ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その180 ミッション

2018-07-05 04:52:31 | 6.私の感想・考え

ミッション

 前項の項目と同じ内容の繰り返しのようになってしまいましたが・・・・・。

 最近になって、いろいろ条件が整ってきましたので、単にボヤキのブログから脱して、私の「ミッション」のホームページへ、という考え方が擡げてまいりました。

 すなわち、私のプロジェクトは、「早期に実用会話」。そのために、「自助努力」を助けるための「ツールを提供」ということに焦点を絞れるようになってきましたし、その実現の可能性も増してきたという感じがいたします。そこで、だったら、四の五の言っていないで、やって見ようじゃないかと言う訳です。

先ず、

・ネイティブ(日本人)の大人との会話と想定します。

・故国で日本語会話を修めたい方をメインの対象とします。

・初期に、母国語で、self studyが出来ること。

・頻度の高い用語を繰り返して訓練し、身に付ける方法の採用。

・発声器官と聴覚器官を、訓練して、日本語仕様に近づける

・スマホの利用で、準備無しでも訓練に入れる。

・スマホで、隙間時間の活用。

・第一のゴールは、例えブロークンであっても意思の疎通ができる

 その後は、ご自分のミッションに叶うように、種々やり方の方法を考えて、ご自分の学習に合ったやり方を取り込んで行っていただければ良いのです

 故国を離れられない、あるいは、貧しくて来日できない、また、教材も簡単に手に入らない状況で、しかし、モチベーションも高く、習得可能な能力も持った若者を想定しています。

 この先、スマホは、若者の必需品になって行きます。特に、音声入力、合成音声出力、翻訳能力の向上が見込まれますので、ネイティブ無しの学習を可能にしてくれます。いつでも、どこででも、本やノート等の教材無しで、訓練、学習が出来ますので、それに適した教材を、ネット上に準備していきたい。(Quizletの存在を知り、初めて、ネイティブ無しのself studyが可能になりました。)

 日本人の大人との会話を想定する意味は、日本人の大人と幼児の会話を思い浮かべてください。多少発音が曖昧でも、又ボキャブラリーが少なくても、彼らは、正しく、コミュニケーションが取れています。日本人の大人は、言語の特性から、そういう点で融通が利きます。その能力に甘えて行きたい。幼児は具象で表される用語しか使えませんが、大人は、抽象的な用語や専門的な高度な用語を扱うことが出来ます。従いまして、会話のスタイル自体はプアーでも、内容は、高度なものが扱えると言う訳です。経験から、それで、十分実務に利用できます。リアルタイムの会話を熟すには、理解語彙では、役に立ちませんので、使用語彙を沢山持つようにしなければなりません。理解語彙を使用語彙に変換するためには、繰り返しての訓練が必要になります。教材は、それに合わせたものが必要になります。

 発音したことばが、日本語の言葉として相手に聞き取ってもらえなければ、会話が成り立ちません。母語の言葉や文字を使って、出来るだけ日本語に近い発音になるように訓練してください。あなたの発音の善し悪しは、スマホの翻訳ソフトを使えば、測ることができます。通常使う方向とは逆方向の設定にし、あなたが日本語で話しかけてください。もし、スマホが、正しいあなたの母国語に翻訳してくれればあなたの発音は、もうOKです。(学習者の日本語の善し悪しの検証が出来たことで、更に、レベルの高いネイティブ無しのself studyが、可能になりました。)また聴解の方は、読み上げソフトを利用しますと、訓練に使えます。(ただし、現時点では、『無料の読み上げソフトは、まだ聞き苦しく、駄目です。しかし、Quizletの発音は、それほど聞き苦しくありませんので、使用可能と考えます。)

「あ、い、う、え、お」の文字とその発音は、一対一の対応です。一度、この発音を把握、身に付けることができれば、英語の発音のように「アレ、コレ」迷うことが有りません。Self studyには、ひらがなとカタカナは必要なので、早い時点で、まず頑張って身に付けてください。 

 さて、そこで、私のミッションと言いますのは、訓練に使うフラッシュカードをいろいろ準備することです。例えば、教科書には、原理的な説明が有りますが、参考例はそれほど多くありません。拡張、拡大して練習したいと考えても、教材をご自分で制作しなければならないのです。これがまた時間が掛かります。そこで、毎日が日曜日の私が、その一部を担当致しましょう。あなたは、それを参考にして、あなた好みのツールに、ドンドン拡大、拡張できます。

 また、どの学習者も、最初の段階で、どういう取り組み方をすればよいのか、さっぱり分かりません。「日本語の姿」をぼんやりでもよいから、ご自分なりにとらえたいとお考えの筈です。しかし、それを、いくら、直説法で説明されても、理解できません。ある程度ポテンシャルが向上するまでは、母国語でそれらが出来るように、手伝ってあげたいというのが私の考えです。即ち直接法で学習するまでの橋渡しができないかという考え方です。初期の段階で、母語で出来る、繰り返し訓練に使う教材、を準備するということになります。

 ターゲットとしては、日系企業の中で、日本人指導者と日本語で最低のコミュニケーションが取れる程度に、最短時間で到達したい。

 準備したい言語は、日本に関心の有りそうな東南アジアの諸国の言語、中東・アフリカの言語(英語、フランス語、アラビア語)とロシア語と考えております。

 最初は、「ひらがな」「かたかな」の習得。そして、「はじめの500ご」で、日本語の発音を聞きつつ、ボキャブラリーを増やしていただく。活用のある用言は、まず、肯定形、否定形、過去の肯定形、否定形の4 formの活用を。次に拡大して国語文法の五段活用が理解できるやり方。次いで、更にそれを拡大し、良く会話で使う文型の習得等、段階を踏まえて、内容を増やして行けるようにしたい。 

 ブログ、ホームページ等に就きましても、ようやく扱い方に慣れてきましたので、役割を分担する形を採り、そして、それらを一ヶ所にまとめて機能させるようにしたいと考えるようになりました。日本語版の「ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道」(長ったらしく、スカッとしないタイトルでは有りますが、私のこの道への関わりのヒストリーです。)今後も色々感じたり、考えたりしたことを、その都度書き加えて参ります。

 日本語版ブログでは、同じテーマが、あちこちに分散していますので、まとまりが有りません。そこで、英語版(海外版)のホームページは、それらを集約して、ある程度、系統立てて整理し、取りまとめに使いたいと考えます。Quizletのデータも思い付きで、たくさん作りましたが、海外版のHPからアクセスし易いように工夫して、整備、編集したいと考えます。

 海外版のHPにつきましても、非常に取り扱いが簡単で、容易に編集が出来るホームページ作成ツールが見つかりました。これを使えば、簡単に、短時間の内にかなりなことが出来そうだという感じがしてきました。これらも、便利なアプリやツールのおかげです。

 当分の間は、既存のQuizletのデータの整備と、それらのIndex として、海外版の追加編集に力を注ぐ考えです。

 更に、あわよくば、この先、私が就活に成功した場合は、恐らく、最初は、私の拙い教授方法で醜態を晒すことになりますが、これらを上手に使えば、そのギャップを、十分に、補ってくれるものと信じています。色々、グダグダ説明しますよりも(現実は、色々説明しても、本当のところ通じないと思います。)、母語と対比させてありますので、これをこうして使うのですよと、こうすれば話せるようになりますよと、現物で示しますのが、手っ取り早いし、一番強力な方法と信じます。

海外版ホームページ

Shortcut for Japanese Language

https://nihongokaiwachikamichi.jimdo.com/

はじめの500ご

https://nihongokaiwachikamichi.jimdo.com/3-word/

 


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