保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

【ラトビア】グルベネ グルベネ駅の保存車

2019-01-25 18:24:00 | バルト三国


場所:ラトビア グルベネViestura iela 16G
保存車両:L-4578、客車(形式・番号不明)
(2018年7月20日訪問)

ラトビア北部のグルベネ駅に保存されている車両です。
機関区の一角に置かれていますが、本線と繋がるレールは切られているため静態保存のようです。


機関車は塗り替えられて間もないようできれいな状態です。しかし塗り替えた際に車号が消えてしまいました。ネット上の画像を探すと「L-4578」という番号がキャブ側面に書かれているのを見つけました。
ロシアやバルト三国で多数保存されている2-10-0(1E)のテンダー式蒸気機関車です。
後ろの客車は形式不明ですが、ロシア型の客車かと思います。


テンダーに円形の覆いが付いています。単なるカバーなのか、オイル焚きの機関車なのでしょうか。

グルベネは軌間1520mmのラトビア鉄道と軌間750mmのナローゲージ(バーニティス)が乗り入れていますが、ラトビア鉄道は現在貨物輸送のみで旅客輸送は行っていません。
ナローゲージはグルベネが始発駅で、33km離れたアールクスネまで走っています。こちらは貨物輸送が廃止され旅客営業のみ行われています。