その237 国文法
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国文法
私も能書きばかり述べるのでなく、授業の「話術(導入話術)」こそ身に付けなければならないと、指導者講習の講義録を引っ張り出して復習を始めました。また、そろそろ、海老原さんの動画からも真剣に学ばなければならないと考え、You Tubeを見て見ました。
ところで、どうでしょう。「26.無駄な授業」ということで、「存在文」と「所在文」の幻想と言うのが有ります。彼女は、そんな分類法はおかしいのではないですか、英文法に引っ張られて、不必要で、誤解を招く分類法だとのご指摘です。即ち、国文法、日本語教育文法の不備のご指摘です。そこで思い出しましたのが、「その181 New Text 2」です。
すなわち、「もともと日本には文法という学問がなくて、明治維新後、お役人が、これはいかんと急遽、英語の文法に倣って、作り上げましたのが、現在我々も使う国文法です。」と指摘しました。「80/20 Japanese」のオーナーのMr. Richard Webbも、そのことを指摘されていて、そのことが日本語学習を難しくしているとおっしゃっています。
しっかり色々勉強したいと考えます。
と言うことで、早急に、もう一度考え直すことにしました。
エリート留学生向けの50年前のシラバスや英文法に倣った国文法等で、必要のない、あるいは却って、誤解を招くような教え方になって、遠回りしていると致しますと、困ったものです。早速、分かっているところだけでも正さなければなりません。そうは言いましても、私には専門的な知識や解析する能力が有りませんので、海老原さんの考えやMr. Webbさんの考えを参考に、今から、私なりの考え方を纏めたいと考えます。
「ニュー・システムによる日本語」You Tube リスト 海老原 峰子
https://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/6b21cb04b34569d3f85b79a884db8a32
10 Steps to 500 Sentences by Mr. Webb
https://d81pp4ybbpmjf.cloudfront.net/10_Steps_to_500_Sentences__80-20_Japanese.pdf