保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

中頓別町 バスターミナルのキハ22

2011-01-28 13:02:00 | 留萌・宗谷(北海道)


場所:中頓別町中頓別951 宗谷バス中頓別バスターミナル
保存車両:キハ22-208
(2011年1月28日訪問)

中頓別バスターミナル横に保存されているキハ22です。この場所は、旧天北線中頓別駅だった場所です。


車体が塗り替えられていますが、まるでどこかの第三セクター鉄道のような塗装です。天北線が残っていればこんな塗装の車両が走ったかもしれませんね。


バスターミナルとの位置関係。
手前の広場はバスのUターンスペース、左の三角屋根の建物がバスターミナル兼待合所で天北線資料館も併設されています。(資料館の開館時間・見学申し込み方法は不明)

2024年4月11日 現存を確認


上砂川町 上砂川駅のスユニ60他

2011-01-08 13:38:00 | 空知(北海道)


場所:上砂川町中央北1条1丁目3
保存車両:スユニ60-218、ヨ8055
(2011年1月7日訪問)

廃止になった上砂川支線の上砂川駅跡地に保存されている車両です。


スユニ60-218です。窓の内側に格子状の部品が付いていますが、これは町内会館として使用するためにこの地で改造されたもののようです。


ヨ8055です。
ちなみにスユニ60とホーム、駅舎は現役時代と90度違う向きで置かれています。駅舎は移築したようです。
ヨ8055が置かれている向きが現役時代の線路と駅舎の向きでした。


移築された駅舎。
テレビドラマ「昨日、悲別で」の舞台となったため、悲別関係のものが展示されています。

2024年4月10日 現存を確認


芦別市 三井芦別鉄道の機関車

2011-01-07 16:06:00 | 空知(北海道)

場所:芦別市中の丘町 旧炭山川橋梁
保存車両:三井芦別鉄道DD501、セキ3820
(2011年1月7日訪問)

西芦別集落付近の炭山川橋梁の上に、三井芦別鉄道の車両が保存されています。
現役時代の鉄橋がそのまま残され、まるで走っているかのように見えます。


1枚目画像とは反対側の旧国道からの撮影です。


(この画像のみ1998年5月17日撮影)
現在は無くなってしまった旧国道の炭山川橋からの撮影です。このアングルからは今は撮影できません。
ちなみに1枚目画像は現国道の炭山川橋から、2枚目画像は旧国道の残存部分から撮影しています(黄色の矢印看板の先に旧炭山川橋がありましたが、現在は撤去されています)。

この車両たちですが、冬期も鉄橋上に置かれたままになっています。
かつては冬期には鉄橋からずらして土手部分(石炭車側の土手にも線路が残っています)に引き上げられると聞いたことがありますが、近年は行われていないようです。
数年前の冬ですが、車両は鉄橋上に置いたまま機関車のみシートが被せられていたこともありました。冬期間に訪問すると見られない場合もあります。

2020年7月9日 現存を確認

砂川市 豊沼駅前のヨ3500

2011-01-06 19:00:00 | 空知(北海道)


場所:砂川市東3条南19丁目 JR豊沼駅前
保存車両:ヨ4625
(2011年1月5日訪問)

JR函館本線豊沼駅前に置かれているヨ3500です。
隣りに置かれた海上コンテナと同様、物置として利用されているようです。


反対側から見た様子。車体はほぼ原形ですが足回りは無く、ガラスが割れている箇所があります。屋根のベンチレーターは撤去されています。


豊沼駅の駅前広場。正面に階段の付いた建物が駅舎です。駅前すぐの所にあります。
2024年4月11日 現存を確認

おまけ

豊沼駅の下りホームから見える場所に、ワム80000(番号不明)の廃車体があります。
ワム70000ゆずりの屋根上リブが少ないワム80000~82899の内の1両で、俗に初期型と言われることもあります。
特段珍しいものではないかと思いますが、屋根上リブが多いワム80000より圧倒的に数が少ないです。

※このワムハチの廃車体は撤去されたようです。2020年8月4日に現存しないことを確認しています。