「推し面」、これをどう読むと思いますか。「おしめん」です。
だれも読めないと思いますが、到底読めないだろうなと思われる領域で
使われていました。
6月20日(月)、某お菓子会社は公開した「アイスの実」のCMメイキング
映像で、同CMでデビューしたAKB48の“スーパー研究生”江口愛実さんが、
AKB48のメンバー6人のパーツを組み合わせた「CG」であることを明かしま
した。
同社は自分だけの「AKB48」メンバーが作れるWebサービス「AKB48推し面
メーカー」を公開しました。
「AKB48推し面メーカー」は、メンバーたちの髪・輪郭、目・眉、鼻、口を
組み合わせて、「江口愛実」のような「デジタルAKB48」を作るサービスです。
昔、マスクをかぶったプロレス・ヒーローがいました。
名前と顔を明かさない歌手もいました。
「ティーザー」という手法ですが、今回はどうにも幼児的な感が否めない。
と思いますが、いかがでしょうか。
ま、もう少し進めてみましょう。
「AKB48推し面メーカー」の手法は、以下。
6月20日16時45分 スポーツ・芸能・音楽 文:あおきめぐみ
「シャッフルで決める」をクリックすると、顔のパーツをシャッフルして
ランダムに作成できます。
筆者も自分だけの“推し面”を作ってみたいと思います。
作成画面の右側にあるメンバー表からパーツを選択していきます。
完成しました!
髪・輪郭は大家志津香さん、目・眉は大島優子さん、鼻は小嶋陽菜さん、
口は米沢瑠美さんのパーツです。
全てのパーツを選択した後に、パーツの位置を調整します。
調整が終わったら、作成した“推し面”の名前を決めましょう。
シャッフルされた名前の候補が表示されるので、好きな名前を選びます。
筆者が作成した“推し面”は「鈴原瑠莉」と名付けました。
完成すると、作成した“推し面”のプロフィール画像やPC用壁紙をダウン
ロードできます。
作成した“推し面”は「推し面アーカイブ」で見られます。
他の人が作成した“推し面”も確認できます。
“推し面”の詳細画面でパーツの組み合わせをチェックできるほか、PC用
壁紙のダウンロードや、「推し票」の投票が可能です。投票できる人数は
1日に150人までです。
これは、パソコンという器具、遊び道具が現われたからできるのでしょうが、
なんとも、“幼児性”と思ってしまう。
「AKB48」がテレビに映ると、チャンネルを換えてしまう。
ま、もうちょっと調べてみましょう。
おニャン子クラブは、1985年、フジテレビのテレビ番組『夕やけニャン
ニャン』から誕生した、女性アイドルグループ。
どこにでもいそうな素人レベルの女子高校生を中心に多数集めたグループは、
それまでのアイドルとは異なる魅力で、当時の中高生男子の間に爆発的な
人気をもたらした。
この手法は、当時女子大生を中心に活動していたオールナイターズを
低年齢化させたもので、その人気は、当時のアイドルブームの中核とも
なった。
「AKB48」の母体は“中高生男子”であるんだろうが、アニメオタクも大きく
支えているのでありましょう。名前が“アキバ”ですからね。
もうひとつ注目、おニャン子のスタッフの中に秋元の名前がみえる。
モーニング娘。「加入と脱退(卒業)を繰り返しながら進化していく
グループである。」と公式に表明されている。このメンバーチェンジを
繰り返しながらグループを存続させていく方法は、「メンバーが脱退して
も解散しないグループ」として、プエルトリコのアイドルグループ
「Menudo(メヌード)」を参考に、結成に深く関わったという音楽評論家
の福田一郎が提案し、グループ編成されたということが公式に発表されて
いる。
活動期間、1997年~。
ほとんどの楽曲の作詞・作曲の制作を音楽プロデューサーであるつんく♂
が手掛けている。
グループデビューから2011年1月までの累計総売上は、SPEEDに次ぎ日本の
女性アイドルグループ史上2番目の1670万枚。
つんく♂の名前のみえるこのグループは、音楽性を目指していたようですが、
ま、結局変わりないようですね。
幼児文化です。
幼児歌手(グループ)ではなく、幼児タレントの製造ですね。
どのあたりの大人が策していたかは、それとみえます。
きょうのニュースで、「AKB48」がことし上期の音楽売り上げランキングで
堂々の1位、それも300万枚を超えるダントツである。
ちなみに、2位・嵐、3位・EXILE(工グザイル)だった。
日本の音楽・芸能の分野はこういったものなんでしょうか。
面白かったのは、ニュースに出てきた「AKB48」の子(19歳だったか)が
「だれがそんなに聴いているんでしょうね」とおっしゃっておりました。