今日は地図調査。
笹谷峠の有耶無耶関跡から笹谷峠駐車場に抜ける登山道ですが、完全にヤブ化してちょっと危ないですね。
カケスガ峰から笹谷峠の駐車場に向かう際は、六地蔵菩薩参道方面から行った方が安全ですね。
難関のK2ナイトも何とか乗り越えたK2キャンプ2日目。
トータル的な状況を考えて秡川猿倉の面を狙ってのコースを組立てる。
9時頃から天候は劇的に回復し風もそれ程強くない。
1700m付近まで高度を上げ、そこから面を選んでドロップ。
これが大当たりで、風下のバーンは雪も緩んで場所によってはフィルムクラストのところも。
昨日よりもザラメの状態もよく、ほぼフラットバーン。
K2キャンプで2日間こんな良い状態は初めてじゃないかな。
参加者の皆さん、遠いところからご参加頂きましてありがとうございました。
また来年のK2キャンプでお会い出来ますこと楽しみにしております。
土曜日は蔵王坊平にてスノーハイクツアー。
The Hidden Japanのデレックさんが取材に来てくれました。
日曜日は月山にてスノーハイクツアー。
お二人のゲストを川松谷地までのんびりと。
少しづつ楽しさを分かってくれると人が増えると良いですね。
下界は雨でも志津温泉は湿雪。
だが雷には参った。
しかし昨日同様テンションどん底から上げるパターンよろしく雷もおさまり、クリーミーな雪にシルキーなパウダーが乗ったので、もう極上なスイーツのように板が気持ち良く走る。
それも時間を追う毎に、軽いパウダーがみるみる溜まっていく。
結局登り5回5面を滑り、腹八分目で戻ってきました。
やはりキャットで上がると、その分滑りに足を使えますね。
今日はガッキーと定義から後白髪山へ。
歩行距離19.6km
出会った人は一人でした。
後白髪の登りで中腹に差し掛かった時、ブナ林の奥からガサガサと動物が移動するような音。
こちらの存在を知らせる為手を叩いた時、10m先あるかないかのブナの木の上に黒い物体が動いた。
そう思った瞬間スルスルとブナの木を降りてきた。
子供から青年になったようなツキノワグマである。
降りてくる途中、動きを止めてこちらを凝視した。
時間にしてほんの一瞬だが目があった。
つぶらな瞳でとても愛らしい。
そのまま下まで降りて、「こちらに来るな」との願いが通じ、反対側に走って行った。
山頂からの帰り、同じ現場を通り掛かると登山道にブナの実を食べた後が散乱していた。
上を見ると熊棚が幾つもある。
それも登山道の真上に。
ブナの実を割って見ると、実と言えないほど痩せている。
ブナの実が凶作なのは事実。
今年は熊さんと出会う確率は大きいかも知れませんね。
このコースも他のコースも、クマ鈴などで人間の存在を知らせてあげましょう。
こちらが熊さんのテリトリーにお邪魔している訳ですからね。
山形県も緊急事態宣言解除となりました。
経済も少しづつ動きはじめたように思う。
しかし油断は禁物。
また感染が増えるのは紙一重。
しっかりと対策を講じながら前に進むしかないですね。
IDEHAも日本山岳ガイド協会ガイドラインのもと、活動を再開いたします。
5月は下見や準備を進めて、6月からグリーンシーズンのツアーを開催して行く予定です。
さあまずは第一歩ですね。
近々ホームページでもご案内いたします。
コロナ感染が徐々に拡大してきて大変な時期です。
それでもIDEHAのツアーに参加頂きましてありがとうございます。
今後の先が見えない状況ですが、IDEHAバックカントリーツアーは開催して参ります。
但し今後国の方針が出た場合、それに従う次第です。
このご時世です。キャンセルは遠慮無く申し出て下さい。
今シーズンキャンセル料は頂きません。
また体調が優れない方、熱が37度以上ある方は、ツアー参加への自粛をお願いします。
バックカントリーは密閉された空間ではありませんが、それぞれが感染を防ぐ予防をして頂く為に、マスク着用の参加でも構いません。
アルコール除菌スプレーも用意してあります。
起きている現状を受け止め、しっかりと対策を取りながら、バックカントリーツアーを開催して参ります。
初心者対象バックカントリーツアー講習会開催。
また一人バックカントリースキーヤーの誕生です。
大きな一歩を踏み出したMさんは、チャレンジ精神いっぱいの明るく元気な方で、バックカントリーを全身で楽しんでいるようでした。
見ているこっちまで更に楽しくなっちゃう^_^
滑りも見ていて安心できる滑りで、次回はクラスAの初心者ツアーで楽しみましょう。
ツアー終了後は、お決まりの？スノーハイクに出掛けて行きました。
