いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

漫画「 寄生獣 」 知ってました??  知らなかった !!   11.30.

2013-11-30 18:33:29 | Weblog


     こういう記事を見つけました。


   漫画「寄生獣」が、山崎貴監督により実写映画化される。

   漫画「寄生獣」が実写映画化。アニメ化も進行中。 2013年11月21日 18時40分 更新
   岩明均さんの漫画「寄生獣」の実写映画化が決定。第1部は来年12月、第2部は2015年に公開予定だ。
   「ALWAYS三丁目の夕日」の山崎貴監督がメガホンを取り、脚本は山崎監督と「リーガル・ハイ」
   の古沢良太さんが担当する。主人公の泉新一は染谷将太さん、ヒロインの村野里美役は
   橋本愛さんが、そして“パラサイト教師”の田宮良子役は深津絵里さんが演じる。

   
   


     ハリウッドも目につけていたという。不成立だが。
     1988年に発表されているのだから、25年ほども経っている。
     その人気衰えていず、累計部数1000万部となっていると。
     わたくし知らない。エエーッ!



     


     とりあえず、こんな絵を見つけた。
   
   『寄生獣』は、岩明均によるSF漫画作品。講談社・モーニングオープン増刊にF号(1988年)から
   H号(1989年)、月刊アフタヌーンに1990年1月号から1995年2月号にかけて連載された。

     こんな絵も見つけた。

     




     なんだこれ! と思ったが、まず、見てみることにする。
     この絵は、アフタヌーンKCの1巻目に使われたらしい。
     しかし、このヴィジュアルはなんなんだろうか。趣味が悪いとヤダなあ。


   アフタヌーンKCより全10巻のコミックが発行され、累計部数は1000万部となった。
   2003年には完全版全8巻がアフタヌーンKCDXで新しく発売されている。

     わたくしは、“完全版”の1巻目と、「ヒストリエ」の1巻目を購入いたしました。



     
     
     このあたりは岩明 均(いわあき ひとし)さんの初期の作品
     のようです。



     岩明 均(1960年 - )53歳。東京都出身。1985年:『ゴミの海』がちばてつや賞に入選しデビュー。
     風子のいる店(1985年 - 1988年) 骨の音(1990年) 寄生獣(1988年 - 1995年)
     七夕の国(1996年 - 1999年) 雪の峠(1999年)・剣の舞(2000年) ヘウレーカ
     (2001年 - 2002年) ヒストリエ(2003年 - )
     というところで、かなり、寡作でいらっしゃるようです。


     “つづく”
     これは、すぐ書きます。はい。




     
 

宇宙人気の深化。 『ゼロ・グラビティ』がスゴイらしい。 んっ、マイケル・ジャクソン!? 11.29.

2013-11-29 00:04:50 | Weblog

     キッカケはこんな記事でした。
     「宇宙人気が映す米国人気質の変化」松浦肇氏・SANKEI EXPRESSというものです。
     アメリカの宇宙開発・プロジェクトと時代変化との関係を分析していてたいへん
     オモシロいものでした。


     それはともかく、映画『ゼロ・グラビティ』(Gravity)(アルフォンソ・キュアロン監督、2013年)
     のことです。今、スゴイらしいのです。



     
     



     わたくしがこの映画を知ったのは、1ヶ月以上前だったと思いますが、ラジオからでした。
     若いカンジの映画評論家がまくし立てていました。
     宇宙の空気がない、真空、音がない、重力がない、などを初めて表現していると。
     映画では、音がない表現として宇宙飛行士の心臓音、呼吸音、で表わしていたそうで
     閉塞感、孤独感、が延々とつづく90分間らしいのです。
     その中で、宇宙に放り出されるという映画です。ゾーッです。



     
     



     閉所恐怖症で高所恐怖症のわたくしには、想像を超えますね。

   『ゼロ・グラビティ』(Gravity)は、アルフォンソ・キュアロン監督による2013年の
   SF・ヒューマン・サスペンス映画である。
   本作は2013年8月28日に第70回ヴェネツィア国際映画祭のオープニング作品として上映された。
   観客、批評家双方から演技・演出・脚本・映像美といった作品のあらゆる面を称賛された。
   特に、サンドラ・ブロックの演技は高く評価されている。映画批評家レビュー集積サイト
   Rotten Tomatoesでは、2013年10月7日現在、217件のレビューがあり、批評家支持率は98%、
   平均点は10点満点で9.1点となっている。Metacriticには、48件のレビューがあり加重平均値は
   96/100となっている。


     ということです。
     「SF・ヒューマン・サスペンス映画」と決めつけるところもスゴイ。



     
     



     どう切り抜けるかは、見なければわかりません。

   映画監督のクエンティン・タランティーノは本作を2013年度の映画トップ10に選出した。
   スティーヴン・スピルバーグは「言葉が出なかったよ。君たち、一体何をやってたんだ?」と
   ジョージ・クルーニーにコメントし、ジェームズ・キャメロンは「これは史上最も優れた
   宇宙の映像美で創り上げた、史上最高のスペース・エンターテイメント」、「キュアロンと
   サンドラは、無重力空間で生き延びるため闘う女性の姿を完璧に創り上げた」と語っている。
   アポロ11号の乗組員であったバズ・オルドリンは本作の描写が現実の宇宙空間にかなり近いもの
   であることを認めたうえで、称賛している。
   第86回アカデミー賞において、アルフォンソ・キュアロンの監督賞、サンドラ・ブロックの主演女優賞、
   エマニュエル・ルベツキの撮影賞へのノミネートに大きな期待がかかっている。
   2013年に開催されたハリウッド映画祭で、本作の演技によってサンドラ・ブロックが主演女優賞を
   受賞した。


     という現在の状況です。


     



     スゴそうです。
     が、ネットで検索したら、マイケル・ジャクソンの『ゼロ・グラビティ』が出てくる。
     グラビティとは“重力”ということなんですね。


     

     これが、マイケル・ジャクソンの『ゼロ・グラビティ』です。
     ムーン・ウォークといい、マイケルは進んでいたんですね。
     見直してしまった。
     これは、靴を杭みたいなものにかけてやっているそうです。
     杭に靴をかける時は、暗くしたり、ほかに注意をそらしたりして
     やっていたとか。
     マイケルも、やっぱりスゴイ。





     

『 小泉純一郎を“ 原発ゼロ特命大臣 ”に!』 とまで。 11.26.

2013-11-26 18:21:17 | Weblog

     『小泉純一郎を「原発ゼロ特命大臣」に! わき上がる待望論』。
     きのうの週刊現代の中刷りです。
     きょう、手にしてみると『わき上がる待望論』の右隣りに【全国民必読】とあります。
     この手の媒体にしては、かなり踏み込んでいますね。
     『自民党はふたつに割れるべし』『原発ゼロ派×原発推進派 自民党議員「分裂」リスト』と
     表紙にズラズラと並んでいる。
     わたくしとしては小気味よいほどの展開でありましたよ。


     
     このケバケバしさはどうかな。

     
          


     この11月12日の日本記者クラブでの小泉純一郎さんです。
     引退から7年、71歳。目のまわりに”劇場”の主宰者で主役だった激務の疲労を感じさせますね。

     8月26日、毎日新聞のコラムで取り上げられてはじまりました。
     山田孝男氏(毎日新聞専門編集委員)が8月26日付けの同紙、政治コラム「風知草」で
     取り上げたわけですが、その経緯は、文藝春秋十二月号に詳しく同氏が書いています。
     8月26日のその毎日コラム。講演が3回ほど。読売に反論。そうして、11月12日の日本記者クラブ
     での記者会見(本人は講演だと言ったとか)と経緯しています。
     その後は、文藝春秋十二月号、そうして、今回の週刊現代十二月七日号というところか。


     
     


     
     山田孝男氏は、小泉純一郎氏が脱原発に共鳴していることは、6月以前から知っていたそうです。
     大震災で脱原発に目覚めた、ということでありましょうが、なぜ、震災から二年半後なのか。
     8月7日から一週間、「オンカロ」(フィンランドの核廃棄物最終処分場)の視察に出かけます。
     なんと重電各社(原発部門を擁する三菱重工業、東芝、日立製作所)の幹部などを誘った
     視察だったそうであります。
     これが、やはり強力な引き金になったのだろう。
     山田氏が取材申し込みをすると、なんと8月23日に実現したという。
     元首相は2006年秋に退いてから、マスコミの取材を受けていない。ゆえに独占インタビュー
     などの形は避け、コラムにまとめたのだそうです。



     
     

     



     「対案を出すことなくして“原発ゼロ”を主張しても(略)ワーワー言うだけで
     中身のない山本太郎氏と同じです」(18日、SANKEI EXPRESS 週刊誌ウォツチング・花田紀凱)     
     これは、深谷隆司元通産大臣の発言だそうです。深谷氏は小泉元総理と同期だとか。
     “なんとかのひとつ覚え”というのか、この論理ばかりなんですね。
     「実現のための具体的な方策を示すべきだ」。これは10日掲載の産経・FNNの
     世論調査の中にある言葉。
     メディアがつくり上げた言葉・論理なんですね。それをそのまま使っている。
     困ったものです。

     この世論調査では、小泉純一郎元首相の「原発即時ゼロ」の主張を「支持する」が57.0%、
     「支持しない」が35.1%でした。
     



     

“ 生・内田樹 (うちだ たつる) ” を見た。 テレビでだが。   11.24.

2013-11-24 17:45:06 | Weblog

     本の顔写真は見ていたけれど、
     女子大の先生と、武道もこなしているとのことで少々武骨な印象を持って
     いました。
     が、なかなかの“男前”でしたね。



     



     テレビを嫌っているようで、わたくしは全くお見かけしたことはありませんでした。
     が、今のテレビの大きな画像で見ますと、リアルで人間像が想像できますね。
     話し方で、それは充分想像できます。



     
     



   特別に出演したのは、能楽師・観世清和からの依頼があったから。
   世阿弥の子孫で、650年の芸を受け継ぐ観世は、能に深い関心を寄せる内田と、
   伝統が持つ力について語り合いたいと思っていた。

     とまあ、いうセッティングでありました。
     信奉者もふたり出ていました。



     
     


     武田鉄矢さんは内田氏の信奉者ですが、堺雅人さんはどちらの信奉者か
     わかりません。聞きのがしたのですね。



     


     前半は、内田樹氏の家(道場あり)で、後半は観世氏の能楽堂で進行しました。



     
     
     



     内田樹さんは、合気道が長いそうで“からだ・身体”を通しての人間の
     表現、あり方を観世さんと語り合います。
     前段では、武芸、能楽の発生時点・中世の末あたりを語っています。



     内田樹さんの本と出遭ったのは、4、5年前だと思う。
     書き出しの部分でガツンとやられてしまった。それ以来です。
     内田さんがヒット本を出し始めた頃とほぼ同じだと思う。
     しばらく没頭しました。
     本屋大賞の『日本辺境論』もたいへんオモシロかった。
     ひと通り読んで終わった。
     それから、2年くらい経ったか。

     “内田樹”に向いていることは、今も変わっておりません。

     




某新聞と趣味が合ってしまった。ほぼ完璧に。   11.22.

2013-11-22 15:01:57 | Weblog

     某新聞のこの18日、19日の表1・表4が抜群によかった。完璧に”私好み”でありました。
     これは、”雑誌のテースト”だと思うけど。



     18日は、
     表1、『太陽元気なし 寒冷化予兆』(11年周期の磁場転換起きず…黒点も最少)(かつてない弱さ)(17世紀に類似現象)

     

     表4、『武豊 前人未到のGⅠ通算100勝目』(25年で節目の大台)(来週は101勝目を)

     



     19日は、
     表1、『白壁の下に ダビンチ 隠れた大作』(伊・ミラノの城 天井画から続く)(仏が征服、未完に)(大部分は修復可能)

     
     

     表4、『単調で長時間 ノルウェー スローテレビ思わぬ大ヒット』(「暖炉」12時間「クルーズ」134時間…7特集放送)(国民5分の1見た)(魅力を再発見?)

     



     いかがでしょう。この4つのテーマ全部に、わたくし興味オオありなんです。
     テーマのチョイス・センスが、わたくしの好みに合致し始めたのは最近のことですが。
     ❝しらせ・いい❞のセンスはこのレベルか。なんていわれるのかな。
     文化程度は高いと思うけど。



     某新聞とは「SANKEI EXPRESS」です。
     「SANKEI EXPRESS」はタブロイド・サイズの、「雑誌のレイアウトやグラフィックの手法を取り入れた」日刊紙です。
     「なぜか本社では〝ゆるい〟新聞が創刊されることになった」という ”ゆる~い新聞 ”なんだそうです。
     フジ・産経グループですから、基本主張は推して知るべし、ですが。

     ま、これまでは正直いうと、中途半端な、安易なヴィジュアル紙と思っておりました。
     “サンケイ”に偏見が強かったからですが、”ヴィジュアル”というところに唯一引かれて現在に至りました。
     1年くらいですが。
     それが、ようやく安定してきたということか。といっても、2006年創刊から7年も経っていますけど。

     編集長・佐野 領さんはこうおっしゃる。どのくらい編集に関わっているのかは知りません。
     「”スタイルのある新聞”。 万人向けの新聞ではありません。ターゲットは、都会に暮らす20代30代の男女と、
     情報感度の高い「新しもの好き」の大人たち。EX独自のスタイルを作り出し、2006年11月の創刊以来、じっくりと
     読者を増やしてきました」。
     取材担当・今泉 有美子さんは、
     「”自由と民主主義のために戦う”などの信条を掲げる産経新聞社。『お堅いイメージの会社で、ゆる~い新聞なんて作れるわけないよね…』と
     諦めていたのですが、地方支局の事件記者だった2006年11月、なぜか本社では〝ゆるい〟新聞が創刊されることになったのです」。
     「日本にたった1つの新聞」とおっしゃっています。



     ということであります。
     新聞、新聞したところから、どこかに行く。いろいろあるのだから、良しとします。
     思想と政治の時代から、随分経ちますよね。

     ひとつ。
     テーマにそのヴィジュアル(写真)があれば、問題ないのですが、関連したヴィジュアルがないと
     たいへんなことになります。
     引用の写真は、ある意味でなんでもありとなりますが、これはセンスが問われますね。
     非常に難しい。
     18日の「太陽元気なし」の場合、サングラスの女性3人の絵(写真)は皆既日食かのものです。
     どう思いました。






その後の宮崎駿さん お元気そうで。   11.20.

2013-11-20 14:31:40 | Weblog

     1chは“7年間”の密着取材をまとめて、18日放送しておりました。
     宮さんの最後の作品“風立ちぬ”製作の一部始終に密着する、という
     ことだったのでしょうが、引退発表というアクシデントがあったりと
     予期しない、波乱の展開になってしまった、というところなのか。
     高畑勲監督の「かぐや姫の物語」公開の側面支援は当然ありますが。

     宮さん ここにいらっしゃった。


     
     “二馬力”(宮さんと奥さんのスタジオ。ジブリではない)
     
     


     範疇ではない“戦国物”を描いていらっしゃった。
     うらやましいとも思ったが、引退宣言後の余韻の時間の中なのか。

     70歳は早いんじゃない、と思っていたが、
     「ナウシカ」は43歳だったと知る。エエエッーと驚いた。
     この25年間ほどに、あのすべてが発生していた、創られていた、
     なんて。
     70歳、集中力の低下をおっしゃっていたが、…
     蓄積した疲労そのほか、を想像してしまった。




     

     この絵の時がいつなのか、わかりませんが、悄然というのか「はぁ」
     が感じられてしまいました。


     
     

     “風立ちぬ”製作中の宮さんのつぶやきは、主人公たちの声でも
     あるけれど、宮さんの声ですね。当然だ。




     鈴木プロデューサーのつぶやき。

     
     



     わたくし、構成していますが、宮さんはつぎのようなつぶやきを
     しています。
     高畑勲さんも戻るんじゃないの、と軽く(?)おっしゃっているとか。

     
     



     


❝ 茂る壁面 ❞ ❝ 茂るカベ ❞     11.19.

2013-11-19 12:26:38 | Weblog

   




     これを目にした時のショックは、大きく強かったが、心地よいものでした。
     なんだかわかりますか。
     
     草の壁面です。
     それもいくつか、いや、かなりの種類がレイアウトされている。
     斜めに揺れている、丈の長い、細い草の群れがアクセントの役目をしている。
     それぞれの草の名前はわかりませんが。

     どれほどサイズかというと、




     




     ヒトの2倍以上ありますね。

     




     そのボリューム、茂り加減は、

     




     こんなにある。
     はじめて見たとき、なんだなんだと驚きましたよ。



     『草が立っている』。
     盆栽のように、自然物(植物)に対する加工性を疑問視する方もいらっしゃるかな。
     それこそ『不自然だよ』、と。
     わたくし、季節を乗り越えられるのかどうかがだんだん心配になってきました。
     季節ごとに、見に来よう。




     


     ここは私鉄の高架下"ケイキュウ・ストア"("ケイキュウ・プラザ"だったか)の壁面です。
     200mはないかな。
     左にわたくしが映っています。








映画『世界侵略:ロサンゼルス決戦』、 久しぶりに堪能しました。   11.17.

2013-11-17 17:39:18 | Weblog

     デ・ニーロさんにつづいて、映画のお話しになります。     
     ちょっと前にも触れましたが、テレビ局は映画オンエアに関してはいい加減です。
     なにが『世界侵略:ロサンゼルス決戦』だ、と思いましたが、これは映画会社の
     問題ですね。どっちもどっちですね。


     その『世界侵略:ロサンゼルス決戦』(2011年米)ですが、オモシロかった。
     わたくし、偉そうに言えませんが、後半しか見ていません。ザックJAPANの
     オランダ戦を前半のみ見てしまったからです。すいません。



     
     これはエイリアンの司令本部があるマザーシップです。



     SFものとしての、この手のつくりものがイメージ豊かで、きちんと想像力を
     かき立てるものになっているか、です。なかなかよいと思う。



     
     



     これ、いいですよね。

     例えば、「インデペンデンス・デー」の場合は、

     
     


     地球を圧倒するイメージが凄い。

   『インデペンデンス・デイ』(Independence Day)、1996年。
   アメリカ独立記念日を控えた7月2日、直径24kmにも及ぶ円盤型の宇宙船(シティ・デストロイヤー)が
   ニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントンD.C.などアメリカの大都市や、世界中の大都市上空にも出現。

     ちょっとシブいというか、際物っぽい感じもする「第9地区」では、


     

   『第9地区』(原題: District 9)、2009年公開。1982年、南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空に
   突如宇宙船が出現。

     まあまあですか。

     やはり、あの「ET」のマザーシップが最高でしょうね。
     ETのマザーシップには完全に驚かされましたよね。大事なことは敵、侵略者では
     なかったこと、それに初めて宇宙人と出遭ったということです。

   『E.T.』(E.T. The Extra Terrestrial)、1982年公開。



     さて、もうひとつ、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』でわたくしが引き込まれた、
     オモシロかったのは、その戦闘描写です。
     そう、戦争映画なんですね。それもアメリカ海兵隊なんです。
     ナンツ二等軍曹(アーロン・エッカート)の海兵隊・小隊の戦闘なんであります。

   監督のジョナサン・リーベスマンは、本作は戦争映画のスタイルでエイリアン侵略を描くため、
   『ブラックホーク・ダウン』、『プライベート・ライアン』、『ユナイテッド93』から
   インスピレーションを得ているとおっしゃっているそうです。

   「『ブラックホーク・ダウン』の市街戦をエイリアン相手にやってみた」(渡辺麻紀)

     といわれてしまう。が、こういう人もいます。

   演出ひながたはまじめな戦争映画のそれで、未知なる相手を索敵する恐怖、侵略される側の
   絶望など、コメディーや絵空事に逃げることなく真正面から描いている。
   実際にエイリアンが侵略してきたら、きっと米軍はこうやって戦うんだろうなと想像しながら
   見ると楽しい。スケールの大きなホラ話をやるならば、これくらいリアリティにこだわらなくては
   いけない。フィクションづくりの鑑のような、さすがはハリウッドと言うべき「戦争映画」である。
   (超映画批評 80点・100点満点中)



     
     
     


     その敵のすがたが捉えられませんでした。スイマセン。
     エイリアンの兵士は、兵士でしかない。殺すか、殺されるかのリアル描写に
     なります。
     海兵隊・小隊の若い兵士が、ナンツ二等軍曹の行動をみて「ジョン・ウェインみたいだ」
     と言うと、民間人の少女が「ジョン・ウェインって誰?」
     なんていう、余裕はあったようです。

   この映画は、1942年2月25日。ロサンゼルス上空に未確認飛行物体が出現、日本海軍機に
   よる空襲と誤認したアメリカ陸軍が応戦する騒ぎとなった。後に「ロサンゼルスの戦い」と
   呼ばれたこの騒動は、大きな被害を出さないまま収束するのだが、この「ロサンゼルスの戦い」
   を題材として書かれたフィクションが引用されているのだそうです。

     ジョナサン・リーベスマン監督(37)もおそらく“戦争映画”がお好きなんでしょうね。
     わたくしもそうですが。



     
     この人がナンツ二等軍曹です。ミサイルを誘導して、宇宙船を破壊します。
     


     いくつかの連想がありますが、「エイリアン2」の戦闘世界のカタチがあるな、と思いました。
     わたくし そう思いました。