爆弾低気圧

29日湯殿山スキー場は大荒れに荒れ、突風でリフトは断続的に止まり雷霰とめまぐるしく変わる天候の中スクールは行なわれました。今回参加してくれたHさんは今までの癖が少しありましたが、基本動作を１から指導、特に後ろ足への荷重のかけ方を徹底的に行なった結果午後の講習では良いポジションに近づいてきました。講習終了後ポレポレにゆきむしの阿久津君が家族と来ているとの事で顔を出してきました。ちびっこ２人も元気で秋に会ったときよりも大きくなり、実にほのぼのとした良い家族です。

日曜日の湯殿山

日曜日の湯殿は20CM位の積雪があり、湯殿にしては非常に軽い粉雪で多くのパウダーマスターで賑わい、それとクリスマスイブと言う事も有り家族連れやカップルで賑やかな湯殿山でした。その賑わいの中にテレマーカーの姿が多く見受けられざっと数えても20人以上トータルで約30人近くのテレマーカーが来場してくれました。スクールの生徒さんからもこんなにテレマーカーが多く入るスキー場を初めて見たと言わせるほどでした。いろんなスタイルでそれぞれが自分の滑りを楽しむテレマーカーが沢山増えることは集う人がいろんな刺激にもなりそれが相乗効果として活気が生まれる事は本当に嬉しいことです。

テレマークスクール

先週セントメリーのナイターが雪不足で開校出来なかった為ようやくスクールを開校することができました。参加者の一人で仙台から参加して頂いた細谷さんはな、なんと恩歳70歳。しかし技術を吸収しようとする姿勢は誰よりも強く、午後からは緩斜面でベーシックターンが出来るようまでになりました。（画像は細谷さん）本日スクールに参加して頂いた石井さん、若盛さん、進藤さん、細谷さんお疲れ様でした。また湯殿山に気軽にお越し下さい。今日は今シーズンからサポートスタッフとして手伝ってくれることになったナベちゃんが中級クラスを担当してくれました。TAJの公認指導員でもあるナベちゃんは技術はもちろん人間的にも素晴らしい期待のスタッフです。今シーズンスクール＆ツアーで活躍してもらいますよ～。湯殿山は雪は全く問題ありません。明日の朝は結構良いパウダーが楽しめると思います。

コラボツアーのお知らせ

IDEHA＆RASU-TコラボバックカントリーツアーIN八幡平のお知らせ

IDEHA＆RASU-Tのコラボツアー第1弾、IDEHAのガイドとRASU-Tの滑りが同時に楽しめる
欲張りツアー。限定10名の開催です。

開催日　：　7年1月28日（日）
開催場所：　八幡平スキー場～茶臼岳
定員　　：　10名
料金　　：　7,500円（保険料、税込み）リフト券、宿泊代は含まれておりません
集合場所：　八幡平いっぷく茶屋AM8:30集合
ガイド　：　ガイドリーダーRASU－T鈴木央司、サブリーダーIDEHA石沢孝浩
　　　　　　カメラマンB&T沼崎和宏

※申し込みはIDEHAもしくはRASU-Tにお願いします。
※IDEHAホームページにも近々アップ致します。
※先着ですのでお早めにお申し込みください。
※第2弾は2月12日月山パウダーツアーです。

ガイドとして

ガイドとして活動を始めて来年で16年目に入る。ガイド＝（ゲストの命を預かる仕事）は歳を重ねる毎、山岳技術が上がる程に、人を案内する、命を預る行為が恐くなって来ている。15年というガイド活動の中で大きな事故は一件も無いが、山岳地帯での活動では何処で事故が起きても不思議ではない。特に冬のバックカントリーでは尚更だと思う。20代のガイド活動を降り返るとよく事故を起こさなかったな～と思えるほど無茶もしていて、今に思えばただ運が良かっただけだと思える。経験や知識、それらの感覚が交わって安全を第一と考える慎重な活動を行なう今の自分のガイドと言うものがある。毎週のように月山に入っていても山は日々違う顔がある。パウダーの日あれば、カリカリのクラストしている日など1日として同じ条件ではないのです。それに地形など、よく雪崩が発生する場所、雪庇が発達する場所などそれらを全て把握してその場所でガイドするのがベストと思っている。私も月山以外でゲストを連れてバックカントリーツアーを行なう場合地元のガイドにお願いするようにしているし、それがベストと考えている。ガイドで一番大切なことは、スリルある急斜面で喜ばせたり、テーブルを作って食事するよりも、朝来て頂いた健康な状態で帰ってもらうことが一番なのです。それだけ私も慎重に、危険な要素となる負を減らすガイドを心掛けているし定期的なトレーニングも積んでいる。しかし近頃多く見られるのが何度か条件の良い日に山に入って自分ではその山を把握したつもりで初心者などを連れてガイドまがいの活動をしているグループだ。そう言うグループにかぎってとんでもない場所を初心者に滑らして見ているこっちがひやひやしてしまう。知っているグループには何度か注意もしたが、注意もしたくなくなるグループもたまに見掛けられる。もう一度活動している場所がバックカントリーであることを認識して頂きたい。事故を起こしてからでは遅いのです。

第10回山岳技術講習会

第10回山岳技術講習会（スキー、ボードを使用してのケガ人の梱包搬送）が天元台で行なわれました。第10回目を迎えたこの講習会、いつものスタッフが揃い馴れた手つきでロープワークなどしている動作を見ていると頼もしくなったな～としみじみ思ってしまいました。しかしまだまだ技術的に学ぶことは多く、これからも自分と仲間そしてゲストの命を守る為に日々のトレーニングを継続して行きましょう。さて今回の講習会は昨年行なった橇作りを午前中行ない、午後から各自作成した橇を使って実際に人を橇に乗せて、搬送＆吊り下げを行なったが、橇の完成度によって10メートルで橇が壊れるものもあれば、びくともしない物もあったり前回よりは完成度が上がったものの課題が残った。その中で一番の収穫だったのはボード1台を使用しての橇での梱包＆搬送だった。ちょっとした工夫次第で安定した橇が出来る方法を発見。ボードの次に安定していたのはキャラバン社のパウダーマスターだった。最後にスキーヤー2人で滑りながら橇を下して本日の講習会を終了。今回も内容の濃い講習会で定期的な技術講習会の重要性を認識しました。近藤会長いつもIDEHAの為に時間を割いて頂きありがとうございました。帰りに米沢の「らじゃ」で美味しいスープカレーを食べて大満足の1日でした。遠藤さん無理言って店を開けて頂きありがとうございました。

ニセコのアズちゃんからイベントのお知らせ

ニセコのビュジュアル系ライダーの上原あずさことアズちゃんから楽しい企画が届きました。私も独身だったら必ず参加したいっす。

Happy Singles 2006

蝦夷テレコンビ『ゆきお＆あずお』プレゼンツ！
テレマーク界のタブーを打ち破る出会い系イベント、ここに始動 !?
出会いのきっかけと、新しいスキー仲間を作りませんか？
スキー技術の習得はもちろん、ニセコのパウダーにみんなでチャレンジしよう！

●日程：2006年12月22日(金)13:00集合～24日(日)12:00解散予定
●会場：ニセコマウンテンリゾート　グランヒラフ
●費用：￥28000（TAJ会員特別価格￥26000 ）
　　　※ (2泊3日のコース中の食費、講習イベント料、傷害保険料を含む)
　　　※航空券等のお手配は各自でお願いします。出張パックがお勧めです。
　　　※別途宿泊代\13650は宿にてお支払いください。割引リフト券あり。
●恋のキューピット：城山幸貴雄、上原あずさ
●宿泊：ペンションログログ (TEL 0136-23-1613)　
●定員&参加条件：約10～20名（27歳以上の法的に独身の方）
　　　内容は予告なく変更することがございますがご了承下さい。
●お問合せ：SNOW_DIVA_TELEMARK@hotmail.com
　　　上原あずさ(TEL 090-7702-6743) までお気軽にどうぞ。

藍ちゃんＩＮ湯殿山

新潟の藍ちゃんが初滑りに湯殿山にやってきました。秋に会って以来だったが、昨年よりも一回り大きくなってウエアも新しくなり今年の滑りが本当に楽しみです。今回は娘の華の面倒を見ていただいて、藍ちゃんありがとう。藍ちゃんの後ろを滑る姿は本当に仲の良い姉妹のようでした。藍ちゃんのバックカントリーでの滑りは天才的で、若干6歳にして湯殿山山頂からの滑降も今年の春に達成している。安全で飛ばしても良いバーン、危険で押さえて滑るバーンがしっかりと把握していて見ていても誰よりも一番安心出来る程。これからが本当に楽しみなIDEHAの大事なライダーである。今回湯殿山スキー場にはいつもの顔が揃っていて、何か皆の顔を見るとほっとするというか癒し系のスキー場ですね。昼には自然とヒュッテ中森に集まってきて美味しいラーメンを食べてまた滑る。ローカルなスキー場ですが何か温かみを感じるスキー場です。テレマーカーも常に10人近く滑っているようです。

納会

06年度のカルチャースクール納会とノルディックウォーキングの決起大会が焼肉屋の楓庵で行われました。20名の参加者で今年度の思い出や来年度の計画などを話合い、実に楽しい時間を過ごすことが出来ました。参加者の皆さん今シーズン本当にありがとうございました。事故、怪我もなく安全に活動出来た事が何より一番の成果です。皆さんの協力でこの成果を達成出来たことを感謝いたします。また来シーズンも笑顔でお会いできますこと楽しみにしております。

ソウルスライド

スキージャーナル社から発行された「ソウルスライド」に、湯殿山テレマークフェスティバル月山ワインカップの記事が掲載されました。これを機会に湯殿テレフェスに興味を持つ人が少しでも増えてくれると大変うれしいです。今回で第3回となるテレマークフェスティバル。準備作業も始まっていて昨年以上に楽しんで頂ける企画を企んでおります。皆さんの参加をお待ちしています。