先日、三室戸寺のハスの種を買ってきて、
やっとの思いで両端を切って、
水につけておきました。
ちょうど熊本に帰る前でしたので、
23日です。
28日帰ってみると、
小さな芽を出していました。
しかし、
ここからが、難しい !!
芽から茎が伸びてきたのですが、
先っぽが枯れだしたのです。
もうひとつも同じような状態、
きれいな蓮の葉っぱにならないのです。
ネットで育て方を見ると、
葉っぱが出そろったら、
田んぼから頂いた泥に植えるとありますが、
そこまでは育たないようです。
もう一つは芽も出ない種もあります。
蓮の花は仏教では象徴的に扱われます。
人間の心の奥深くにある、
菩提心(清らかなほとけの心) を
あらわしています。
あるけど、芽が出ない、芽が出ても育たない、
すべての人間に仏の種は宿っている、
内包している、孕んでいる、
と、お経には書いてあるのでが、
確かにある、けど
菩提芯が目を出すのは難中の難であると、
もう少し見守りましょう。
育つかもしれない
片や、「となりのむかか」
無花果、独特の香りが漂っています。
もうはちきれんばかりです。
「いまがたべごろですよ !!」
言ってるかのようです。
熟して落ちてしまうかもしれません。
無花果、というぐらいですから
花は無くても実はなるのでしょう。
人知れず、実って落ちていく、
花もあるのです。
「一切衆生、悉有仏性」 とあります。
けど、芽が出て、花開くのは
「百千万劫難遭遇」 (ひゃくせんまんごうなんそうぐう)
ということなのですね。
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