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『ストレプトカーパス』は素晴らしい♪

2008年09月22日 | 我が家の花(2008)
連日の雨続きで、お洗濯物もカラッと乾かず主婦泣かせの天気が続いていますね。
庭の花たちは雨に濡れて元気がないので、今日はストレプトカーパスの話題です。


ストレプトカーパスという名前は、ギリシャ語で『ねじれた果実』いう意味で、花の後に細長くらせん状にねじれた実ができることに由来するのだそうです。
ストレプトカーパスにはたくさんの種類がありますが、大きくは『無茎種(茎のないタイプ)』と『有茎種(茎があるタイプ)』の二種類に分類されます。
我が家で育てているのは、有茎種の青紫色が美しい『ストレプトカーパス・サクソルム』です。


真夏の炎天下がちょっと苦手な鉢植えのこの花は、この時期になって冴え渡るような青紫色がとっても綺麗になってきました。シーズン到来とばかりに葉の緑も色よく、蕾も次々と上がって花もたくさん咲いています。


ストレプトカーパスは、日光・肥料・温度がそろえば蕾が次々と育ち、一年中よく咲いてくれる素敵なお花です。サクソルムは、花茎が長く伸びて垂れ下がりながら花を咲かせるので、吊り鉢で楽しむのがお薦め。






サクソルムは、ハンギング仕立てが一番素敵・・・

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では、ストレプトカーパス・サクソルムがどんな花なのか、ご紹介しましょう。






葉の付け根に花茎が出て、その先に蕾が付き・・・

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その花茎が伸びて、蕾が膨らんで・・・

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やがて青紫色の、可愛い花が咲きます・・・

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花を正面から覗いてみると、こんな感じ・・・

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花茎は途中で分岐し、その先端に数個の花が咲くのです・・・

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花の後には細長いねじれた実ができます・・・(これが名前の由来)

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緑色の葉が肉厚で形も可愛く、これもまたこの花の魅力です・・・

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このような大株は、高い所に置いて楽しみましょう・・・

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株が大きくなって茎が垂れてきたら、どんどん切り詰めます。切った茎は挿し木で容易に増やすことができます。
また、切った茎を小瓶に挿して、陽当たりの良い場所に置くと蕾が付いて花が咲きます。温度と日光があれば、冬の間も小瓶の中では次々と花が楽しめます。


葉の質感や濃い緑色が美しいので、玄関など多少日光不足の場所でも茎を挿して飾ればそれなりに素敵。夏は特に葉の緑色が涼しげで、それだけで心が癒されます。
我が家では小瓶の置き場所を時々入れ替えて、蕾がついたら小瓶を玄関に移動してそこで花を咲かせたりして色々な楽しみ方をしています。






切った茎は、小瓶に挿して楽しみましょう・・・

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こうすることで、一年中いつでも花が楽しめます。ただし冬は温度が必要です。






やがて切り口に根が出てきます・・・(拡大すると小さな根が見えます)

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2~3週間位で、茎の切り口に新しい根が出てきます。
そのまま楽しんで頂いてもかまいませんが、根がたくさん出て伸びてきたら鉢に植えてあげるといいですね。






いつの間にか、こんなに鉢が増えてしまいましたぁ・・・

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ここはお花屋さんの店先ではありません。こんなに鉢数も増えて、我が家の庭ではストレプトカーパスが今花盛りです。


※ここで、ちょっとひとこと
 ●室内でも屋外でも、十分に陽の当たる場所に置いてくださいね。(日陰では花芽が育たない)
 ●水は根元にあげてくださいね。(葉にかかると白く焼けることがあるので要注意!)
 ●6~7℃以上で冬越しはできますが、花を咲かせるには室温を約13℃以上にしてくださいね。


『ストレプトカーパス・サクソルム』が我が家に初めてやってきたのは、もう15年位前になるでしょうか。お花屋さんで一目惚れして1鉢買ってきました。
それから試行錯誤を重ねて、真夏の暑さを乗り切り無事に冬越しもさせ、挿し木で株も増やしながら6、7年は楽しんだと思います。でも、やがて我が家から姿を消してしまい、その後は花屋さんでも見かけることもありませんでした。


ところが、6年ほど前に志賀高原へ行った帰り、山ノ内町の山の中にある花屋さんにふらっと立ち寄ったときのこと。そこにはあのストレプトカーパス・サクソルムの大きな吊り鉢が飾られて、たくさんの青紫色の花が鉢から溢れるようにして垂れ下がって咲いていました。
山の中の花屋さんで、思いがけないストレプトカーパスとの再会・・・嬉しかったですねぇ~
これは運命的な出会いってやつでしょうか。もちろん1鉢お買い上げ。


そのときの株を親株として、世代交代をしながら今でもたくさんの小さな子株、孫株を次々と生み出しています。そして、その子株や孫株たちは友人や知人たちのところにずいぶんもらわれていきました。道行く人たちも、庭で咲くストレプトカーパスを見て声をかけてくれるので、鉢を差し上げることもよくあります。
今年の春には、「冬越しができましたぁー」という声もあちこちから聞くことができ、嬉しく思っています。


このストレプトカーパスも『人の和』、『花の輪』を広げてくれるお花。我が家の自慢の花のひとつです。

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