いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

休憩時間(雑草の4、くらい)

2010-08-31 21:20:37 | Weblog


8月末の雑草たちのひとりです。
雑草に親近感をもつきょうこの頃です。


ちょっと前のテレビで。
手入れされてない畑をもつシェフさん。
彼はこうおっしゃる。
「名もない草花を雑草というのは嫌いです」
彼はその畑(?)で、そうした花々を受粉をしていました。


彼は、仙台在住の素敵なイタリア料理シェフだ。





[GOOD・19]金獅子賞に、日本人建築家・石上純也さん(36)が選ばれる。

2010-08-31 20:45:23 | Weblog



若い才能が見つかった。
が、その領域では既に注目されていらっしゃるそうです。失礼しました。


  『「ベネチア・ビエンナーレ国際建築展」は28日、開会式と各部門の授賞式を行な
  い、企画展示部門の最優秀賞に当たる金獅子賞に、日本人建築家・石上純也さん(36)  
  の作品「アーキテクチャー・アズ・エアー」を選んだ。選考委員会は、「石上さんに
  は独創的で妥協することのない想像力があり、物質性や視界、建築の限界を打ち破っ
  た作品だ」と評価した。


受賞作だが、糸のように細いカーボンファイバーの柱が24本並んだ、幅と高さが
4㍍四方、奥行きが約13㍍の仮設建築物だったのだが、展示開始から3時間で壊
れてしまったとのこと。
検索しましたが、写真は見つかりませんでした。残念。


  『石上さんは「きゃしゃな素材で、展示開始から3時間後に作品は壊れたし、見て
  くれる人も限られていた。審査員の方々は、アバンギャルドな建築の可能性を追求
  していく若い建築家に勇気を与えてくれる人たちだと思った」と語る。
  こうも語っている。「作品が壊れたことも含めて可能性を感じてくれたと思う」。


この受賞は、受賞者本人ももちろんだが、審査員も素晴らしいのではないだろうか。


  『今回は、磯崎新さん(79)が名を連ね、妹島和世さん(53)が日本人として初め
  て建築展ディレクターを務めている。妹島さんは西沢立衛さん(44)と2004年
  に金獅子賞を受賞している。
  石上さんは、かつて妹島さんの建築設計事務所に勤めており、恩師という関係だ。


ちょっと長くなりそうなので、「つづく」にしますが、予告です。


  『ここ十年ほどだろうか、建築界では、建築のその建築らしさを最大限消し去ろう
  という方向性が、ひとつの主流となっていて、だからレム・クールハースも、SA
  NAAも、そしてフランク・O・ゲーリーも、それぞれの個性や方法を超えて、
  建築の消去というコンセプトにおいては、共通していると言えるだろう。
  そしてSANAAの元所員、石上純也は、建築の消去というモードの、行き得る
  ギリギリのところにまで踏み込もうとしつつある若き建築家である。
  未だ実作はないにもかかわらず、すでに、若き建築学生たちにとっては、石上純也
  は、あこがれの的となっているらしい。たしかにとても新鮮ではある。






休憩時間(品川駅)

2010-08-29 00:43:43 | Weblog



JR品川駅の東口。
昔、にぎやかなのは西口だけだったのですが、
東口の、このめざましい発展ぶりはもう … ご存知ですね。


でも、駅のまん前の路地裏に昔ながらの居酒屋が
それはたくさんガンバっています。
これはご存知ない方もいらっしゃるかな。


その一軒からの帰り。
白いYシャツ姿がこんなに多いのに驚きます。
延々とバタバタと絶えないのです。


手前、左よりにOくんとTくんがいます。
ま、どうでもいいか。





「こうてい疫」の終息宣言が出た。

2010-08-28 23:12:03 | Weblog



4月の発生から4ヶ月と7日ほどか。
それはそれでよい。
約28万9000頭もの牛・豚が処分された。
かれらは“経済動物”と呼ばれる。
畜産農家の苦しみがあった。
それらをどうこう言うつもりはもとよりない。
「ウイルスを撲滅するための措置を完了した。本県における
“こうてい疫”は、終息したことを宣言いたします」
27日、東国原英夫宮崎県知事はこう述べた。



去年の冒頭の時期、「パンデミック」なんていう言葉が使われて
いたのを憶えていますか。
鳥インフルエンザの凶悪化に怖れて、そんなドラマもつくられ、
確か見た記憶がある。
その時は、問題には至らなかった。そして、今回。
今回の“こうてい疫”もウイルスだ。



人間が感染すれば、医療が対応するが、今回の牛、豚はウイルスの
増殖を止めるために殺処分されたのです。
なんとも皮肉な出来事というしかない。



“こうてい”の文字が耐えられなく、“こうてい疫”とひらがな
を使っています。
今回の出来事から、今もう少しの想像力を求めたいと思うのだが。


ヴィジュアルは、駐輪場に現われたレインボー・虹。



    パンデミック(pandemic または pandemia)とは、ある感染症(特に伝染病)が、    
    顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した世界的な感染の流行を表す用語。

    家畜(かちく)とは、その生産物(乳、肉、卵、毛、皮、毛皮、労働力など)を
    人が利用するために馴致・飼育している動物を指す。類義語に益獣(えきじゅう)    
    があり、近年では「産業動物(経済動物)」という呼称も一般化しつつある。
    また鳥類のみを指して家禽(かきん)と呼ぶ。





「20世紀少年」と「来夢来人」

2010-08-28 15:10:39 | Weblog


映画「20世紀少年」はそれにしてもひどい。


浦沢直樹氏の原作にしびれたもんだ。毎回買い込み、22巻すべて揃えた。おまけも
2巻ほどあったかな。映画のようなコマ割りと人物描写がなかなかに深かったし、画
が圧倒的にお上手である。大友克洋と双璧ですね。小中学生のころに出会っていたな
ら、やたらと模写していたんじゃないかな。
後半途中で逡巡し過ぎるきらいが必ず長編ものにはあるけれども、これは編集者か、
宮崎さんあたりのせいではなかろうか。


なぜか、神楽坂あたりの書店で買うことが多かった。ハンバーグのうまい洋食屋があ
ったのと、そのころの散歩コースになっていたせい。
ちょっと前の引越しの時、全巻ブックオフに出しましたが、そこそこだったです。
それにしてもひどい。グループの役者起用の面白味以外はなんもない。唐沢壽明とい
う役者は苦手です。




憤り、というか甚大なガッカリ感をなんとかしたくて、“タモリ倶楽部”を見てしま
った。それが、面白い。


『来夢来人』、読みは「ライムライト」だが、この名称のスナック(バー、クラブも
あるのか)のママさんを全国5軒から集めて、分析・検証していくのである。進行役
は“なぎら健壱”。
わたくしもズーッと引っかかっていたテーマどんぴしゃであったのです。デコ助みた
いなママさんが5人入れ替わり現われてたわいのない分析を進めていく趣向です。


わたくしはこの名称・ネーミングには、一種怒りに近い反感をもっていました。その
昔の小柳ルミ子のある時期の都会的とでもいったイメージがあって(勝手につくりあ
げている)、なんともそのあたりの感覚・センスが耐えられなかったのです。
番組の結果は、どうもなりません。
そういえば、ある時期行ったよなと懐かしい夜のワンシーンがよみがえりましたが、
“来夢来人”には行かなかったと思う。




ヴィジュアルは、わたくしのマンション・非常階段の踊り場で
見かけた“カナブン”です。









休憩時間(小沢さん)

2010-08-26 21:24:29 | Weblog



ヴィジュアルはそばの川です。
ちょっと泥っぽいが、
水は透明で、右上にコイが一尾います。


8月の最終週に、小沢という男が決断しました。
しょうもない感があります。
自民の系列が脈々と育てた“古典的な政治家”のひとりか。
小中学生みたいな物言いをなさる。
この政治家の最後の決断なのか。
民主という枠の中で避けられない最終戦争なのか。
どちらにしても困ったものだ。


ハトさんもこれで終わりかな。




休憩時間(元・町のお医者さん)

2010-08-25 19:59:49 | Weblog



町のお医者さんだったんでしょうね。
「山口医院」の看板が見えます。
いい風景です。



なにもヴィジュアルの説明・解説をしても
しょうがないですね。
でも、この8月の第4週あたりにはなにも
ありません。
民主の無策以外、暑いだけであります。



大人はこのへんで、大人っぽい遅れた夏休み
なんかとるのが、いいんじゃないかな。
とれれば、いいんですが。





休憩時間(アリゾナ州セドナ)

2010-08-24 18:49:35 | Weblog



ネイティブアメリカンの聖地、
アリゾナ州の“セドナ”です。
正確にいうならば、“セドナ”からみた夕焼けです。
流行りの言葉では、“パワースポット”と呼ばれますが、
これには俗化の兆しもはらんでいます。


押切もえさん(モデル)は第2の故郷とでもいうべき場所と
して“セドナ”を選んでいらっしゃる。
これも流行り言葉の“癒し”の場といった感じでしょうか。
心とカラダを浄化するそんな儀式も行なわれているのだ
そうです。


「another sky」とは、TV番組のタイトル。
“もうひとつの大切な場所”といった意味で使用して
いました。
こうした傾向が増えつつあると思いますね。




怖いユメ。

2010-08-24 04:11:36 | Weblog



ここのところ、ちょっとムラカミ・ワールドに入り込み過ぎているかも知れませんね。
前回のは、『夜のくもざる』に収録されています。
1995年とありますから、当時の世相環境がありますね。
でも、このところアンザイさんのイラストの素晴らしさにもおぼれております。
今回は、マイ・オリジナルです。



宇宙旅行かなにかへ出かける前段のユメをみた。これはわたしには耐えられない話だ。
なぜなら、空気のないそういった異常な空間・時間に耐えられないと思うからだ。数
人顔見知りもいる20人くらいかが集合する場面だった。それぞれが上等なジャンパ
ーを着込んで集合してくる。「ああ、なになにさん、そこに席ありますよ」なんてい
うところで目が醒めた。スーツではなく、ラフ過ぎないそんなコスチュームの高級な
臭いも感じていた。怖かった。怖かったのだ。



初めてスキューバ・ダイビングをやらされた時の恐怖感が同じに近いと思う。閉所恐
怖症と理解していたのだが、どうなんだろうか。突然に息がふつうにできない場所に
放り込まれる恐怖だ。窒息の恐怖かな。怖かった。怖かったな。
そんなわけで、わたしは飛行機がかなり怖い。だって、あれは成層圏に行くんでしょ。
あそこではふつうに息ができませんよね。



わたしはそんなわけでできないことがいくつかある。
高校の時の運動会の騎馬戦。背たけがあったのであの棒の一番根元をおさえる配置に
なったのだが、それもつらいではない、恐怖だった。まわりにさらに幾重にも男たち
が重なり密閉に近い空間になって、倒されるか曲がるくらいまでの5分くらいが恐怖
だった。
これからは想像だけど、深い深い鉱山の採掘現場。台風で浸水がはじまった地下鉄の
車内。そのうち氷山と衝突するらしい船の一番船底に近い夜の船室。水深何千メート
ルの海上で泳がされていること(これは高所恐怖症だと思う)。などか。
どうです。怖いでしょう。



それにしても、冒頭のユメをなんでみるのか。みせられるのか。



ヴィジュアルは、1週間前くらいに見かけたトンボたちの群れです。
右上の方に見えませんか。





“グッドニュース”とはなんだ。

2010-08-23 10:33:11 | Weblog


  “グッドニュース”とはなんだ。
  と、つきつけられた。
  つっこみの鋭い、偏屈な友人とかにではなく、
  ある小説家の文庫本の中に「グッド・ニュース」なる
  タイトルの一文があったからです。
  これは、某万年筆の広告に使用されたもので、雑誌
  「太陽」にシリーズで掲載されていたそうです。
  まあ、カンタンに言うと“おちゃらけて”いるのです。
  常識的なものの見方に、挑戦してきているようですね。



  例えば、こうである。
  青山の寿司屋で男が勘定を払う時、「こんなに勘定が安いのは俺を馬鹿にしてい
  るからか」と暴れだし、店の主人を傘の先で突き刺し、ガラスケースを金槌で壊
  し、かけつけた赤坂署員にその場で逮捕された。その男は不動産業、天野清吉
  (48歳)で「いっぱい高いものを食べたし、こんなに金をたっぷり持っているのに、
  あまりに勘定が安いのでついかっとした」と語り、取り調べの警察官も「いや、これ
  は近頃にない良い話だ、美談だ」と感心している。
  (「ついかっとした」には、なぜかルビがふってあります)



  ね、おちゃらけて、バカにしていると思いませんか。
  わたしはあらためて“グッドニュース”とはなにかと
  考え込んでしまいました。
  [GOOD]のチョイスにちょっと自信をなくしそうです。