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保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

(撤去済)青森市 青森駅付近にあったヨ3500とヒ600

2025-05-11 02:10:05 | 今は亡き保存車


場所:青森県青森市柳川1丁目
保存されていた車両:ヒ756、ヨ14493
(2011年12月2日訪問)

JR青森駅の北側(海側、かつての桟橋方向)に保存されている車両です。青森駅からは約500m離れています。付近にはキハ27が3両置かれていましたが、2012年に撤去されています。


車体にはヨ4493と書かれていますが、台枠には現役当時のものと思われる「ヨ1449×(×の文字は判読不能)」という標記が残っており、ヨ14493が正しい車号のようです。
いずれの車号であっても該当する現車はこの車両です。車体が取り違えられた訳ではないので大した問題ではありません。


ヒ600形ヒ756です。何度か塗装されているらしく標記は塗りつぶされています。
青函連絡船に車両を積み込む際に使用されていたものと思われます。しかし何の説明も無くただ置かれているだけなのが少し残念です。せっかく所縁の地で保存されているのですから・・・。


かつては車両の入換や航送で賑っていたであろう場所ですが現在も一部の線路が残され、入換を行う現役車両が入線します。
画像奥の701系電車は入換(転線)中のもの。保存車のすぐ近くまでやって来ます。

 

(2025年5月11日追記)

この車両たちは撤去されたようです。当方で最後に現存を確認したのが2015年11月10日で、2021年頃に撤去されたようです。

控車は旧連絡船内にも保存されていますが、有蓋車と違い置いておいても使い道が無いため保存車が少ないです。貴重な控車が1つ消えて残念です。


(撤去済)大空町 女満別駅にあった車掌車4台

2024-12-05 20:32:00 | 今は亡き保存車


場所:北海道網走郡大空町女満別本通1丁目1-3 JR女満別駅
保存されていた車両:ヨ4424、ヨ4459、ヨ4460、ヨ8018
(2011年7月31日訪問)

JR石北本線女満別駅に保存されている車両です。宿泊施設に使用しているという話を聞いたことがありますが、今もそのように使っているのかは不明です。


階段や柵が付けられると共に、電気メーター、灯油タンク、水道配管、ボイラーの煙突のようなものまで取り付けられており、車内で快適に過ごせそうです。


女満別駅のすぐ横にあります。手前は現役の1番ホームです。


この車両たちは長いこと黒色のままで置かれていましたが、2009~2010年の間にご覧のような色に塗り替えられました。ピンクとも紫ともつかない色です。
塗り替えに当たり、車体標記が消えてしまいました。現在外観から車番を判別できるのは、バッテリー箱に書かれたメモ書きのようなものだけです。

※2025年2月14日追記

この車両たちは2024年12月に撤去されたようです。4両のうちの一部は網走管内で保存されるようですが、すでにこの場所にはありません。


(撤去済)富良野市 ペンションの車両たち

2024-05-08 22:42:09 | 今は亡き保存車


場所:富良野市北の峰町24-3 ペンション列車HOUSE
保存されていた車両:ワム181434
(2010年11月28日訪問)

スキー場近くのペンション街にあります。
以前はスハ42やワム80000が他にも2両ほどありましたが、訪問した際は撤去されていました(撤去跡にはレールと枕木を剥がした形跡がありました)。写真の左手側にあったようです。
残っているワムは活用されているのか不明で、現在も列車内で宿泊出来るのかも不明です。


ワム80000を切り継いで作ったバンガロー?物置?ワム87572の標記があります。

残っているのはこれと上記のワム181434だけです。

 

(2024年5月8日追記)

この車両が撤去されていることを確認しました。当方が最後に現存を確認したのは2018年4月1日です。

ワムハチを切り刻んで作ったコンテナハウスも無くなっています。


(撤去済)【福岡】北九州市若松区 若松駅付近の9600

2024-04-23 19:10:00 | 今は亡き保存車


場所:福岡県北九州市若松区久岐の浜1 久岐の浜広場
保存されていた車両:19633
(2016年8月30日訪問)

JR若松駅の隣にある公園で保存されている車両です。かつてこの場所は若松駅構内で、広大なヤードが広がっていました。
かつての職場であったであろう場所で保存されています。


この機関車は製造後は名古屋周辺に配置されていましたが、戦後少ししてから若松へ転属し、最後まで若松で働きました。
海が近い場所に保存されているせいかボロボロです。


テンダーにある角穴は、腐食で鉄板が剥がれてしまったものです。他にもテンダー全周に渡って腐食で穴が開いています。これ以上腐食が進めば自然崩壊しても不思議ではない状態です。
エンジン部(ボイラー部)もかなり腐食しているのではないかと思います。


若松駅操車場跡地を示す記念碑があります。機関車とは対称的にきれいな状態です。


正直、ここまで腐ってしまうとパテ塗りや塗装程度でどうにかなるような状態ではありません。
継続して保存してほしいとは思いますが、大きな部品の脱落が起きる前に何とか対処できないものかと思います。

 

※2025年1月31日追記

この車両は、2024年4月に撤去されました。移転先を探していたようですが、保存状態から見ても撤去やむなしといったところです。


(撤去済)深川市音江 自動車工場のヨ8000

2024-04-10 08:13:20 | 今は亡き保存車


場所:深川市音江町字広里684
保存されていた車両:ヨ8000(車号不明)
(2011年1月6日訪問)

ヨ8000です。
足回りは無く、木の台のようなものに載せられています。


特筆すべきは塗装です。
燃える闘魂?ラリーカーのような塗装がこの場所にマッチしています。私の知る限り、15年以上前からこの塗装で置かれています。

(2024年4月10日追加)

この車両が無くなっているとこを確認しました。当方が最後に現存を確認したのは2022年5月21日で、遅くとも2023年中には撤去されたものと思われます。