四季・めぐりめぐりて

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青いだるまの勝ち運神社「日本神社」を訪ねて

2023年03月21日 | 神社仏閣


国内で唯一日本の名を冠した神社である『日本神社』を参詣してきました。
日本と付くことから大きな由緒ある神社かと思いそうですが、旧社格が無格社であった小さな神社です。
しかし、小さな神社であるものの神社名と共に「青いだるま」で有名な神社
です。
「青いだるま」の起こりはは、本庄市がサッカー日本代表チームを応援する神社としてサムライブ
ルーの「青いだるま」を作り贈ったのが始まりと言われ、なでしこジャパンは見事優勝しそのお礼
として、贈られた青いだるまに監督・選手のサインが入れられて帰ってきたとのことです。
この話の前後にも色々な経緯があるようですが、そこまで触れると長くなってしまいますので簡単
な説明にしました。
そして今ではサッカー選手に限らずスポーツ関係者が必勝祈願で日本神社を訪れているそうです。
これはあくまで私的見解ですが 、 日本神社 ⇌ 日本 ⇌ 日本代表 といったこんな関係が
成り立つのではないでしょうか。

社 号:日本神社( にほんじんじゃ)
旧 称:桓武神社・合社様
御祭神:神武天皇
(じんむてんのう)
御神徳:武運、国土守護、災難除け ※武運・・・勝ち運
創 建:伝・延暦10年(791年)
社 格:旧無格社 
例 祭:10月17日  例大祭
指 定:なし
鎮座地:埼玉県本庄市児玉町小平1578(旧児玉郡児玉町)





「日本神社」参道はこの新井商店の脇から始まります
新井商店さんは【商店】とあるものの、現在はお店としては営業しておらず、日本神社の青だるまを展示
しているほか、ミニだるま・お守り・絵馬・御朱印などが置かれて販売されているようです。但し、土日
などの休日のみ開けられるようで、この日は平日ののため閉まっていました。




新井商店の角(参道入口)にある「日本神社 入口」の標柱と写真の看板




参道  【奉納 日本神社】と染め抜かれた神社幟が並んでいます




車がとまっている辺りに神社の社殿があるのかと思っていましたらさに非ず




ここから更に山道の石段を登っていきます




石段が続きます 体力のある人にはこの程度の石段(坂道)苦ではないのかもしれませんが・・・




やっと鳥居が見えました




「鳥居「と「社殿」




【日本神社 御由緒】
神社の歴史を読むと中々興味あることが記されています。
「無格社」というのはある意味では屈辱ですよね。
社名の改称に当り、例えば黒岩神社や稲荷神社とかにせず「日本神社」(明治14年〔1881)改称)としたこ
とには驚きです。
失礼な言い方も知れませんが、神社としては一番格下の無格社が”大きな神社が欲しい”という思いから、
大きな建物(社殿)ではなく最も大きな名である「日本」を名乗ったのですから驚きでもあります・・・
まあ、そのお陰で知名度は上がったようですが。
(現在、社格制度は廃止されています)




「社殿」
拝殿の左右の建物(覆屋)に境内末社が鎮座しています




ちょっとアップで




「狛犬」



「拝殿」
拝殿の幔幕には社紋である「左三つ巴」が入っています




日本神社と揮毫された「扁額」




拝殿に向って左側の建物(覆屋)には
右から 石上神社 駒形神社 天神社 白山神社 山上神社  の五社が鎮座




覆い屋に掲げられた日本神社の説明板




拝殿に向って右側の建物(覆屋)には
左から 琴平神社 黒岩神社 稲荷神社 稲荷神社 稲荷神社 櫻木神社 の六社が鎮座




沢山の「青いだるま」が奉納されています




右側の建物(覆屋)の外に鎮座する 八坂神社
なぜこの一社だけ外なのでしょうか ほかの神社より後から合祀されたのでしょうか?




拝殿を斜めから




「神楽殿」




「絵馬」は勿論「青いだるま」




「社務所」




拝殿前から鳥居方向を




登ってきた石段の坂道を見下ろして




石段を下り切った所から参道を

参詣日:令和5年(2023)3月15日(水)

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (morimori819笑子)
2023-03-21 07:24:40
地元です~ようこそ😊🎵
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Unknown (とりち)
2023-03-21 08:23:03
笑子さんおはようございます。
参詣したのは6日前ですが、侍ブルーと深い関係があることからWBC準決勝の今朝アップさせていただきました。
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