IDEHAウインターシーズンのスタートは毎年雪崩講習会から。
16日山形テルサにて、ガイドの方、スキーパトロールの方などいろんな分野から昨年を上回る34名の方に参加いただきました。
今年は四部構成で、最初は雪崩の基本となる講座をみっちり3時間。
昨年も分かりやすい内容だったが、今回はさらにバージョンアップし、特に弱層が形成される仕組みは今までのどんな資料よりも分かりやすかった。
今年で2回目となる根本先生の説明も、誰が聞いても分かりやすく砕いた内容であっという間の3時間でした。(根本先生画像がボケボケでスミマセン)
二部ではIDEHA石沢が今年2月に発生したツアーでの雪崩事故の報告を行い、実際に埋没したHさんの証言、根本先生の気象データ等を照らし合わせ、反省点、改善点の報告を行いました。
三部では志津温泉の清水屋社長に「月山冬の今昔」という演題で、月山の現在、過去の出来事を面白おかしく話していただきました。
今度ツアーの際、柴を少し持っていき怪しいところは柴を投げてみようかな!
第四部ではいつもお世話になっているキャラバン社の禰津さんにお越しいただき、最近注目されている「フロート」の実演をしていただきました。
このフロートを背負うことで、生存率はかなりの高さになる。
11万円という数字が安いか高いか?
命を買う金額と思えば決して高くはないかも・・・
最後はロッテのガーナチョコレートを持っていただき記念撮影。
今回の講習会も皆真剣に講習に取り組んでいただき、各先生方も熱が入った指導をしていただいたように思います。
次回実習編では、今回の修了証と昨年度の修了証をお持ちの方が対象となり、2月1日-2日月山エリアにて募集人員16名限定で開催いたします。
募集要項は12月1日にアップいたしますので心構えをお願いします。