IDEHA Blog

テレマーク&マウンテンガイドIDEHA

北月山エリアツアー

2013年03月26日 20時43分29秒 | バックカントリーツアー


先週の日曜に引き続きツアー日和の快晴となった北月山エリアツアー。

まるで絵葉書の世界。



クリーミーなバージンスノーを気持ち良く頂くO田切隊長。

気温も上がり雪も腐れてくると思いきや、板が走る上質な雪質。



このエリアはバリエーションが豊富で、いろんなバーンでいろんな滑りを楽しむ事が出来る。

昨日の品倉エリアと比べると、優しいイメージかな。



少し上部に行くと、こんな開けた感じのブナ林も楽しめる。



これだけの陽気だとTシャツになりたい気持ちは分かるが、通常とても3月中旬の月山エリアでは過ごせない。

しかし日本の国を守る男は違う!!

期待の新星T南君は、今回のツアーをほとんどTシャツ一枚で過ごしました。

滑りもツアー初参加とは思えない身体能力の高さを証明する滑りで、今後の彼の成長がとても楽しみ。

恐るべしチーム第二中隊!!



流石に午後になると、妖怪板掴みが現れ前へ後ろへガクンガクンと。

しかしその中で、IDEHAの板の走りが明らかに違う。

参加者の方からも、「なんでそんなに走るんですか?」との声もあったほど。

板掴みに掴まれるのは掴まれるのですが、明らかに掴みが弱いんです。

ドミネータDSの効果があったと言って間違いないようです。



参加者全員で鳥海をバックに記念撮影。

男祭りをかろうじて阻止したH谷さん。

バックカントリーでの滑りの技術が向上しましたね!!

バックカントリーでの経験を上げる事で身に着くバックカントリーでの滑りの技術。

今回は安心して見ている事が出来ましたよ。



最後はスキー場跡地を気持ちよく滑って本日のツアーを終了。

今回も楽しく遊ばせて頂いた山に感謝です。

参加者の皆さまお疲れ様でした。

今回も皆様の協力で、安全で楽しいツアーを遂行することが出来ました。

来年は今回できなかった宿泊してのツアーを来年開催しますよ。

またこのエリアでお会いしましょう!!



そして北月山の帰りと言えばドライブインササニシキのホルモン煮込み定食大盛。

ボリューム満点で御馳走様でした!!



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巨大クレーターツアー

2013年03月25日 21時55分46秒 | バックカントリーツアー


昨年のリベンジツアーとなる巨大クレーターツアー。

昨年は、爆弾低気圧の接近で1600M付近での撤退となったが、今回も鬼門となる1600M付近でガスと強風に見舞われ、昨年同様クレーターを滑る事が敵わなかった。

画像でも品倉山上部に暗雲が見られる。

20M位滑り降りると、視界もきいて風も穏やかになるのだが。



クレーター下部のバーンを一本滑り昼食をとって登り返す頃には、雲が上がり晴れ間も見える。



そしてクレーターの縁に到着。

滑降は敵わなかったが、全容を見る事ができスケールの大きさに息をのむ。

来年こそはと心に誓い、やけにカラフルな男たちでクレーターをバックに記念撮影。

画像ではクレーターのスケールが伝わりません。



クレーターがメインではあったが、ひけを取らない滑りが楽しめるクレーター下部。

明け方に積もった粉雪と、底突きのあるザラメとの最高のバランスで、とても滑りやすいバーンに仕上がった。




そして同じ場所から下を見下ろすとこんな感じに。

ツリーの奥の平地まで快適なライディングが楽しめる。



ここのツリーの感覚はピカイチ。

ブナ自体まだ若く、背丈もそれほど高くないので見通しが効いて、とにかく気持ちがいい。



この雪と、このツリー間隔は最高のマッチング。

気温もかなり冷え込んでいたので、雪もさらさらで滑る滑る。

宝くじで1万円当たった感じ!?



雪崩の巣、品倉のデンジャラスゾーンを通過してホッと一息。

前回のツアーからゲンテンの割れた板で参加のスズケンさん。

IDEHAの常連さんの一人だが、バックカントリーに対する姿勢と熱い思いは共感するところがあります。



スキー場に戻る前の、小高い丘を楽しむの図。

毎回だが、何気にここが楽しめる。



気持ち良さそうでしょ!!

結局最後まで雪が腐ることなく、滑りを最後まで楽しむ事が出来たツアーでした。

参加者の皆さまお疲れ様でした。

昨年に引き続き参加して頂いた方が結構いらっしゃいましたが、またも阻まれてしまいました。

来年は、誰かが言ったように名前を小さく入れて募集要項を出すようにします。

来年こそはですね!!



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ドミネーターワックス

2013年03月20日 20時59分13秒 | バックカントリーツアー


GIROのヘルメットでもお世話になっているロータスインターナショナルさんから、来期注目のワックスが届きました。



それがこちらのワックス。

黄砂・花粉・排気油対応ワックス「ドーミネーターBOOSTERシリーズDS」

ドミネーターワックスBOOSTERシリーズ説明より抜粋

日本国内の雪は不純物(塩分、黄砂、火山灰、花粉、油汚れ、中国太陸からの大気汚染、他)が多く混ざっている為、滑走面やワックスにダメージを与えやすい事が特徴です。そして、これらの不純物がより静電気の発生を高めており、日本の雪が抱える大きな問題です。ワックスは滑走性を良くするために必要不可欠ですが、ワックスを使用する事で静電気は増え、滑走性を妨げる摩擦を増加させます。よって、ワックスを使用する際は同時に静電気を抑える事が必要不可欠となります。BOOSTERシリーズに使用されている二硫化タングステンは硬く、雪の結晶がワックスに突き刺さるのを防ぎ、更に内部摩擦が非常に少ない為、潤滑性に富んでいます。また静電気を抑える効果があるため、不純物の混ざった雪に対しても理想的な滑走性を発揮します。

日本の雪専用として開発されたBOOSTERシリーズ。
その中でも黄砂・花粉・排気油に突起したDS
次のツアーで使用して見るが、黄砂の多い今シーズンの月山には期待が膨らむ。
使用した感想はまたブログで報告しますよ。

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月山スキー場開きについて

2013年03月18日 21時43分03秒 | バックカントリーツアー
毎年4月10日と決まっていた月山スキー場開きが、今年から4月15日に変更になりました。

それに伴い、IDEHAのツアーコースも変更になります。

4月13日湯殿山スキー場コース(IDEHAツアー経験者限定)から品倉山バックカントリーツアーに変更。

4月14日姥ヶ岳~湯殿山ベーシックバックカントリーツアーから湯殿山ハイクアップバックカントリーツアーに変更

既に申込み頂いている皆さまには、こちらから確認を取らせて頂きます。

急な変更ではございますが、宜しくお願い致します。

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3月24日のツアーについて

2013年03月18日 20時10分03秒 | バックカントリーツアー
3月24日の二ツ森バックカントリーツアーですが、開催場所を北月山エリアに変更いたします。

参加申し込み頂いた皆さまには、集合場所等20日までにお知らせ致します。



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湯殿山ハイクアップツアー

2013年03月17日 20時34分25秒 | バックカントリーツアー


山形自動車道から眺める月山。

降水確率0%テンション急上昇。



これが本当の青空。

青が眩しい!!

雲一つない天気に無風。

ハイクアップも気持ちがいい。



森林限界を過ぎるとこの眺望。

疲れも吹き飛びます。



今日の湯殿には、他グループ、個人が結構入っていました。



湯殿稜線から望む姥ヶ岳。

K林さん絵になりますね。



山頂へは約3時間で登頂。

山頂からは鳥海山、吾妻連峰、蔵王、朝日連峰、庄内平野、日本海が全て見渡せました。

朝日連峰をバックに記念撮影。



鳥海をバッグでも記念撮影をしましたが、お兄ちゃんの手が・・・



サクッと準備を済ませ湯殿直下のバーンへドロップ!!

ここの雪質は最高でしたね!!

この天候とこのバーンを3月中旬に滑れるなんて。

本当に今日はシーズン中にあるかないかの当たり日でしたね。



もうこれですもん!!

日本じゃないようなスケールです。



人が滑っているのが分かりますかね~。

結構な斜度なんですけど、あまりにも広くて滑っていても斜度感覚がなくなって来るんですよね。



滑り終えてシュプールをバックに記念撮影。

アドレナリン出まくりです。



湯殿を眺めながらの昼食。

昼寝でもしたくなるような陽気。



昼食後は軽く登り返して、ツリーの粘り雪と格闘しながら皮松谷地へ。

皆で湯殿のシュプールを眺めながら、あそこまで登ったんだな~と充実した時間を振り返る。

と言う事で指をさして記念撮影!!

IDEHAのツアーでこれだけ記念撮影したのは今回が初めてかも。

それだけ条件の良かったツアー。



最後はお馴染の看板で元気よく!

参加された皆様大変お疲れ様でした!!

皆さん良く頑張りましたね。

また湯殿に滑りに来て下さいね。

皆さまのお帰りをお待ちしています!!



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月山キャットツアー

2013年03月16日 18時03分52秒 | バックカントリーツアー


IDEHAとして今シーズンラストのキャットツアー。

週末大荒れの天候が続いていたが、その鬱憤を晴らすかのような陽気。

キャットから見えてくる月山も、もう春の様相。

窓を開けてちょうど気持ちがいい。



これだけ眺望が効くとハイクアップも快適。

吾妻連峰の天元台スキー場もくっきりと見えました。



今シーズン初の姥ヶ岳登頂。

風も穏やかで最高の御褒美。



山の方角の向きによって雪質は全く違う。

画像のバーンはクラストもせず、しまり雪で快適なライディングを楽しめました。

しかしスケールが大きすぎて、すべりの楽しさが画像で伝わらないのが残念!!



こんなに気持ちが良くては1本で終わるのはもったいない。

という事で登り返しも気持ちがいい。



これですもん!!

しかしちょうど2本滑り切ったところで、天気予報どおり荒天に。

直ぐに弁当坂まで撤退。

でも弁当坂までも快適な雪質で終始楽しめた。

でも弁当から下はストップ雪でしたね。



弁当の途中で姥沢小屋の状態を確認しましたが、自然の力は恐ろしいですね。



参加者の皆さんお疲れ様でした。

清水屋さんに着いた途端に、雨そして雷と最後までラッキーなツアーでしたね。

厳しい条件のツアーの中で、こんな日もあるから楽しいんですよねバックカントリーは。

皆さんのまたのお越しをお待ちしています!!



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3月16日キャットツアー参加の皆さまへ

2013年03月11日 20時30分12秒 | バックカントリーツアー
3月16日のキャットツアーの集合時間ですが、当初AM9:00の予定でしたが前の便にキャンセルが出た為少し出発時間を早めます。

集合時間を30分早めて、AM8:30志津温泉清水屋旅館集合でお願いします。

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ゴールデンウィークツアー募集スタート

2013年03月10日 19時02分22秒 | バックカントリーツアー
ゴールデンウィークの月山お楽しみバックカントリーツアー詳細と募集をスタートいたしました。

今年もさくお貸し切りで、ツアー&温泉&さくおの山菜料理&懇親会のフルコースです!!

早速荒縄君のエントリーがあり、グッドラスクを越えるお土産に期待です。

さあ皆さんのお帰りをお待ちしてますよ!!

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二ツ森下見

2013年03月10日 16時39分24秒 | バックカントリーツアー


今月23日に予定の二ツ森へ下見に出掛けてきました。

ここは和牛育成センターの牧場を通って二ツ森に登って行く。

この牧場はステップソールやスノーハイクで楽しめそうなエリア。

奥に見える双峰が二ツ森。

登山道があるのが右側のピーク。



しかし牧場を通過して鞍部に入ると、左側のピーク直下には大きなクラックが入り、融雪が進むと確実に全層雪崩が発生する状態に。



雪庇が落ちて子供大の雪塊がゴロゴロしている鞍部。

これに当たったらひとたまりもない。



二ツ森山頂から見える真東の780Mピークの山では、融雪が進み全層雪崩跡が2ヶ所見られた。

ピーク付近は大きなクラックも見られる。



特に奥の全層雪崩は走路も長く、画像下部には大量のデブリが見える。



山頂には9時に到着。

しかしこの後急激に天候が悪化。

今までに見た事の無い速さの天候変化と荒れ模様に、ちょっと恐怖を感じましたね。

下りは20分ほどで駐車場に到着。

今日の下見を踏まえ、23日のツアーは内容を変更させて頂きます。

参加者の皆さんには近日中に連絡いたします。


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