ゴルフに興味があれば、ご存知かな。
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言いたくはないけれど、16歳です。この表情。
引用です。
この結末を誰が予測できただろうか。(この言い方は、定番ですね)
国内女子ツアー「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」の最終日。
7打差の6位タイからスタートした16歳のアマチュア、キム・ヒョージュ(韓国)が
11バーディ・ノーボギーの61をマーク。大逆転で国内女子ツアー初優勝を挙げた。
この優勝はまさに記録づくめ。アマチュアで優勝した選手は清元登子と宮里藍に
続いて3人目だが、4日間競技では初。そして宮里藍の18歳と101日の国内ツアー
最年少優勝を16歳と332日で更新。この日マークした“61”は、最少スコア記録で、
11バーディは最多バーディ記録タイ。そして、2002年に不動裕理がマークした、
72ホールの最少ストローク、トータル17アンダーに並んだ。
サントリーレディスオープンゴルフトーナメント最終日・10日、六甲国際ゴルフ
倶楽部(6,511ヤード・パー72)での出来事です。
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朝日の記者の文章が面白く、的確かな。ちょっと長いけれど。
キムは予選ラウンド、日本の人気プロ、有村智恵と笠りつ子と同組でラウンド。
印象的だったのは、大勢のギャラリーに囲まれても非常に落ち着いてプレーを
する彼女の姿だった。アマチュア選手はスタートホールなどで大勢のカメラマン
がいると、やはり気になるのかレンズを通して目が合うことがあるが、キムは
そんな時でもこちらを気にするようなそぶりをみせなかった。韓国ツアーの
開幕戦を制したことは知っていたが、ことさら気にする必要がある選手とその
時点では正直思っていなかった。
その判断が完全に誤りだったことが分かったのは最終日。5番ティで最終組を
待っていた時、驚いた。その時、彼女はトータル9アンダーまでスコアを伸ばし
ていたのだ。5ホールで4つ、それにも驚いたがさらに驚いたは雰囲気が予選の
時とまったく同じだったこと。猛チャージをかけているのに、まるで練習ラウ
ンドでもしているかのようにリラックスしていたのだ。アイアンが冴え渡り、
ピンに面白いように絡むとそのチャンスをことごとく沈めていき、淡々とスコ
アを伸ばしていくキム。スコアを伸ばせばそれに比例してギャラリーも増える
が、それでも彼女は落ち着き払っていた。
そして最終の18番。ラフからのセカンドはグリーン左手前のバンカーへ。やはり
最後は緊張したか、アマらしい面もあるな、と思ったが表情をほとんど変えず
バンカーに入るとそこからベタピンにつけ楽々パーをセーブ。本当に16歳で、
本当にアマチュアなのか。すごい選手が現れたことを、嫌というほど思い知ら
された。
LPGAの小林浩美会長も「後にも先にもこんな選手見たことがない。10年、いや
100年に一人の逸材」と手放しで絶賛。会見では「格好がいいから」石川遼が
好きなど、16歳らしい面もみせてくれた。
運動が好きでテコンドーなどをやっていたが、6歳から父の勧めでゴルフを始め
ると、小学校4年の時にジュニアの大会で優勝。中学2年には韓国のナショナル
チームに抜擢された。現在は高校2年生で、午前中は学校で授業を受け午後は
ショートゲーム中心の練習を行い、さらにトレーニングまでするゴルフ漬けの
生活を送っている。尊敬するプロはナ・イェン・チョイと申ジエ、いつか
「先輩には好かれ、後輩には尊敬されるプロに」なるのが目標だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/0c/e50e44791521378ec6616a342a9409c0.jpg)
長い引用で恐縮です。読み終えた人に感謝です。
ときに人は、天才の出現を目撃することがあります。
この日曜日のゴルフ番組をみた人は、そうであるかも知れません。
朝日記者氏はこうしめています。
(彼女は)当面は9月にトルコで行われる「世界女子アマゴルフチーム選手権」
での優勝を目指すため、プロへの転向時期は未定となっている。しかし、そう
遠くない未来に世界で活躍するゴルファーになるのは間違いないだろう。
ま、そういうことです。
日本人ではないので、GOODにはしませんでした。
彼女のメンタル面がこわかった。
顔のことではなく、まったく動じないメンタルがすごい。