IDEHA Blog

テレマーク&マウンテンガイドIDEHA

第一トンネル改め山頂ツアー

2014年04月29日 20時47分56秒 | バックカントリーツアー


当初予定していた第一トンネルに抜けるツアーは、湯殿山を滑る事を避けるため牛首のビックバーンに変更。

しかし今年は雪が多い月山、いつもは地表が現れている所にも雪がしっかりと付いている。

ドロップポイントから約30分で山頂という事で、皆と相談して山頂ツアーに変更に。



しかし今日もドピーカン昨日よりも暑い。

稜線に出てようやく心地よい風が吹いていた。



山頂付近に来ると重かった足取りも軽やかに。



今シーズン2回目の月山山頂。

やはりここのスケールは他と格段に違います。



山頂に来たからには東斜面を1本楽しみます。

このスケール感画像じゃ伝わらないな~。

滑っていてスピード感が麻痺するほど。



ここでのお昼もプライスレス。

ここのボウルはクレーターに匹敵します。



たまには私も1枚。

チャタレイさんが撮ってくれました。



気持ちよく滑った後は登り返しです。

スカイラインに向かって一直線。



振り返ればこんな感じ。



稜線に出れば後は山頂からのビッグバーン。

緩斜面の移動でさえなかなかのバーンです。



高ぶる気持ちを押せながらの1枚。

疲れも出ているので無理をしない滑りで。



2日間安定した滑りを魅せてくれたS山さん。

ランナーだけあって体力もばっちりでした。



この斜度感分かりますかね。

バーンが広いので斜度感も麻痺するんですがかなりのものです。



牛首のビッグバーン。

黒い点々がスキーヤーです。



快調に飛ばし綺麗な弧を描いたS木さん。

今シーズンもありがとうございました。



ビッグバーンを2つ制覇しこの表現。

正解です。



リフト降り場付近から滑ってきた山容を振り返る。

今回も楽しませて頂いた月山に「ありがとう」



そしてツアーが終われば、そうですenoのハンモックです。

またまた皆さんに試して頂きました。

ハンモックモデルとしてデビュー決定?ハンモックレディのS山さんもご満悦。



こうしてみると雪山とハンモックって絵になりますよね。

ちょっとオシャレなリッチな気分になります。



D拓なんか違うぞ(笑)

ツェルトで搬送しているように見えるのは私だけか。

参加者の皆様ツアーお疲れ様でした。

ちょっとサプライズなツアーになりましたが、タイミングが合わないとなかなか行けるツアーではございません。

月山の懐の深さを実感できましたね。

またの皆さんのお越しをお待ちしております。

ありがとうございました。




湯殿山神社ソフトクリームツアー

2014年04月29日 08時09分12秒 | バックカントリーツアー



26日は雲一つない最高のツアー日和。

まだ姥ヶ岳には人もまばら。



まずはサクッと姥ヶ岳山頂へ。

月山をバックにパチリと1枚。

滑る楽しみと緊張感が交じり合う一番楽しい時間。



これから滑るコースを目視しながら説明。

さあいよいよです。



この日は最高のザラメ。

姥裏も快適にシュプールを描けた。

春になって更に安定感がましたケンコバ。

怖がらずにフォールラインに体を向けられるようになった事が大きい。

今回は月山エリアで最大斜度のバーンもしっかり体を向けられていたのでもう立派なものである。

まだまだ雑ではあるが、これから余裕が出てくれば更に良くなるだろう。

ケンコバ精進あるのみ!



久しぶりに参加のカオリン。

流石綺麗な滑りです。



滑ってきたバーンを振り返る。

ほんとスケールが大きいです。



そして今回最大斜度の月光坂バーン。

夏場はあまりの斜度に鉄梯子が掛かっている登山道でもあるんです。

画像ではそれ程にも見えませんが、かなりのものです。



まずは安全に楽しんで一安心。

でもまだまだ気を抜けない難コース。

このコースは昨年一昨年と雪の割れが早く開催できなかったコース。

今年は雪が多く雪の付が良いため久しぶりの開催。

通常の尾根を滑るコースと違い谷に滑る込むコースはより神経を使う。

全層雪崩が発生するとその多くは沢に集まり、巻き込まれる可能性も高くなる。

危険個所はよりスピーディーな行動を必要とする。



今回表紙を飾ったI葉奥様。 お酒も強いが滑りもいい。

しかし最高のロケーションでしたね!



湯殿山神社に到着。

ここから更に大鳥居まで移動。



そしてソフトクリームが食べられる大鳥居の売店に到着。が。。。

売店が29日から営業と言うなんとも残念な結果が。。。

とりあえずオロナミンCは売ってもらえたのでオロナミンCツアーに変更という事で勘弁してね。



大鳥居の前で記念撮影。

ご利益があるかな。

さあツアーはまだまだ続きます。



午後からはブナ林のツアー。

春のオープンも楽しいけどブナ林を滑るのは癒されます。



縦溝のしぼが出てきてますがまだ気にならないほど。

今回初参加のN井君。

今度は泊りで夜の部もお越しください。



最後は気持ちよくオープンバーンを滑りホテルゆどのへ。



最近なぜか恒例になりつつあるコーラで乾杯。

心地よい疲れにコーラが染み込むんです。



そして今回サンウエストさんから送って頂いたハンモック「eno」を姥沢駐車場で試してみました。

これがもう最高!!!

疲れた体をこのハンモックに預けると、遠い昔に体験したゆりかごに揺られている感覚でとっ~ても気持ちが良い!

このロケーションも後押ししているのもあるだろうが、これにビールが入れば完全熟睡である。



チャタレイ販売員はあまりの気持ち良さに購入を決めた。



このハンモックはGWツアーで参加者の方に体験して頂きますのでどうぞお楽しみに!



さあツアーの後はお楽しみのさくおナイト!

この料理の他に山菜の天麩羅、お餅など出てくるんです。

それも絶妙な味付け、山菜は近辺からおじいさんが採ってくるので新鮮そのもの。

とびたけの味付けご飯も美味しかったな~。



GWツアーの前哨戦。

今回もD拓夫妻が仕込んだ泡盛の35度にヤラレました。

でも美味しかったな~。

ツアー参加者の皆様お疲れ様でした。

なかなか行けなかったコアなコースを楽しめたことはラッキーでしたね。

またIDEHAツアーへのお越しをおまちしております。


RACE ZOOM

2014年04月24日 22時28分15秒 | 山関連道具


ドミネーターワックスの「DS」が凄いことになっているらしい。

メーカーでももう売り切れで、ショップでも品薄との事。

ロータスインターナショナルのT澤さんに相談したところ、これを試してと送ってくれたのが「RACE ZOOM」OLD SNOW用。

純競技用でワールドカップでも使用されているものだが、フッ素の混入率が高く春の雪質でも対応するだろうとの事。

「DS」とどれくらいの違いが出るか今週末試してみます。

詳しくはこちらから→ドミネーターワックス


eno

2014年04月24日 07時21分40秒 | 山関連道具


ゴールデンウィークでツアーの途中で使ってみようとサンウエストさんから送って頂いた「eno」

実はこれコンパクトに畳めるハンモックなんです。



実際はベルトで木などに固定して使用しますがこんな感じで。

ブナの新緑でゆっくりお昼寝なんて最高ですね!

でも滑りたいモード100%のIDEHAのツアーではちょっと難しいかな~。

ツアーが終わった後でゆっくりお昼寝も考えましょう。

今週末から試してみますよ。

皆さん楽しみにしていてください!

詳しくはこちらから→「eno」


湯殿山スキー場コースツアー

2014年04月21日 23時08分01秒 | バックカントリーツアー


今年のツアーはほんとに天候に恵まれている。

今回の湯殿山スキー場コースもちょっと歩くと汗ばむ陽気。

しかし尾根沿いに出ると気持ち良い風が流れ何とも爽やか。



紫灯森に約1時間で到着。

まずはドロップ前に記念撮影。

先週以上に鳥海山と庄内平野が綺麗に見えた。



紫灯森からこれから滑る尾根を眺める。

このコースは月山エリアで一番神経を尖らせるコース。

その年によって雪のつき方は異なるが、右は雪庇が発達して左は絶壁。

今回もそうだが、尾根沿いはカリカリにクラストしていて、通常の滑りで出ると制御出来ずに谷底へ。

ここの細尾根は滑りを捨てて安全に通過することだけを考える



細尾根を通過して一安心。

しかしこのコースには幾つか危険個所があり慎重なガイドが要求される。



太陽には日暈が。

明日は天候が崩れる見込み。



さあいよいよ本日のメインバーンのクレーターコース。

やっぱり画像じゃ伝わらないな~。

このスケールは滑った人しか分からない。

気持ちよくターンを刻むY内さん。



S木さんも高速ターンで刻みます。

しかしここのバーンはいくら大回りで回っても小回りにしか見えないんですよね。



K久保さんも楽しそう!!



鳥海を眺めながらの最高のロケーションでの昼食。

まさにプライスレス。



べジ豚キングを食べる姿も絵になります。

もう最高ですSケンさん。



クレーターの後も滑りはまだまだ楽しめます。

このコースは北月山に次いで2番目に長いロングコース。

厳冬期に敗退して楽しんだパウダーエリアも今は快適なザラメコース。

T橋さんも綺麗な滑りを魅せてくれました。



滑ってきた山々をバックに。

元気があるように見えますが皆さん結構ヘロヘロに。

参加者の皆さんお疲れ様でした。

最初の出だしの細尾根で結構神経を使ったのでその分後半疲れが出ましたね。

でもクレーターで最高のザラメを楽しめたのは価値がありましたね。



今回のツアーでIDEHAブラックステッカー認定者が1名出ました。

本人曰く「まだまだ精進です。」との事。

それでこそブラックステッカーの資格者です。

私も日々精進!!






ドミネーターワックスDS

2014年04月19日 14時21分10秒 | バックカントリーツアー


私が使用させて頂いているドミネーターワックス。

3月後半を過ぎると「DS」が活躍する。

黄砂、花粉、排気油等条件が悪い雪に効果を発揮するが、春特有の「妖怪板掴み」などストップ雪にも絶大な効果がある。

毎週アイロンで使用しているが、ツアーの合間に生塗でもOK。

もちろん明日のスキー場ツアーでも使用しますよ。

でも使い過ぎで新しいのをロータスさんにお願いしなくては。


北月山ツアー

2014年04月14日 21時04分21秒 | バックカントリーツアー


今まで確か4回チャレンジして天候不順により実現できなかった北月山ツアー。

しかし今回は今までの鬱憤を晴らすかのような最高の条件になった。

まずは朝一番のリフトに乗って上駅へ。

後ろを振り返れば朝日連峰の見事な山並みが綺麗に見渡せた。



今回のツアーはIDEHAツアーの中でも体力、技術を要するレベルE。

集まったメンバーは流石の熟練者が揃った。

足並みも揃いグングンと高度を稼いでいく。



牛首までは休憩なしでもこの余裕。

ここからはクラストした急登になるためアイゼンを装着。



結構な登りだが、この好条件で顔が緩みっぱなしです。

後ろに見える点々は人なんですよ。



こんな感じで登って行きます。



今年の月山は雪が多い。

来週ツアー予定の湯殿山スキー場コースの尾根も雪がしっかりと付いていて滑りも楽しめそうです。



ようやく稜線に上がるチャタレイさん。

この景色もそう見れるものではありません。



リフト降り場から月山山頂まで2時間15分。

想像以上に順調なペースで皆さん流石です。

月山神社と鳥海山をバックに記念撮影。

IDEHAのトップページで集合写真を使うのは実はこれが初めて。

それだけ私にとっても特別なツアーとなった。



高低差1640M、直線距離で約10KMの滑走のスタート。

これだけ長いロングコースは日本で他にあるのだろうか。

とにかく画像では伝えきれない馬鹿でかいスケール。



頂上付近の尾根沿いはクラスとバーンが続くが、佛生池小屋付近から雪も緩み快適なクラストフィルムに変わってきた。

今回もこのツアーで伝説を残したチャタレイさん。

まさか冬眠していた熊を起こしてしまうほどの・・・

この続きはさくおでお話しいたしましょう。



そして☆さんも良いラインでクラストフィルムを頂いておりました。

後ろに見える点々がドロップを待つ参加者。

あまりにもスケールが大きすぎて感覚が完全に麻痺しています。



久しぶりに参加のポーカーフェイスのM也くんも吠えておりました。

ここを滑ったらほんと野生にもどります。



ようやく弥陀ヶ原直下のツリーへ。

ここでツアー行程約半分。

まだまだ楽しいツリーコースが楽しめる。



ようやく北月山荘が見えてきました。

立谷沢川、鳥海山をバックに。

しかし今日は最後まで雲一つない青空が続いた。



私も同じ場所でチャタレイさんが撮ってくれました。

今回のツアーはいろいろと装備も増えて結構な重さになっているのだが、その重さを全く感じさせないアークテリクスのKHAMSKI48Lのザック。

画像を見ると更に分かるが、体に綺麗にフィットしている。

自分で言うのもなんだが美しいフォルムだ。

機能は美に繋がる、ウエア同様妥協ない細部に拘ったつくり。

今回のツアーでも大変お世話になりました。



最後に快適なブナ林と雑木林を抜け、スキー場後を気持ちよく滑り14:30北月山荘に到着。

苦楽を分け合った同志7人と喜びを分かち合う。

しかし登り2時間15分で滑りが(昼食も入れて)4時間って・・・もう最高です!



もう我慢が出来なくて、羽黒の自販機でツアー成功を祝しコーラで乾杯!

最高のメンバーと最高の条件と一生思い出に残るツアーでした。

参加者の皆さんお疲れ様、そしてありがとう!!

5回目にしてこのツアーをようやく催行して、こんな素晴らしいツアーが出来たのも皆さんの協力があったからこそです。

また来年好条件に恵まれることを期待して催行しますので、またこのツアーでお会いしましょう。

でも熊は起こさないでね。



210スペシャルの車窓から月山を眺め余韻に浸る。

ありがとう月山。


月山ベーシックツアー

2014年04月13日 23時35分08秒 | バックカントリーツアー


4月12日の月山ベーシックツアーは月山スキー場がOPENの日。

賑やかな月山が戻ってきました。



いつもハイクしているバーンを横目にリフトで高度を稼ぐ。

やっぱり楽ですねリフトは。



まずはシールで姥ヶ岳と思いきや、カリカリのクラストバーン。

途中からツボ足で姥の山頂へ。

一番まともに滑れそうな東斜面へドロップ。

上部は締まり雪でそこそこ楽しめた。



気持ちよく滑った後はテンションも高まる。

もう何も言わなくても皆さん分かっていらっしゃる。



再度姥に登り返し、状況を判断してツリーコースへ。

しかしスキー場の大斜面は、今まで経験したことの無いような洗濯板状態。

足のツボ刺激まくり。

ようやくツリー上部からまともに滑れるようになった。

今回初参加のG藤さんは安定した滑り。



ツリーに入ると快適なザラメに。

ガイド研修生のイケメンみっちゃんは流石の滑り。



T見さんもなかなかいいんじゃないですか!



今回熱い思いで初参加のT中さん。

滑り・体力ともにツアー参加OKです!

また遊びに来てくださいね。



こちらも久しぶりに参加頂いたN岡さん。

体力も戻ってきていよいよ復活ですね!



今シーズンからIDEHAに参加いただいているI松さん。

バックカントリーでの滑りも安定してきました。



当初予定していた湯殿山のツアーは、全層雪崩の危険があるため月山エリアで楽しめるバーンでのご案内でした。

登り返しを入れながら結構滑りましたね。

参加者の皆さんツアーお疲れ様でした。

今回初参加の方が多かったツアーでしたが、IDEHAツアーいかがでしたでしょうか。

また皆さんの月山そしてIDEHAへのお越しをお待ちしています。



湯殿山のクラック下部の皺も大きくなってきました。

クラック上部には幾つかのグループが入っているのが見られました。

自己責任のもとでの行動でしょうが、そのシュプールを見て分からず入ってしまう人もいるでしょう。

ここ数日の温かさで、クラックの開きもジワジワと進行しています。

表層雪崩と違って動き出しはゆっくりですが、崩れて巻き込まれたらもう助からないでしょう。

ガイドの方は特に、あえて危険なエリアにお客様を連れて行くことは避けなければいけません。



ツアー終了後明日の北月山ツアーのために車を北月山荘に回して、その後志津温泉のえびすやさんに。

清水屋さんをはじめこの志津温泉のどの旅館も料理が素晴らしい。

揚げたての山菜の天ぷら、アユ焼き、つみれ肉鍋もうどれも美味しくて大満足!



明日のためにお天気祭りもしっかりと。

美味しい料理とお酒で明日の鋭気を養い10時前に爆睡。

N岡さん美味しいお酒ありがとうございました。


北月山ツアー2日目

2014年04月07日 20時03分58秒 | バックカントリーツアー


2日目は北月山荘で簡単な食事を済ませてAm7:00にスタート。

朝方結構な降りになった積雪も、リセットするまでには至らず。

昨日の疲れとお酒が抜けていないのか口数が少ないハイクアップ。



しかし本日はレベルDツアー、全員遅れることなく月山8合目レストハウス直下1100M付近までハイクアップ。

しかし天候は大荒れになり、この天候で積雪のあるオープンは無理と判断して引き返す。

ちょうどこのバーンの右奥が8合目のレストハウス。

今週末はここを滑ってくる予定。

でもこのエリアは西川町に負けず劣らず素晴らしいブナのツリーバーンが広がる。

高みを望まなくても十分すぎる魅力あるエリアだ。



IDEHAの帝王を名乗れるただ一人の男=S兄さん。

ボードの職人のような滑り。

かなりのテクニシャンである。



昼前には青空も見えて、雪もハイシーズンのようなパウダーになった。

最高の1本目でさらにハイテンションに。



流石のお兄ちゃんの滑り。

もうバックカントリーに本格的に転向してみたら。



今回のツアーはザラメやストップ雪を想定していただけに、このシュチュエーションでのパウダーランは最高のサプライズ。



ツアー終了後はご厚意で温泉で汗を流す。

今回2日間お世話になった月の沢温泉北月山荘さんは、お部屋、料理、温泉全てよく、何よりもスタッフの方のおもてなしが最高でした。

今回お世話になりありがとうございました。

また来年お世話になります。

この北月山荘さんをベースにIDEHAの定番ツアーにしていきます!



そして北月山と言えばササニシキの「モツ煮定食」



酷使した体にはこれが効くんです。

ここも定番になりました。

次は鳥海の帰りでお世話になります。

参加者の皆さん2日間お疲れ様でした。

滑りも良かったですが、笑い過ぎで顎が痛いです。

また来年楽しい滑りと夜を過ごしましょう!!





北月山ツアー1日目

2014年04月06日 20時48分27秒 | バックカントリーツアー


山形の自宅を出る時は雪、新庄であられ、北月山荘に着いたときは曇り。

めまぐるしく変わる不安定な天候であったが、ツアーバーンはちょっと遅いお年玉のようなクリーミーなパウダーバーン。

ハイクアップでもテンションが上がります!



ドロップ前、本日2回目のピットチェック。

雪は見た目だけで判断はできません。

掘ってみて本当の雪の状態が分かるのです。

IDEHAでは毎回私以外でも、雪崩講習を受けたメンバーには弱層テストを行ってもらっている。

一人の判断よりも、複数で広範囲で行った方がより正確な情報を得ることが出来る。

講習で得た技術を生かしてこそ身に付くもの、IDEHAは参加者の方と共に育つというポリシーでツアーを行っています。



今回トップを飾ったF谷君。

ファーストドロップで気持ちよく綺麗な弧を白いキャンパスに描く。



男祭りを阻止して頂いたS原さん。

「楽しい~」と笑顔で一言。

その一言で私は十分です。



T見さんも笑いが止まりませんね。

このバーンはほんっとに気持ちいい!

足慣らしという事で、本日は3バーンを頂きました。

ロングバーンなので滑ったという実感がありましたね。



ツアーの後は、体の芯まで温まる温泉と待ちに待った囲炉裏で岩魚でビール。

この最高の雪と囲炉裏での美味しい料理と北月山荘スタッフの皆さんの最高のおもてなしに乾杯!



囲炉裏の炭火で焼く岩魚。

これには美味しすぎて参っちゃいました。

頭からガブリで骨までペロリです。



そして岩魚の骨酒。

いやーーー旨い。



これだけの料理とお酒を飲んだらこんな笑顔になりますよ。

ね~Y田兄弟とS原さん。



今回の主犯格?の二人。

S兄さんとレジェンドS木さん。

今回の北月山ツアーの懇親会は伝説として語り継がれるくらいある意味凄い懇親会になった。

画像を撮ることさえ忘れるくらいの盛り上がりと衝撃!

10時で終了する頃には4名が撃沈。

もう最高のメンバーです!

1日目お疲れ様でした。