四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

川浦口留番所(山梨県山梨市)

2017年10月04日 | 史跡・遺跡・文化財


名 称:川浦口留番所(かわうらくちどめばんしょ)
形 態:番所(復元)
指 定:市指定史跡 (三富村時代の平成8年(1996)9月1日指定)
所在地:山梨県山梨市三富川浦1209―5(旧東山梨郡三富村)

国道140号を秩父市方面から雁坂街道(雁坂峠・雁坂トンネル)を抜けると甲斐国・山梨県山梨市に入りますが、
甲府市方面に少し進んだ道路左側の山際に川浦口留番所が復元されています。
元の場所は同所ではなかったようですが、国道沿いの否が応でも目立つ場所にあります。
番屋とも称される口留番所は、関所の補助業務のような位置づけだったようです。この川浦口留番所は、甲斐国に
25ヶ所所設けられたうちのひとつで、雁坂峠の東側にある栃本関所の加番所として通行手形は栃本関所に呼応してい
たとのことです。




番所内に設置の説明板
三富村は、平成17年(2005)3月22日、近隣の山梨市・牧丘町との新設合併により(新)山梨市の一部となっています。




写真右側の道路が国道140号










当時、「番屋」の表札が掲げてあったかどうかはわかりませんが、説明的な意味も含めてでしょうか?




今も、番人がしっかり街道を見張っています。

この前は何度も通っていましたし、立ち寄ったことも2~3度ほどありました。

撮影日:2012年(平成24年)4月7日(土)

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