保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

白老町 白老駅前のD51

2010-11-23 17:20:00 | 胆振・日高(北海道)

場所:白老町若草町1丁目1 JR白老駅北口至近
保存車両:D51-333
(2010年8月23日訪問)

白老町のJR白老駅裏手に保存されているD51です。ゾロ目番号(333号機)が目を惹きますが、それ以外はごく普通の北海道型D51です。


かつては現在の場所より400mほど離れたャ鴻g公園に保存されていましたが、公園の再開発によりここへ移動してきました。


立派な説明板です。
信号機や転てつ機も一緒に保存されているのが嬉しいです。

(参考)白老町建設課HP D51移設に関するページ↓
http://www.town.shiraoi.hokkaido.jp/ka/kensetu-hp/data/sl_poroto.htm

2018年11月3日 現存を確認

遠軽町 遠軽公園のD51とキ100

2010-11-14 14:46:00 | 網走〔オホーツク〕(北海道)


場所:遠軽町宮前町2丁目 遠軽公園
保存車両:D51-859、キ282
(2000年7月20日訪問)

遠軽公園に保存されている車両です。コスモス園が広がる山の上ではなく、瞰望岩(がんぼういわ)のふもとにあります。JR石北本線の車窓からも見えます。
D51のデフレクターに書かれている星マークは、遠軽町の町章です。現役時も書かれていたのでしょうか?


D51の反対側です。こちら側のデフレクターには町章がありませんが、現役時代もこうだったのでしょうか。


SLから少し離れた所にはキ282が保存されています。こちらには屋根が無く、冬期から翌春まではシートを被せて保護されます。


キ282の反対側です。線路から見えない側は標記が全て省略されています。D51のデフレクターの町章もここに来てから同じように省略されてしまった可能性があります。

2024年3月15日 現存を確認


赤平市 赤平山のD51-566

2010-11-12 20:11:00 | 空知(北海道)

場所:赤平市赤平623番地 赤平山スキー場付近
保存車両:D51-566
(2000年6月10日訪問)※画像は全て訪問日に撮影

赤平山スキー場(現在通年休業中。実質閉鎖)の近くに保存されているD51です。
この場所へ至る公道は1本しかありませんが、現在この道路が通年通行止めとなっています。よって現在、合法的にこの車両を見学することは不可能となっています。
この現状について詳しく解説したいと思います。


この機関車が置かれている場所は、赤平山スキー場の他に「研修センター憩の家」という施設があります。
しかしスキー場・憩の家共に閉鎖状態となっており、民家も無いこの一帯は「訪れる必要のある人がいない」という理由で唯一の公道(市道)が立入禁止となっています。強いて挙げれば、訪れる必要があるのはSLを見学したい人のみ言えます。
スキー場およびこのSLは市街地より高い山の上にあります。
道路以外の土地は当然所有者がいますので無許可での立ち入りは出来ませんし、仮に許可を得たとしても急斜面を這いつくばるように藪を進むしかなく、現実的ではありません。

★この閉鎖されている市道および保存されているSLについて、赤平市役所に直接問い合わせを行いました。

市からの回答を要約しますと、
・赤平山スキー場へ至る市道は通年閉鎖しており、今後も開放する予定は無い。
・閉鎖中の市道は現在管理しておらず、道路に雑草が生い茂り崖崩れの恐れもある。
・SLは現在もある。
・SLの撤去、移転、売却の予定は無い。ただ、数年前から管理を行っていない。
・上記のように道路、SL共に管理されておらず安全性を確認出来ないため、一時的であっても道路の通行やSLの見学を許可することは出来ない。

通行止めの市道への立ち入りはやはり禁止であり、今後も開通の予定が無いことは残念な限りです。
SLが現在もあり、撤去の予定も無いことには一安心しました。
いつしかこのSLがまた公開され、十数年ぶりの再会が出来ることを願っています。

赤平市役所の皆様には、お忙しい中で大変丁寧に対応して頂きました。改めて御礼申し上げます。


★お願い★
このSLが置かれている場所は、諸々の事情により現在閉鎖されています。
無許可で立入禁止箇所や私有地へ侵入することは、違法かつ大変危険な行為です。
このSLを末永く残すためにも、ルールを守った行動をお願い申し上げます。


美瑛町のスヤ52(旧スロ51)

2010-11-05 16:24:00 | 上川(北海道)


場所:美瑛町幸町4丁目3
保存車両:スヤ52-2
(2010年11月5日訪問)

ライダーハウスに使用されている客車です。
保健車スヤ52ですが、元は特ロと呼ばれたスロ51です。小さな窓がパラパラ並ぶ独特の側面がスロ51の面影を残しています。


「冬期休業中」です。夏季は営業していますが、詳しい営業期間は不明です。客車は屋根が葺き換えられ、床下機器は台車以外無くなっています。

2022年6月17日 現存を確認