
名 称:岩松八幡宮(いわまつはちまんぐう)
所在地:群馬県太田市岩松町(旧新田郡尾島町)
岩松八幡宮は、平安時代後期の仁安年間(1166~1169)に、京都大番であった新田義重が山城国の石清水八幡宮から松の苗を持ち
帰り、これを植えて石清水八幡宮を勧請して創建したと伝えられる。以来、「いぬま郷」と呼ばれていた当地を岩松郷と称する
ようになったと言います。南北朝以降、新田荘の実権が岩松氏に移ると新田荘の総鎮守しとて栄えました。
境内には、岩松八幡宮、新田義貞を祭神とする摂社の新田神社が鎮座し、隣接して小公園「いぬま公園」があります。

狛犬の前には、岩(石)の塊があります。狛犬が岩に乗っているかのように見えます。

朱色の鳥居が陽に映えています

鳥居を斜めから 両部鳥居のように見えますが、前後にある筈の控え柱の前の部分がありませんので、何という鳥居なのか?

鳥居の社額には「新田総鎮守 岩松八幡宮」と揮毫されています

「岩松八幡宮」説明板

拝殿

拝殿に架かる「八幡宮」と揮毫された社額

玉垣で囲まれた拝殿

本殿 透かし塀の隙間から見える社殿は拝殿と独立していて門もあります (覗いてこなかった)

何の表示もありませんが、この社が新田義貞を祀った「新田神社」のようです。

新田義重が石清水八幡宮から松の苗を持ち帰って植えたという松はこの松か? 冗談です

石碑群 左の石碑の背後にあるのも、社名は分りませんが境内末社

いぬま公園

「いぬま公園」説明板

岩松八幡宮全景
参詣日:平成30年(2018)9月19日(水)