この時期恒例となりつつある堤信夫氏のレスキュー講習会が、宮城県の丸森町岩岳で行われました。
数ある講習会の中でも、絶対に外せない講習会の一つ。
限られた道具で、より実践的に救助を行う。
ちょっとでもよそ見をしてる暇はない。
ある設定を決めてそこから救助・搬送を開始する。
ちょっとでも休んでいれば容赦ないゲキが飛ぶ。
日が暮れて、ヘッドランプを取り出し登山道入り口の安全地帯まで搬送する。
この妥協ない講習が、自身の技術UPに繋がる。
そしてより安全なガイドにも繋がっていく。
だからこの講習会は外せない。
絵に描いた餅ではなく、ほぼ実践と同じだから。
そしてそれらの技術は即使えるものばかり。
シンプルかつスピーディーなのである。
特に今回の講習会は内容が濃かった。
ザックを利用した搬送は完成形に近いのではないだろうか。
約2時間背負って搬送しても全く痛みを感じなかったし、疲れも少なかった。
今回の講習会の内容の一部は、IDEHAの山岳技術講習会で行います。
講師の堤先生、そして参加者の皆さんありがとうございました。
これら講習会を運営して頂いた、宮城支部の皆さん大変お疲れ様でした。
また来年この講習会でお会いしましょう。
※グローブですがとてもロープ操作がやり易かったし強度も問題ありませんでした。
なんと堤先生も同じグローブを嵌めておりました。