保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

湧別町 中湧別駅跡のヨ3500とモータカー

2011-02-12 15:00:00 | 網走〔オホーツク〕(北海道)


場所:湧別町中湧別中町3020-1 道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯
保存車両:ヨ4407、ヨ4421、ヨ4430、ヨ4433、排雪モータカー
(2011年2月12日訪問)

廃止されたJR中湧別駅跡地に保存されている車両です。
車両とともに、中湧別駅のホームと跨線橋の一部がそのまま残されています。モータカーは黒一色に塗装され勇ましい感じです。


モータカーとは反対側のホームも残り、車掌車が置かれています。車掌車の車内や跨線橋内には国鉄用品が展示されています。


モータカーの後ろの車掌車。


2台の車掌車の連結部分は、妻面を撤去し完全に繋げられています。
当初は4台の車掌車を1列に繋げたかったらしいのですが、用地の関係からか2箇所に分けて置かれています。3枚目画像で妻面の尾灯が撤去された様子は、この構想の名残かと思います。

2022年5月18日 現存を確認


湧別町 五鹿山キャンプ場の客車たち

2011-02-11 18:30:00 | 網走〔オホーツク〕(北海道)

場所:湧別町北兵村二区 五鹿山公園キャンプ場
保存車両:スハフ42-518、スハ45-31、10t貨車移動機
(2011年2月11日訪問)

キャンプ場で安価な宿泊所として利用されている車両です。貨車移動機はスノープローが付けられ勇ましい姿です。
2013年7月~2014年5月の間に、車両たちはきれいに再塗装されました。


客車に電気を引き込むための電線や配電盤、汲み取りトイレ用の臭突も付けられているため、車内で電気やトイレを使えるようです。
客車の屋根は葺き換えられており、妻面にあるはずの雨樋の縦管が全て撤去されています。


スハ45-31です。客車の内部は、横になれるようカーペットが敷かれているようです。
周囲にはキャンプ場の炊事場やごみ箱があります。冬は休業しており、移動機や客車の妻面にシートが鰍ッられます。


スハフ42-518の車掌室部分。この車両は釧路に配置されていたことがあり、釧路区独特の住宅用ユニットサッシに交換された窓が残っています。
なお国鉄湧網線や湧網線の五鹿山仮乗降場があった場所は、こことは異なります。

2021年9月20日 現存を確認