保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

新ひだか町静内 製材工場の保存車

2017-12-14 11:10:00 | 胆振・日高(北海道)


場所:新ひだか町静内木場町1丁目1-22
保存車両:貨車移動機(番号不明)
(2017年12月12日訪問)

静内市街地にある製材工場で保存されている車両です。
今回の訪問ではこの会社に構内立ち入りの問い合わせを行っていなかったため、敷地外から撮影しています(敷地への立ち入りが許可されるかは不明)。


ネット上の情報では、協三工業で1955(昭和30)年に製造された貨車移動機で、No.2という番号が付いていたそうです。
静内駅から工場内へ延びる専用線で働いていたと思われます。2軸ロッド式の足回りと全キャブスタイルであることが分かります。
車体色は保存当初はオレンジ色でしたが、その後に白色に変更、現在は再度塗装されたのか色が剥げ落ちたのかは不明ですが黒一色になっています。


新ひだか町静内 牧場の保存車たち

2017-12-14 10:45:00 | 胆振・日高(北海道)


場所:新ひだか町静内真歌
保存車両:ヨ4676、貨車移動機(無番号)
(2017年12月14日訪問)

新ひだか町静内のとある牧場で保存されている車両です。
国鉄の10t貨車移動機と思われる機関車と、ヨ3500形ヨ4676です。


貨車移動機には「北斗号」というヘッドマークが付けられています。「北斗」はここの牧場の名称かと思います。
貨車移動機のみ線路に載っており、ヨ4676の下回りは失われています。それでも貨車移動機とヨ4676で高さに大差がないのが面白いですね。


ヨ4676の周囲には階段が設けられていますが、中へ入ることは出来るのでしょうか。
ネット上の情報では2012年頃に一度再塗装されているようですが、それ以降は塗装されていないかと思います。


消えかけた「札」「ヨ4676」の標記。

この場所への行き方ですが、国道235号線静内橋より100mほど浦河方へ走ると金刀比羅神社があります。その付近から山側へ斜めに上がる道があり、その道を道なりに3.2kmほど走るとたどり着きます。

 

2022年6月24日 現存を確認