いつもこの時期になると
目に飛び込んでくる
「タンポポ」
JR小倉駅、
タイルのすき間に根を下ろし
この場所ですと誰からも踏まれる
ことはありません。
すっくと背を伸ばしています。
早いもので、
もう今月の切符を求めに
足をのばした所です。
『ふまれても
咲くタンポポの笑顔かな』
という歌がありますが
三浦先生も愛された歌です。
ここのタンポポ、場所が悪い
誰からも踏まれるところに
根を下ろしたようです。
しかし、踏まれても踏まれても
このように、明るく元気な花を
出してくるのでしょう。
坂村真民さんの歌に
「タンポポ魂」があります。
踏みにじられても
食いちぎられても
死にもしない
枯れもしない
その根強さ
そしてつねに
太陽に向かって咲く
その明るさ
わたしはそれを
わたしの魂とする
これからグングン咲いていく
どこにでもある花ですが
この歌を思いながら見ると
勇気が湧いてきます。
JR小倉駅の桜は
まだ固い蕾のようです
たぶん品種が違うのでしょう。
帰りがけに見た桜
奈良に行く国道沿いに咲いている
今を盛りと
見事に咲いています。
しかし、
もう古木のようです
花を咲かせずに葉を出し始めた
さくらもありました。
ご近所には
まあ、こんなにびっしりと咲いている
木瓜(ぼけ)の花です。
まばゆいほどの赤さが
目に飛び込んできます。
本当に寒さが続いた今年
やっと至る所で春の到来
目に鮮やかな季節が楽しみです。
「咲くも無心
散るも無心
花は嘆かず
今を生きる」
と、坂村真民さんは歌って
おられます。
その一瞬一瞬の命に
眼を傾けましょう。
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