保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

【韓国】ソウル特別市 科学館の保存車たち

2014-10-29 15:14:00 | 韓国

場所:大韓民国 ソウル特別市鍾路区臥龍洞 国立ソウル科学館
保存車両:ソウル市電363、햐기8-28
(2014年10月22日訪問)

ソウル特別市の科学館で保存されている車両たちです。
ソウル市電363です。1930(昭和5)年に製造されました。なお、ソウル市電は1968(昭和43)年に全廃されています。


햐기(ヒョウキ)8-28です。762㎜軌間用のSLで、水原から驪州までの水驪線、仁川まで水仁線で活躍しました。


1934(昭和9)年に日本で製造され1969(昭和44)年にこの科学館で静態保存されるまで、上記の路線で活躍しました。動輪を4つ持つ大柄な機関車です。自重は32tです。


説明板のSLのイラストは、日本のC62のものかと思います。
下部の現役時代の写真にはテンダー式機関車が写っています。この機関車はもともとテンダー式だったものをタンク式に改造したのか、最初からタンク式だったのか、説明板には一切記述されていません。


このように2両が並べられ屋根付きで保存されています。

この国立ソウル科学館は、ソウル地下鉄4号線恵化駅から徒歩5分程の場所にあります。車両は科学館の裏手の高台に置かれています。科学館に入場しなくとも見学出来ます。

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