米国チームの選手たちがどんなレベルだったのか。そんな疑問も出てしまう
のだが、75年目の米国からの勝利・この歴史的快挙を祝おうと思う。
そして、因縁の5度目の韓国との決勝戦勝利を心から喜ぶ。
イチロー(35)の不調は誰の目にも明らかであった。それは衰えなのか、
しかし、役者ぶりは健在だった。決勝戦、同点後の2点タイムリーと、チーム
内唯一のスポークスマンぶりだ。「負けたという事実に腹が立つ。自分にも
腹が立つ」「3連敗はできません。これはプライドの問題です」これは韓国戦
の時。「特に感動などありません」これは米国に勝ったあと。優勝の時は
「ちょっとひとつの壁を越えた気がしました」2点タイムリーの時の心境。
「ほぼ折れかけた心をつなぎ支えてくれた」不調時の仲間たちのことを言う。
「想像以上の苦しさ、つらさ、痛覚では感じない痛みを体験しました」と全体
を振り返って。
次世代の成長も感じられた。中島(26)、青木(27)、村田(28・途中負傷
リタイア)、内川(26)、川崎(27)、岩隈(27)、松坂(28)、などなど
である。
ダルビッシュ(22)、涌井(22)、田中・マーくん(20)、
となんとも頼もしい。
ベテラン組は、ノムさんのボヤキの餌食となった城島(32)、要所でチーム
・バッティングの小笠原(35)、相変わらずの職人芸・稲葉(36・最年長)、
というところか。
「サムライ・ジャパン」という呼びかたがいつ始まったのか。ご存知か。
昨年11月12日,日本プロ野球組織(NPB)の加藤良三コミッショナーが、
原監督の就任会見で、日本代表の正式な愛称を「SAMURAI・JAPA
N」に決定したと発表している。代表呼称は、前回大会は『王ジャパン』、
8月に行われた北京五輪では『星野ジャパン』と呼ばれていたが、監督名が
つく名称はおかしいとの声が出ていて、原監督も、監督が注目されるべきで
はないという意見で「今のジャパンを象徴する素晴らしい名前。気に入って
います」と話している。
原監督、やるじゃないか。と今更ながら思った。
時々映る王さんの顔もよかった。
久々のGOOD・GOOD・GOODNEWSです。
ココロを素直にしてくれた。これは、ありがとうです。