いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

「逃亡17年」。

2012-06-05 22:34:30 | Weblog

“逃亡者”という米国のテレビ映画がありました。
医師リチャード・キンブルはデビット・ジャンセン。
1963 年から1967年と記されていますが、日本でもそうだったのか、わかりません。
しかし、この“逃亡者”は無実です。









菊池直子という人間は、どうなのだろうか。
この時期に出頭するのは麻原彰晃(松本智津夫)の刑執行を遅らせる効果があるのだ
とか聞きましたがどうかなあ。
平田被告(47)は昨年12月31日深夜に警視庁丸の内署に出頭したわけですが、
菊地容疑者は情報による逮捕です。
それにしても、17年は長い。









菊地容疑者の大いなる変貌に驚かされました。“爆弾娘”の面影はまったくない。
ホームヘルパー2級の櫻井千鶴子、40歳だったということでした。
17年の逃亡疲れということなのでしょうか。
(さっきの報道では、菊池という人は目立たない、従順で、言われたことを確実に
する、そういうタイプだったらしい、“爆弾娘”とは、縁遠い人だったようです)


逃亡資金はひとり200万だとか。男女ペアで逃亡し、生活費をなんとかする、とかの
指示が林泰男からあったというのだが。
平田も、菊地も「ホッとした」という。
平田は「震災で『おれ、何をやっているんだろう』と自分の逃亡生活が情けなくなった」と
言っている。
桜井信哉こと高橋克也(54)も絞り込まれている。時間の問題だろう。
ならば、彼らの“逃亡”はなんだったのか。










“逃亡”の実態はさびしいものだった。
ということですね。
身を隠す、身を消す、なんていうロマンっぽい言い方がなくはないですがね。






[GOOD・7] 香川照之・46歳 (九代目市川中車) の覚悟。

2012-06-05 18:01:58 | Weblog






       テレビで襲名披露を観た。
       香川照之(かがわてるゆき)46歳、つまり九代目市川中車の覚悟を観た。
       襲名口上は、香川照之のこれからの人生への間違いなく決意表明であったと感じた。
       


       





       運命という言葉がふさわしいと思う。
       梨園という中には、ショウもない人格を多く感じるのも事実だが、
       彼には、逆らえない血ゆえの“運命”を感じてしまう。


       彼、香川照之は既に俳優として成立している。
       しかし、息子・香川政明(8歳)に「政」の一字をつけている。
       父は政彦。祖父たちにも「政」がある。


       






       彼、香川照之は25歳の時、ある決意のもとに父・猿之助に会いにいく。
       そこで、「あなたは息子ではない」と言われたという。
       この言葉がどういうニュアンスで語られたのか、さまざまな想像があるようで、
       かならずしも冷酷無比とは言えないともいう。
       ま、女性週刊誌的な想像はしたくもないが。
       昨年9月に、彼は歌舞伎界入りを発表した。
       すべてがこの以前に解決したと思われるが、46歳だ。


  東京・新橋演舞場の「六月大歌舞伎」が5日、初日を迎え、市川亀治郎(36)が
  四代目市川猿之助を襲名した。
  人気俳優の香川照之(46)が九代目市川中車を、香川の長男政明君(8)が
  五代目市川団子をそれぞれ襲名し、親子そろって歌舞伎の初舞台を踏んだ。
  新猿之助は「歌舞伎のために命を捨てる覚悟です」。
  香川は「生涯かけて精進し、九代目中車を名乗る責任を果たしたい」ときっぱり宣言。
  また政明君が「猿翁のおじいさまよりずっと立派な俳優になることが私の夢です」
  と話すと、客席から笑いと拍手が起きた。


       「覚悟」という言葉こそ、彼、香川照之は使ってはいないが、
       「覚悟」の表明だったんじゃないか。
       気分のいいものだったと思う。
       GOODです。