保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

(撤去済)千葉県銚子市 犬吠駅のデハ501とモニ2022

2012-07-25 12:32:00 | 今は亡き保存車

場所:千葉県銚子市犬吠埼9595 犬吠駅前
保存されていた車両:銚子電気鉄道デハ501、相模鉄道モニ2022
(2011年11月29日訪問)

銚子電鉄の犬吠駅前に保存されている車両です。レストランとして活用されていたそうですが、今は何にも使用していないようです。
モニ2022はこの場所に来てから何度か塗り替えられています。ブルーシートを鰍ッられているのがデハ501ですが、車体は2/3程に切断されています。


デハ501は近江鉄道や上田電鉄を経て銚子へやって来ました。全長12m程の小さな電車でしたが、1999年に廃車されました。
モニ2022は元は国鉄クモハ11だった車両で、クモハ11自体も雑多な形式だったため前歴は非常に複雑なものです。1992年に銚子へやって来て、車体が保存活用されました。
いずれも海に近い場所に保存されているせいか腐食が見られます。
なお犬吠駅ではぬれ煎餅や鉄道グッズなどが販売されており、駅舎内の売店で扱っています。

これらの車両は、2012年7月25日に解体されたそうです。