場所:タイ王国 バンコク都パトゥムワン区 フアラムポーン駅付近
保存車両:客車3両、車掌車、装甲車(いずれも形式不明)
(2013年4月26日訪問)
バンコクのフアラムポーン駅(バンコク中央駅)付近の鉄道公園で保存されている車両です。近くにはタイ国鉄本社もあります。
客車はこのような木製と思われるものが3両あります。この車両は荷物車か合造車でしょうか。
こちらは座席車と思われます。絵が描かれていたりカラフルに塗り分けられています。台車は、日本のTR11にそっくりです。
この客車には冷房が付いているようです。車内はどのように活用されているのでしょうか。
木の下にあって撮影が難しいですが、車掌車も保存されています。タイでは今でも貨物列車に車掌車が連結されており、これと同じような形の車掌車が本線を走っています。
鉄道警察隊の装甲車だそうです。いつ頃作られたのか、実際どのように使用したのかは不明です。屋根には機関銃が付いています。
しかしレール上しか走れない装甲車両は役に立ったのでしょうか?戦車のようにどこでも走れないのならばかなり不便だと思うのですが・・・。
場所:タイ王国 ノーンカーイ県ムアンノーンカーイ郡 国鉄ノーンカーイ駅前
保存車両:タイ国鉄客車2両(形式不明)
(2013年4月25日訪問)
タイの東北線の終点、ノーンカーイ駅前に保存されている車両です。児童向けの図書館になっているようです。残念ながら、時間が無かったため車内の様子は見学出来ませんでした。
非冷房の座席車と思われます。
紫色の塗装は日本人の感覚からすると奇妙な印象を持ちがちですが、タイでは高貴な色として好まれており、現役の国鉄優等車では紫色主体の塗装がなされています。
この2両の客車は2011年頃に設置されたそうです。塗装は現役当時のものではありません。