保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

【千葉】習志野市津田沼 鉄道連隊のSL

2013-11-30 12:34:00 | 千葉

場所:千葉県習志野市津田沼1丁目4 津田沼1丁目公園
保存車両:鉄道連隊K2形134号
(2013年11月24日訪問)

新京成電鉄新津田沼駅前の公園に保存されている機関車です。
現在は新京成線になっている陸軍鉄道連隊演習線で使用されていた機関車です。


5軸の動輪が特徴的です。演習線廃止後は西武鉄道へ渡りましたが、現在はゆかりある津田沼で保存されています。


屋根と周囲の柵がある事により保存状態は良好です。

この場所は新津田沼駅の駅前ですが、JR総武本線津田沼駅からも徒歩3分で到達出来ます。

【千葉】千葉市 稲岸公園のNUS7機関車

2013-11-28 23:13:00 | 千葉

場所:千葉県千葉市美浜区稲毛海岸4丁目 稲岸公園
保存車両:川崎製鉄NUS7
(2013年11月24日訪問)

千葉市内の公園に保存されている機関車です。
川崎製鉄(現JFEスチール)の専用線で使用するために1953(昭和28)年に製造されました。蒸気機関車としては最末期の車両ですが、引退は早く1968(昭和43)年頃に廃車されました。


同型の機関車が、千葉市内の千葉公園と蘇我駅付近の2カ所にも保存されています。
Cタイプのタンク機関車ですが、大きさの割にはどっしりとした力強い印象です。


連結器が2種類備わります。国鉄規格の自動連結器と、工場内で使っていたと思われるピン式の連結器です。

この場所はJR京葉線稲毛海岸駅と京成電鉄京成稲毛駅のほぼ中間にあり、どちらからも約1km程離れています。付近にはたくさんの団地があり、地域の人の憩いの場や子供の遊び場になっているようです。

【千葉】香取市佐原 釣り堀の保存車両たち

2013-11-26 15:03:00 | 千葉


場所:千葉県香取市佐原ロ1893-1 佐原釣り堀センター
保存車両:鹿島臨海鉄道キハ1001、ワム80000(車号不明)、ワフ(車号不明)
(2013年11月24日訪問)

佐原市郊外に保存されている車両です。JR成田線の車窓からも遠くに確認出来ます。
これは鹿島臨海鉄道のキハ1001です。国鉄キハ10-11(←キハ48011)を1978(昭和53)年に譲り受けたものです。旅客輸送は5年程で廃止され、1984(昭和59)年に廃車されました。


キハ1001の塗装は鹿島臨海鉄道時代のものとほぼ同じですが、ここへ来てから何度か塗り直されています。
手前には青く塗装されたワムハチがあります。


キハ1001の後ろに繋がる形でワフ(形式・車号不明)が置かれています。これらの車両は休憩所や宴会場として使われているそうです。

これらの車両はJR佐原駅から2km程離れており、利根川の近くにあります。鉄道利用の場合は佐原駅前の「水郷佐原観光協会」のレンタサイクルを使うと便利かと思います。
なお「水の郷さわら」の保存車両とは3km程離れています。


【千葉】香取市佐原 水の郷さわらの保存車両たち

2013-11-25 22:13:00 | 千葉

場所:千葉県香取市佐原イ4051番地3 川の駅水の郷さわら
保存車両:KATO7tDL、ナベトロ、木製トロッコ(いずれも無番号)
(2013年11月24日訪問)

道の駅と川の駅複合施設「水の郷さわら」で保存されている車両たちです。河川や堤防の改良工事で使用されていました。


屋外展示ながらきれいな状態で保存されています。DLも貴重ですがこれだけきれいな状態のナベトロも珍しいのではないでしょうか。


模型資料向けにナベトロを正面から撮影。ナベをロックしたり走行中に傾かないようにするストッパーがあるのが分かります。


川の駅建屋内の「防災教育展示室3」には木製トロッコが展示されています。これも河川工事で使用されたそうで、軌間615㎜、人力で押したり牛や馬に牽かれたそうです。現代まで残る貴重な個体です。


防災教育展示室3には、トロッコ以外にも河川工事で使われた大型の旋盤やボール盤が保存されています。

この「水の郷さわら」は、JR佐原駅からは約1.5km離れています。鉄道利用の場合は佐原駅前の「水郷佐原観光協会」のレンタサイクルが便利です(9:00~16:30、1回¥300、冬期や降雨・降雪時の貸し出しは不明)。
なお「川の駅」休館日には木製トロッコの見学が出来ません。

【千葉】佐倉市 高崎川南公園の8620

2013-11-25 13:13:00 | 千葉

場所:千葉県佐倉市表町2丁目 高崎川南公園
保存車両:58683
(2013年11月19日訪問)

JR佐倉駅北口から徒歩5分程の場所に保存されている機関車です。残念ながら日没後の訪問になってしまったため、証拠写真程度の暗い画像しかありませんがご容赦ください。


機関車は屋根の下にあり、周囲は金網で完全にガードされ普段は立ち入り出来ません。SL保存会により整備されており、年に数回は保存会立会いの下で内部を公開しているそうです。
画像は全て、フェンスの網目よりレンズを入れて撮影しています。


この機関車は新小岩、成田、佐倉などに長く在籍しており、ゆかりある場所で大切に保存されています。