いよいよ山形縦断ツーリングも最終日。
前回の舟下り下船場から自転車・歩道のある立谷沢川との合流付近からスタート。
スタートするとすぐに立谷沢川。
この川は月山を水源とするとてもきれいな川で、この上流に北月山ツアーでお世話になっている北月山荘さんがあるんです。
川を眺めていると奥の細道最上川ラインの電車が通過。
こんなサプライズも自転車ツーリングの醍醐味ですね。
立谷沢川を過ぎて5分ほど進むと、松尾芭蕉上陸の地がありました。
「五月雨をあつめてはやし最上川」芭蕉が最上川を詠んだ有名な詩ですが、はじめは「五月雨をあつめて涼し最上川」だったそうです。
ただ川の流れがあまりにも速く荒れていたようで「涼し」から「はやし」になったようですよ。
JR清川駅に到着。
無人駅ですがかわいい駅舎ですね。
さあいよいよ酒田まで24㎞。
日本海までは25㎞。
庄内に入ると内陸にはない圧倒的な解放感。
そして至る所に見られる風力発電。
余目町に入りました。
羽越本線の陸橋を渡ります。
酒田市に入ると車道程の自転車・歩道の広さに。
これくらい広いと子供達も安心して思いっきり走る事が出来る。
潮の香りが薄らとしてきていよいよ海が近づいてきた感じ。
出羽大橋から日本海に向かって流れる最上川はもうほとんど海ですね。
狭い車道を登って行くと。
出た==海だ==!!
ついに日本海です!!
風力発電と海と青空と最高のロケーション。
もう私を置いて海へと走り出す子供達。
最上川源流で汲んだ水を日本海に戻します。
随分と時間が掛かりましたがようやくこの水も日本海に到着ですね。
二人ともよく頑張ったね!
子供たちはどういう思いでこの縦断ツーリングをしていたのだろう。
そして将来どんな思いでになって二人の心の中に残るのだろうか。
私にとっては最高の思い出になったことは言うまでもない。
総走行距離168.53㎞、5日間の活動日数でした。
潮風が心地よい晴れ間のゴールで良かった。
源流の水を入れていた容器は貝殻入れに。
帰りは遊佐町の十里塚海水浴場で汗を流して全行程終了!
さあ次はどんなチャレンジをしようかな。