goo blog サービス終了のお知らせ 

IDEHA Blog

テレマーク&マウンテンガイドIDEHA

今年の栗は・・・

2010年09月12日 20時58分57秒 | IDEHA村


今年の暑さで心配された栗。

今年は小さな青い毬が例年よりも多く落ちて心配されましたが、今年も大きな実をつけてくれました。

収穫祭が開催される23日頃は、栗も最盛期になっている事でしょう。



30分足らずでポリ袋3つ分。

ゆで栗にしたら甘くて美味しいいつもの栗で、ホッと一安心。



サトイモの背丈も例年の約2倍。

今夏の暑さで、作物がダメージを受けている中、サツマイモなどのイモ類は期待できそう。

収穫祭の芋煮のサトイモは、IDEHA村に植えてあるサトイモを採りたてで食べるから、芋煮が美味しいんです。



10-11のメーカーカタログも届きはじめました。

カタログが届きはじめると、なんか気持ちがソワソワしますよね~。えっ私だけ?


今年は早いかも

2010年08月22日 20時40分01秒 | IDEHA村


今年のIDEHA村の栗は、もうこんなに実っています。

例年に比べると、実り具合が早いようです。

今年の収穫祭も、10月の第一週日曜日から繰り上げて、今年は9月26日に開催します。



栗が実っている傍らで、ひまわりが満開で見頃に・・・

いつもはお盆時期に、花が散っているオオハンゴウソウも今が見頃・・・



午後少し涼しくなってから、子供たちと湖でカヌー。

ススキも秋の気配を演出していて、見上げた青空もこころなし高く感じる。

この湖に来ると時間が止まる。

人工物の音が一切しない無音の世界。

湖面に綺麗に映し出された雲と空が更に秋の気配を強くする。

しかしそれはほんの一瞬で、直ぐに子供達の笑い声で掻き消されてしまう。

好きな小説でも読みながら、のんびりカヌーで昼寝なんていいかも。

でもそれはまだ先になりそうですが。

第2回IDEHA村流しそうめんVOL2

2010年07月22日 22時15分43秒 | IDEHA村


そうめんでお腹を満たした後、それぞれ自由な時間を過ごし、小腹がすいた頃合いを見てチャーリーのスイカを頂く。

チャーリーのスイカは、大きいだけじゃなく甘~くて美味しい。
この美味しそうな表情を見て下さい。

ありがとうチャーリー高橋くん。



このスイカを食べる前に行われたスイカ割り。

このスイカ割りが予想以上に盛り上がった。

安全を考えて子供達はプラスチックバットで。



そして〆はIくんパパに。

見事プレッシャーを押しのけてど真ん中に命中。



割った後はさっそくカットして。



美味しくいただきます。

ちょっとおすまししたSちゃん。



活動的になってきたTくん。

スイカ割りにも2度チャレンジ!



ニジマスの腸の取り方、大変参考になりましたよT野さん。



午後の時間がのんびりと過ぎていきます。



Kさんが持ってきたスラックラインをご厚意で張らせて頂きました。

前回同様子供が列を作って並ぶ。

単純だけど子供も大人も楽しいんです。



「ここは子供の天国だー」と子供が言っておりました。

これは私にとって何よりの褒め言葉です。

何人かの子供がDSを持ってきたそうですが、結局それを使う暇がないほど、子供達は、男の子も女の子も走り回っていました。

これからも子供達に、こんな気兼ねなく遊べる場所を提供していくつもりです。



昨年も流しそうめんの時に花を咲かせた「ヤマユリ」

この花が咲くと夏は盛夏になっていきます。

参加者の皆さんありがとうございました。

次回はIDEHA村収穫祭でお会いしましょう。

第2回IDEHA村流しそうめんVOL1

2010年07月21日 22時17分00秒 | IDEHA村


第2回IDEHA村流しそうめんを19日に開催。

昨年を上回る40名の参加者が集い、夏の風物詩流しそうめんや、マスの掴み取り、スイカ割りを楽しみました。

流れてくるそうめんが待ち遠しいー。
皆の笑顔を見ていると、準備の苦労なんか吹き飛びます。



いっつも元気なKちゃん。



Y田さんの娘さんはお人形さんのように可愛い。



会う度に大きくなってるYちゃん。



お父さんソックリのG君。



ワイルドでは負けない、こまくさ公園3人組。



既にビッグな雰囲気を出しているSくん。



食べ方が一緒!やっぱり親子ですね。



見て下さいこの立派な流し台。

昨年よりも強固にそして美しく出来上がりました。
METAL&村スタッフの皆さんのおかげです。



ちなみに今回流し手が分からないようスダレで仕切りました。



流す人は、こんなう風にしてそうめんを流していきます。



IDEHAおじいちゃんが作るそうめんは天下一品。

絶妙なゆで加減は本当に美味しいですよ。



午前中に捕まえたマスも、炭火でゆっくりと焼き上げます。

笹巻き&スラックライン其の二

2010年06月21日 20時21分40秒 | IDEHA村


笹巻きが茹で上がるまではスラックラインの時間。

まずは講師の細谷先生にお手本を見せてもらう。
簡単そうに見える?いえいえもう相当な技術です。



奥が深いと言うか、バランス感覚、体幹トレーニングには最適なスポーツ。

何よりシンプルで面白い。



初めて乗る人はこんな感じが普通。



最初はストックを利用して一歩一歩ゆっくりと。



大人よりも断然子供の方が飲み込みも上達も早い。



大人以上に子供達がこの面白さにハマッタ。

子供の後ろに順番待ちをする大人達。
それ程面白い!



ノルでお馴染のクーちゃんも長くつで挑戦。
皆の見てるとやりたくなるんですよねー。

最近はこんなシンプルなスポーツに魅力を感じます。



午後のひと時、あーでもないこーでもない議論しながら挑戦また挑戦。
とーっても心地の良い空間を皆と共用したような感じ。

「スラックライン」楽しんでトレーニング出来るなんて最高ですね。

IDEHAでもスラックラインを購入する事で決定!
IDEHA村に休日限定で常設する事も考えております。
これはテレマークの技術に必ず繋がるスポーツですよ。

細谷君忙しい中ありがとうございました。
またスラックラインご指導願います。
秋口のトレイルランのイベントも宜しくです。

笹巻き&スラックライン其の一

2010年06月20日 21時35分57秒 | IDEHA村


昨年に引き続き、熊笹の若葉が出るこの時期に、IDEHA村にて笹巻きを行いました。

一家族が欠席になったが、大人12名小人7名の計19名の参加者が集い、初夏の陽気の中笹巻き、スラックライン共に皆さん熱くなっていたようです。

9時頃に雷を伴った土砂降りで、一時は開催も危ぶまれましたが、晴れ女の878氏のおかげで時折青空も見せる十分な条件。
天気予報を覆す確率。素晴らしすぎます878さん。



IDEHAばあちゃんの指導のもと、皆さん真剣な表情で笹にもち米を入れて行きます。
「こうして、あーして、それんねくてよ」
とても的確な指導ととは言えませんでしたが、2~3個作ると皆さんコツを掴んでとてもキレイな笹巻きに。



老若男女笑い声の絶えない素敵な時間。



子供達も上手に作れましたよ。



親子で確認しながらの作業。
それぞれの地域で笹巻きの巻き方、笹の使う面など違っているらしく、
地域に伝わる巻き方を親から子へ伝承していければいいですね。



笹巻きも出来上がり、後は鍋で茹で上げます。



さあ茹で上がるお昼までの時間はフリーの時間。

同じ年齢の3人娘は、何やら談合中。
やっぱり子供はDSよりも外で元気に遊ぶ方が似合っている。



岩山を登ったり。



池の丸太橋を渡ったり。



笹舟を流してみたり。

子供達は何も与えなくてもいろんなアイデアを出して遊ぶんです。
遊びって想像力を養いますよね。
結構重要な事だと私は思っているんです。



思いっきり遊んだ後は、笹巻きと山菜汁でお腹を満たす。
実に健全。



外で皆と食べると美味しさは倍増します。



年齢の近い娘たちはもうすっかり仲良しに。
来月の流しソーメンでまた会おうね。

参加者の皆さん、暑い中大変お疲れ様でした。
子供たちの思い出の一ページに、このイベントがなってくれるといいな。

其の二スラックラインに続く

笹巻き&スラックライン

2010年06月18日 21時36分05秒 | IDEHA村
笹巻き&スラックライン参加の皆さまへ

日曜日の笹巻き&スラックラインですが、小雨の場合決行いたします。
但し雨がひどい場合は中止になります。
明日の予報を見て判断しブログにアップ致します。

尚参加される皆さまへ、小皿、お椀、箸は各自準備してきて下さい。
飲み物も少々用意いたしますが、各自お持ちくださるようお願いします。
藪蚊もいますので虫よけ対策もお忘れなく。


IDEHA村センターハウス

2010年06月14日 21時00分05秒 | IDEHA村


4月の季節外れの大雪の際、突風でIDEHA村のセンターハウスの屋根が剥がれてしまった。

IDEHA村のスタッフにより応急処置を施したが、雨が降ると雨漏りがポタポタと・・・
METALにお願いして屋根の修復をお願いして、先週末で修復が完了。
すっかりキレイになりました。



先日間引いた杉の木と、角材とで何と軒も作ってしまった。

これで雨の日にも靴も濡れないし雨宿りもできます。
笹巻きも今度はこの軒にかけておけます。
秋には干し柿も作れますね。



杉の皮もキレイに剥いて雰囲気が出ています。

いい仕事をしてくれます。
METAL&IDEHA村スタッフ・・・最強タッグか?



そして室内もバージョンアップ。

真新しい畳が敷いてあってもう完全に茶の間。
ここで飲めるし、もちろん布団を敷いて泊れる状態。
ランプの明かりでゆっくりとした時間をここで過ごすのが多くなりそう。
IDEHAの飲み会もここで今年は開催しよっと!!

METAL忙しいなかありがとうございました。
日曜日の笹巻き家族同士のんびり過ごしましょう。

日曜日の笹巻き&スラックラインまだ参加大丈夫ですよ。
是非IDEHA村に遊びに来て下さい。

IDEHA村整備

2010年06月05日 17時06分56秒 | IDEHA村


IDEHA村の整備は、毎日コツコツ両親とおじさん達がしてくれる。
年を追う毎に村がキレイに整備され、以前とは見違えるよう。
先日も杉の木を間引いたり、今度は東屋も作る計画をたて来週から着工するらしい。
IDEHA村のスタッフはほんとに頼もしいのである。感謝!感謝!

私もツアーも終了して、ようやく手伝えるようになった。
今日は2トン車一杯分の砂利を、小屋周辺に敷き詰めるお手伝い。



入り口付近も、砂利をキレイに敷き詰め大分広くなりました。
露出していた岩も隠れて、もうつまづいて転ぶ事も無くなりそうです。



子供達はと言うと。

最近DSを与えたのですが、もう夢中になっています。
ただ、DSも自転車やスキーには及ばないようですね。



村の池にはもうシオカラトンボが飛んでいました。



池の下に、小さな池をおじいちゃんたちが作ってくれました。

池がある事で、植物や昆虫の生体が増えたようで、池周辺はとても賑やか。
20日までには村ももっとキレイに整備される事でしょう。

20日の申込み状況・・・6月6日(日)現在15名の申込みです。

遺跡

2009年12月13日 17時06分06秒 | IDEHA村
土曜日の山形は小雨。気温も温かく霧も出るほど。
日曜日は曇り。雪の降る気配もなく半分諦めモードの中来週の降雪に期待する。

そこで以前からど~しても行きたい場所があり、そこにチャレンジしてきました。

あれは確か小学校3年生の分校に通っていた時のこと。
当時分校には同学年の4人の生徒がいて、先生も同じ村のMちゃんのお父さんが教壇に立っていた。
その先生は、週に一度のペースで、教室から出て村の名勝などを訪ねて、事細かく歴史などを教えてくれたのだった。

雪も締まった3月頃、その日も野外授業ということでその場所へと辿り着いた。
どのルートでそこへ辿り着いたかは忘れてしまったが、その遺跡を見たときの感動は30数年経った今でも鮮明に脳裏に焼き付いている。
そこは風穴と村では言われる場所で、山深い谷間に突然現れる見事な石垣の城。まるで風の谷のナウシカに出てくるような建造物。
しかしその建造物には屋根が無く、上部に上がって覗いてみると出入り口らしい通路が見えた。
しかしそこに入っていく勇気がどうしてもなく、熊が冬眠している可能性があるとの先生の言葉にゾッとしたものでした。

それから30数年。近くに寄ると頭の中に行ってみようという思いはあるもののなかなかタイミングが合わず、木々の葉が落ちた本日実行に移したのでした。

実は10年前にも一度チャレンジしたのですが、藪に阻まれ撤退した事もあり、今回はルートを考えてのチャレンジ。
なんとか藪はクリアしたものの、30数年前の記憶はだいたいこの辺という曖昧さでしかなく、右往左往しながら道なき道を登りつめていく。
しかし全くそれらしきものはなくそろそろ帰ろうと思い下り始めた時に、それは突然現れた。
まるで導かれるように。

下り始めると突然ダムが現れ、「こんな山奥にまでダムなんか創るなよ」とぼやきながら近づいていくと、それは城壁のような石垣だった。
30数年前に比べると周りに木が生えたり、倒木があったり完全に山と同化していたが、積み上げられた石垣は苔が生えているもののしっかりしている。
3年生に見たときとは、私が大きくなった分遺跡は小さく見えたが感動は当時と変わらない。

この建物は、昔蚕の種となる幼虫を育てていた場所で、それで屋根は萱か何かで覆っていたようだ。
風穴の場所は夏涼しく冬は暖かいということでこの場所で飼育していたのであろう。
しかしこんな山奥のこの場所を御先祖様たちはよく見つけたな~と感心するとともに敬服いたします。

帰りに村の総代を務めるおじさんに話をすると、なんとか村の手を入れて保存していこうと言う話になった。
何年掛かるかは分からないが未来に残していきたい村の宝だと私は思う。

私の夢が一つ叶った一日でした。