入間郡越生町龍ヶ谷452に所在する曹洞宗の寺「長昌山龍穏寺」を訪ねてみました。この寺は、大同2年(807)の草創で、文明4年(1472)に
太田道真・道灌父子によって中興された名刹で、関東大三寺のひとつであった。ここには道真・道灌父子の墓の五輪塔もあり、太田道真・道灌父子ゆかりの寺です。
この龍穏寺に行くには、越生梅林方向から黒山三滝方向に進行すると、途中右手に看板が出ているので同所を右折し山の中へ2kmほど行ったところにあります。
総門(表門)です 道路と並行した形に建てられています
寺号「龍穏寺」の扁額が掲げられています
総門を潜ると右90度方向に山門があります。山門の正面は空堀様になっており、若干中央からずれた位置に石畳の参道があります。
他のお寺では見ることのない変わった参道かと思います。
近寄って
山号「長昌山」の扁額
山門前に立てられた立札 これは三つの重要文化財について 境内各所にこのような立札が立っています
龍穏寺山門の説明プレート 天保13年(1842)とありますが、天保12年(1842)の間違いでは?
山門を裏側から 山門には沢山の彫刻が施してありますが、その写真を撮るだけでも大変なので省略しました(手抜き)
江戸城外濠の石垣 江戸城を築いたのは道灌ですから
龍穏寺の由緒が記された看板(案内板)
太田道灌公像
ここの道灌さんはどんなお顔をかとアップで 某市役所前にある像のお顔とは違うような
うしろ姿も (決して背中フェチでありませんので)
鐘楼と銅鐘
銅鐘の写真説明
龍穏寺銅鐘の説明プレート
本堂 ①
本堂 ②
本堂左手の山の上に太田道真・道灌父子の墓(五輪塔)があります
墓所です
太田道真・道灌の墓の説明プレート
石標の立っているところの五輪塔が太田道真・道灌の墓
太田道真の墓
同上
太田道灌の墓
同上
経蔵
建物4面には色々な彫り物が施されていますが、これは左側面
経蔵の説明プレート
こちらは寺で立てたもの
熊野神社社殿の案内 町指定文化財
社殿
社殿背面の彫り物
陽が落ちるまでの僅かな時間で急ぎ足で見て回りました 他にも偉~い方のお墓もあったようですが知らなかったし、私の知らない方ですので・・・
参拝日:2016(平成28)年12月17日(土)