いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

科学ニュースにはグッドが多い。

2010-12-31 20:34:04 | Weblog


30日の3ch「サイエンス・ゼロ」で今年の科学十大ニュースを
紹介していました。

  10位・野口さん、山崎さんの宇宙での活躍。
  9位・iPS細胞研究の進展・研究所の設立。
  8位・うなぎの完全養殖に成功。
  7位・口てい疫。
  6位・猛暑の記録。
  5位・「反物質」の捕獲に成功。
  4位・iPS細胞から世界初の臓器作製。
  3位・ノーベル化学賞2人の受賞。
  2位・イカロス(宇宙ヨット)とあかつき、H2ロケットで打ち上げ。
  1位・はやぶさの帰還。小惑星からの帰還&サンプルリターン。
   (圏外/人工ゲノム、人工細菌。合成生物学。)


6位と7位以外はよろこばしいニュースと言っていいですね。
8位「うなぎの完全養殖に成功」は、あまりに素直によろこべます。

5位はなんなんだろうか。
調べました。わたし好みではありますが、わからない。

  反物質、瓶閉じこめ成功(2010年11月18日 読売)

  日本の理化学研究所など8か国の国際研究チームは、反水素原子を瓶
  の中に閉じこめることに初めて成功した。 
  研究チームは、欧州合同原子核研究機関(CERN)の装置を活用。加
  速器で作った反陽子と陽電子を特殊な瓶に入れて、磁場の中に閉じこめ、
  電気的な力でゆっくりかきまぜることで反陽子と陽電子1個ずつを結び
  つけ、反水素原子を生成。余った反陽子と陽電子を取り除き、反水素原
  子だけを瓶の中に封じ込めた。
  実験後の計測では、計38個の反水素原子が0・2秒間存在したことを
  確認した。18日の英科学誌「ネイチャー」電子版に発表する。



1位「はやぶさの帰還」を素直によろこびたいですね。

技術的なレベルをまずよろこび、長期間にわたるねばり・忍耐とそこで生ま
れた発想・アイディア、…。
町工場も参加していて、技術面の職人技を含めた熟達さ。ある意味で“日本
的”というのか、意識面の融合があった。
NASAのオープンな明るい合理性・論理性とはひと味違うものを感じた。
こころに触れた。
大気圏で消滅する本体にもののあわれも感じた。
犠牲的なメンタリティも刺激された。
「はやぶさくん、がんばったね」
と感情移入は歩き出す。
現実生活から、大空・星空を見上げていた。
こんなこと、画期的です。

2010年12月大晦日に取り上げたプレゼントです。
皆さんにも、わたくしにも。










浅草“街歩き”のメンバー紹介。

2010-12-30 23:02:03 | Weblog


全員で8人です。
ここに映っているのは4人。
(フラッシュを忘れたわけではなく、デジカメですから、
こうしました)
右端の方は70代、二番目は60代半ば、三番目は50代で、
左端の女性は40代です。

女性はもうひとり、30代です。
あと男が3人います。

そうそう、83歳の方はこの人です。
“歩く”部分はかなりシンドクなってらっしゃるのは、
ま、致し方ないですね。






別に年齢になにかこだわりがあるわけじゃありません。
その多様さを言いたいだけです。
わりと毛色の変わった集まり方だろうと思うからです。

もう、7年ほどやっています。




スカイツリーを見てきました。

2010-12-30 13:34:09 | Weblog


前回の報告は、“下見”だったのです。

浅草に新しい“軸”が通ったなと改めて実感しました。
今回の同行グループは40代から、83歳の方まで世代にかたよりがなく、
それぞれの方々が同感されましたよ。






この日、“539メートル”まで成長していました。







その足元です。







その逞しい胸板。







飛行機もビビる勇姿です。






休憩時間(サカナがつくる波)

2010-12-30 13:15:56 | Weblog



          多分、コイだと思うのだが、
          水面下でうねりを作る。

          胎動、とでもいうカンジがいいですね。
          こまかい線の歪みがわたし好みです。




休憩時間(飲み屋の犬、2頭)

2010-12-26 10:57:59 | Weblog


         犬らしい犬、2頭。
         かなり年長かな。

         犬好きには、この店いいかも知れない。



        [このところ、絵のサイズがバラバラでお見苦しかったかと
         気がかりでした。
         Gooブログさんの方もいろいろと技術改良をされています。
         わたしの方はなかなか定まりませんでした。すいません。]

        [うれしいことに、サイズを完全にコントロールできるよう
         になりました。それはまた、画像ごとにサイズを選ぶ作業
         が課せられたことでもあります。よいことです。]





[GOOD・27] 今年、“マツコデラックス”を忘れちゃいけない。

2010-12-25 19:39:04 | Weblog


24日の「ぴったんこカンカン」(TBS)ではっきりとわかった。
金曜日は「ペケポン」(テレビ朝日)の日なのだが、クリスマス特番とやらのせい
で見てしまった。安住アナとのかなり高度(?)なやりとりを面白がった。



マツコは、いままでのオカマキャラといっしょにはならない。
番組に集められたタレントとしての構成員にもとどまらない。
いままでは“口が達者で”といっても相手の人間で止まっていたのだ。
口が悪くても適度で、あたまの回転が速くて、たのしい面白いヒトね、
で終わっていた。
マツコはちがう。相手(主に司会者)からはじまり、企画内容、その進行、番組
自体、局の事情から、業界事情全体にまで拡がる。
それがまた、みんなに大受けするのである。



マツコデラックスは「テレビ業界自浄作用役のジョーカー」として孤軍奮闘して
いる。とまとめられるね。
ミッツ・マングローブもその系列に入るのか、どうか。



「マツコがテレビスターとして秀逸なのは、まず巨漢という点だ。
画ヅラだけで笑いが取れる。
あれ以上汗をかいても肉が余ってもアウトという、実はテレビに映せる
ギリギリの健全さをキープした奇跡のグロテスク」。

「『常に不機嫌』というあのテンション。ヒステリックに怒鳴り散らしたかと
思えば、何を言っても無反応。予定調和とは無縁のこの緩急。
でも、絡む相手に絶対にヤケドはさせない攻撃と自虐の塩梅」。
「出る番組によって吐く毒の量を的確に調節する勘の良さ」。

「そして、今までのテレビタレントにないポイントが、
『テレビ業界に対する攻撃』である。
腰かけ気分の女子アナ、おざなりな質問しかしない芸能レポーター、…。
今まで誰からもツッコまれないところに斬り込まれ、何故か業界人は
みんな笑い転げて大喜びだ。
最後は
「しょせん、女装癖でデブでゲイの、規格外の人間が言うことだから」と、
どこにも圧がかからない物言いでケツを拭く。
テレビに出せるギリギリのマイノリティだからこそ成立するこの矜持。
ギリギリにつぐギリギリの連鎖が生んだ、まさに奇跡の存在だ」。

マツコ「奇跡のグロテスク」と題して分析しまくったのは、今井舞氏だ。
(週刊文春12月23日号)。
この今井さん、女性らしいのだが、正体不明とのこと。





われらが小田嶋隆氏は、“2010年総ざらい! 吉例ビジネスいろは歌留多”
の中で、
『け』のかるたで、『 ゲイは身のタスク 』と読み、解説している。

「テレビがネエの皆さんを起用するのは、彼等のような誰の目にもわかり
やすい局外者の口を借りることでしか表出できない不都合な真実がテレビ局
の周辺にはわだかまっているということの現れなのであって、
つまり自浄作用だ。
少しも不健康なことではない」と。

テレビにゲイ・ピープルが進出していることに、石原慎太郎都知事が批判的
なことに咬みついている。
「都議会にこそ、彼等のようなジョーカーが必要なはずだぞ」と。





休憩時間(クニマス)

2010-12-25 12:02:45 | Weblog



   「国鱒」くんは、1940年ころに絶滅したとされている。
   秋田県、田沢湖。


   このほど、生存個体が確認された山梨県、西湖。

   西湖は火山性堰止湖であり、もともとは魚の棲む湖ではなかった。
   近代以降漁業目的で魚が放流されるようになる。
   1913年(大正2年)にはヒメマスが放流される。
   1935年(昭和10年)に本栖湖と西湖に、秋田県・田沢湖の固有種
   クニマスの受精卵十万粒が送られ、ふ化後放流されたが、
   その後の生息は不明であった。



   田沢湖は深度423.4mで日本第1位(第2位・支笏湖、第3位・十和田湖)、
   世界では17番目に深い湖である(世界で最も深い湖はバイカル湖)。
   かつては火山性・ミネラル分の高い水質と流入河川の少なさのため、
   1931年の調査では摩周湖に迫る31mの透明度を誇っていた。

   しかし、1940年に発電所の建設と農業振興(玉川河水統制計画)の
   ために、別の水系である玉川温泉からpH1.1に達する強酸性の水
   (玉川毒水・玉川悪水と呼ばれる)を導入した結果、田沢湖は急速に
   酸性化し固有種であったクニマスは絶滅してしまう。


   100年ほどの変遷だ。





香川、いつも見ているぞ。

2010-12-23 23:11:21 | Weblog



これはうれしいことなのか、つらいことなのか、かなりむずかしい
ことに違いない。
番組は、香川自身がそれがなんだったのかを探る構成になっている。




香川が慕い、あこがれるその特異な俳優はそう言ったという。

「お前は、オレになれる」

しかし、その俳優・松田優作は2ヶ月ほどのちにいなくなってしまう。
ま、これは迷惑というか、困った事態であっただろう。




香川照之。
彼の探るための話しは、ふたりの過去をたどる旅となる。




ふたりの過去の環境も明かされていく。
父親、「父性」がひとつのキーとなって、話しはすすむ。

「ブラックレイン」にゾクゾクしたのを憶えている。
アメリカに進出した時、その男は病いをかかえる。
まわりに知らせることなく、4ヶ月の撮影にその男は耐える。
そうして、松田優作はいなくなってしまう。




香川照之さん! 
香川照之さんの活躍は目覚ましい。
わたしは、ある理由で「龍馬伝」とやらは見なかったが、
だれもが香川さんを素晴らしく思っているのは間違いない。

このかなり複雑なテーマをよく見つけたものだと感心してしまう。
それをこのように番組化したことにも感心する。
香川さんのこころの中を、想像もしてしまう。

22日、NHK「ラストデイズ」。
番宣コピー「壮絶 松田優作の最後の日々 秘められし生い立ち
香川照之が優作のナゾに迫る」

わたしも、優作が好きだった。
でも、この番組は結果、香川さんがこれからなにかをやっていく
んだというメッセージですね。




わたしも番組的な構成をしてしまった。

香川さん、いつも見ています。