保存鉄道車両巡りの旅2

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貨車改造駅これくしょん(旭川支社編)

2015-12-29 21:44:00 | 貨車改造駅

旭川支社管内の貨車改造駅です。

◆宗谷本線勇知駅

日本最北端の貨車改造駅です。2013~14年の間に外装にサイディングが張られました。
駅舎出入り口に砂利とアスファルトでスロープが作られていますが、これは宗谷北線(名寄~稚内間)の貨車改造駅で多く見られるものです。


◆宗谷本線下沼駅

側面に地元住民かファン有志が作ったと思われる駅名板が貼られています。
塗装や形態は旭川支社標準のものですが恐ろしくボロボロで、出入り口妻面は鉄板が腐食して穴が開いています。妻面の正方形の窓も、腐食でサッシが脱落してしまったようです。


トイレの臭突は撤去され、トイレ窓は板で閉塞されています。


◆宗谷本線問寒別駅

勇知駅とほぼ同じと思われるサイディングが張られていますが、屋根端部の処理が勇知駅とは異なります。


トイレの臭突は撤去されトイレ窓も埋められてしまいましたが、なぜか通気口だけは残されています。


◆宗谷本線筬島駅

この駅も近年サイディングが張られ改修されました。このサイディングはかなり厚手の材料が使われています。


この画像からも少し分かりますが、旭川支社管内の貨車改造駅は全て北海道仕様のヨ3500(ヨ5000の北海道仕様があったかは不明)を使用しています。二重窓が今でも防寒に役立っているのですね。


◆宗谷本線智恵文駅

この駅も外装にサイディングが張られています。施工時期は不明ですが、2011年にはこの状態になっていました。


内陸部なので塩害の心配はありませんが、豪雪と極寒の地ですので貨車改造駅舎にとっては過酷な環境です。


旭川支社管内は、後年の改修はありますがほぼ設置当時の形態で使われ続けています。改修する場合も線区ごとに共通するイメージで仕上げられています。

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