんです。




   よく知っているわけではありませんが、
   ふたりは1万㍍でよくお見かけしているのであって、中距離ランナーであり
   現在、“フル・マラソン”に挑戦中であるという理解です。

   タイトルの「スコン!」は、こういうことでした。


福士慎重さが裏目、終盤に失速 大阪国際女子マラソン
迫り来る黒い影。それに福士が気付いたときに、力は残っていなかった。30キロ以降続いた一人旅は、
ゴール目前で終わりを迎える。残り900メートル、ガメラシュミルコに一気にかわされた。
「スコンとやられて、何もできなかった」。優勝がスルリと逃げた。
過去2度の大阪はいずれも30キロ以降に大失速。その失敗を糧に臨んだ。
終盤にエネルギー切れを起こさないため、食事の量を増やした。遅いペースでもストレスを
感じないようにコンパクトな走りに変えた。
永山監督いわく「石橋をたたいて渡る」ほどの慎重さで、調整をしてきた。
ただ、レースでも慎重だったことが裏目に。5キロ17分のペースメーカーの設定は
決して速くないが、過去2度の「トラウマ」から、30キロ手前まで抜け出さなかった。
独走になってからも、もっとペースアップしてよかった。
結局、ガメラシュミルコの射程内から逃れることができないうちに、走りが重くなった。


   ということだったんですね。
   
   このところ、マラソンのスターが不在です。
   このふたりに期待することになりますね。
   30歳と33歳、まだ間に合うか。





看板シリーズ ・ 1 (焼鳥屋さん)

2013-01-27 18:39:37 | Weblog



       ふつう“食べ物屋さん”であれば、おいしそうなシズルを追求する
       のが、順当だと思います。
       その裏をかかれた、と思うのですが、いかが!


       デフレに刃向かった知恵とほめるのが、いいのかな。
       “ジャンボ”と“国産”と、“TORIKIZOKU KANAGAWA”の“神奈川”が
       “300円”ほどを支えているのかな。
       “280円”といっても税込み294だから、約300円ですよね。
       これは、よくある手です。


       入ったことはありません。
       「看板シリーズ」はありかな。






何度目の “ エイリアン 2 ” だろうか。

2013-01-25 14:01:51 | Weblog







1人生き残った少女ニュート、レベッカ・ジョーダン(キャリー・ヘン)とエレン・リプリー(シガニー・ウィーバー)。
ニュートとはイモリを意味するあだ名で、本名がレベッカなんだそうです。


何度目の “ エイリアン 2 ” だろうか。
1986年の公開だから、26年もの間に何回観たか知れない。
久々に6chで23日に観た。





女性漫画家が “ エイリアン 2 ”を見ると元気が出る、と言っていた。
落ち込んだりした時に見るのだそうだ。
わかる。わかる。で、ある。
ハリウッド映画をはじめとして、映画が元気であった時期でもありました。
シリーズの2作目はむずかしいというのに、ジェームズ・キャメロン監督はさすがと
言うべきでしょうね。
第1作目のキャッチコピーが、『宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない』。
この2作目は、「This time it's war.(今度は戦争だ)」というもの。
リドリー・スコット監督の1作目も大ファンであり、入れ込んでいるのですが、
そう、たて続けに見るタイプではないかも知れない。

が、この2作目はくり返し見える。と云っていいと思う。


植民地海兵隊が窮地に陥いった時、APC・装甲兵員輸送車のハンドル(?)をリプリーが握り、救助へと突進する。リプリーが戦闘モードに入った瞬間だ。
が、今回わたくしがテレビ取材した映像は、人間ばかりになっている。
なぜか。





撤退の準備が整った時、少女ニュートがエイリアンにさらわれる。
大爆発の限定された時間の中で、リプリーはひとり救助に向かう。
もう、リプリーしか残っていないのだ。





ニュートを助けたリプリーは、ここでエイリアンのクイーンと出会う。







ここが、頂点である。

ビショップ(ランス・ヘンリクセン)(医療従事用アンドロイド)が操縦する惑星降下船にたどりつくのだが、
エイリアンのクイーンが出現する。







ストーリーを追うつもりはなかったのですが、ここまで来てしまいました。
細部まですべて知っている(!)ので、人の表情に目が行っていたようです。
かなりカットされていることも、まぁ、ありなんでしょう。
最近書いたことですが、アクション・暴力シーンに興味が急激に失くなって
きているようなんですね。
この時期には、アクション・暴力の正当性がわかりやすかったと思うのですが、
そのあとは、段々とショウもない状況になってしまった。
と、しみじみ思うのです。

しかし、このストーリー展開はたいへんよく出来ている。
こんな一文も見つけました。

   シガニー・ウィーバーが銃規制法の賛同者であることから本作でリプリーが銃器を使用する点に
   関して「とても難しい決断だった」と本人は語っている。






長期の宇宙航行のための冷凍睡眠装置に、眠る。
これだけ、少女ニュートとリプリーの絵を重ねると、女性論的なアプローチも
浮びますが、そっちには触れません。





“ 川の出来事 ” 放課後のことです。

2013-01-24 18:09:43 | Weblog






「川にボールが落ちゃった」。

体育のジャージーから考えると、この橋から400㍍くらいの中学校の生徒で
しょう。
女の子ふたり。
探しては、なにか投げている。
バレーボールだろうか。でも、どうもなりそうにない。






対岸にもふたり居ました。
女の子の肩では、どうにもなりそうにないな。







「ねぇ、どうする?」
「あたし、もう帰りたいな!」
「 … ねぇ、あのボールいくらするのかな?」
「あんた、なに考えてんの!」


などと、言っていたかどうかは知りません。
前にも1度、こういうシーンに出会いました。
小学生の男子でしたが、同じことをしていました。

結局、どうなったのか。
わかりません。
今回も、その前回も、最後まで見ていません。

あんたなら、どうした。






「 地球が静止する日 」 2008年公開は 1951年公開の同名のリメイク作品でした。 

2013-01-23 18:49:44 | Weblog

キアヌ・リーブスという俳優(スターというべきか)は、奇妙な存在だ。







「マトリックス」が極めつきであろう。弾丸をかわすカットが有名だが、抽象性の強い概念的な存在(?)をやれる俳優はほとんどいないと思う。この映画でも“神”みたいなエイリアンである。彼は、クラトゥと名乗り、地球を人間たちから助けに来たというのだ。

映画では、彼より先発した“神”と意見を交わす。「地球人は破壊的でどうしようもない」排除すべきだと先発の男・“神”はいうのだ。その“神”は柔和な、中国人の老人なんですね。クラトゥが一緒に帰ろうというと、老人は「いや、私はここに残る」、家族がいるからと柔和な表情のまま答えるのです。(残念ながら、映像なしです)

このシーンで、なにかおかしい、なにかがちがう。とピーンときたのです。キアヌさんがテーマではありません。





今までのハリウッド映画と違う。アメリカの大統領は避難していて、出てこない。国防長官が指揮をする。レジーナ・ジャクソン国防長官は、キャシー・ベイツおばさまです。ファンなんだなあ。

軍隊の指揮官は、このおじさん。攻撃が効果ないと知ると、脇の女性兵士に「なにかアイディアあるか」なんて云ったりする。





地球攻撃は、巨大なゴートが大量の虫のようなものに変わり、あらゆる物を溶かしてゆく。これも珍しい。「ダスト」なんか読んでいる人がいるかも。

こんな車の走行カットもちがう。美しい。





当然、監督を調べたのですが、ほとんどデータがない。スコット・デリクソン監督。





スコット・デリクソン監督。
彼は、1951年の前作に敬意をはらったのだろうか。
前作には、監督ロバート・ワイズ、主演マイケル・レニイとある。

   1951年版には冷戦や核戦争といった時代的背景が示されていた。今回のリメイクにおいては自然との対立と
   いう視点も加えられている。

テーマの純粋性を素直に進行させたということなのか。
重い演出をなにか意図的に避けたりしたのか。





ヘレン・ベンソン(ジェニファー・コネリー)、プリンストン大学の地球外生物学者と、1年前に他界した夫の連れ子、ジェイコブ・ベンソン(ジェイデン・スミス)。
このふたりがクラトゥを説得して、冒頭の2つのカットになります。

クラトゥ(キアヌ・リーブス)は、破壊を阻止して自らも消滅していったようですね。
でも、“神”ですから。

51年版、観たいものです。





“神”たちの帰還。





このところ 気になった アスリートたち。その2。

2013-01-23 02:01:08 | Weblog




高梨 沙羅(たかなし さら)さん。
1996年10月8日生まれですから、16歳。
“天才少女”ですね。






羽生 結弦(はにゅう ゆづる)くん。
1994年12月7日生まれの18歳。
持って生まれた“天分”ですよね。


女子スキージャンプと男子フィギュアスケートに出現した期待の彗星です。
前回の「クルム伊達公子さん」と「雅山関」と並べてみて、
ここで気がつきました。
お若いふたりの肉体です。
体力いっぱいとは異なるし、大きくもなく、スリムです。


この違いはなんなんだろう。
歳をとると、肉体的な体力などが整ってくるということなのか。
それもなくはない。
この若者ふたりには、
敏捷性、ムチのようなしなやかさ、などの言葉がふさわしいのですが、やはり、
“天分”“天性”などの言葉が必要になってくるのか。
そのジャンルが要求するものの違いのせいなのか。
あるかも知れない。

まあ、このくらいにしましょう。
4人をチョイスして、並べて、気がついて、考えたわけです。
みんな、いいキャラクターがありますよね。愉しみ。





このところ 気になった アスリートたち。

2013-01-22 22:26:32 | Weblog




クルム伊達公子さん。
1970年9月28日生まれですから、42歳でいらっしゃる。
頼もしい限りだ。
嬉しくなります。






雅山関。
雅山哲士(みやびやま てつし)、1977年(昭和52年)生まれ。35歳。
凋落の姿を云々するつもりはありませんが、
自然と、ドラマを感じさせるキャラクターがありますね。

21日、本場所9日目でした。

     「きょうは出ることだけ考えた。うれしい。稽古もしていたし、まさかこんな展開になるとは。
     勝った瞬間の拍手も大きく、温かかった」。
     立ち合いで頭から当たると激しい突っ張りを何度も見舞った。玉鷲をうまく引き寄せた
     ところで、タイミング良く引き落とし。思わず、感極まった。
     琴勇輝に力水をつけるときには、大粒の涙が頬を伝った。
     東の花道が涙でかすんだ。雅山が9日目にして玉鷲から初日。万雷の拍手に35歳の
     元大関が男泣きだ。 
     「相撲でこんなに号泣するのは2回目。大関から落ちて復活した春場所以来かな」。
     スポーツ紙より。


十両陥落が間違いない状況である。
わたくしは残念ながら、この生中継を見れていません。
そういうことであっても、ドラマを愉しみたい気分なんですね。
(ごめんなさいね)
相撲取りに“アスリート”はなんだか似合わないな。

つづく。