紙くず、として捨てられていた が、
近年、資源として見直されてきました。
今日も熊本市のごみ減量推進課より
家庭ごみ・資源収集カレンダーの配布のお願い
が届きました。
私も、貧乏性で 「 紙 」 も捨ててしまうのが勿体無く、
出来る限り分別して、紙をくずとしではなく
再生できるよう資源として取り扱っています。
これも母の影響かもしれません。
母は婦人会として熊本でも一番先に紙を資源として扱う
分別収集に取り組んでいました。
そういう思いでいたのですが、
どことなく貧乏くさいようでそっと分別をしていたのです。
ところが先日、
『 紙くず 』 という記事を発見しました。
「 ANA 」 さんの機内においてある雑誌です。
「 紙くず 」 という題です。
読めば、なるほど! と思うことばかりです。
こういう考え方、同感です。
この方も、捨ててしまわずに何とかならないものか … と
考えた末、
家を造るときに、思い出のある紙をシュレッダーにかけ
保管しておいたそうです。
そして、家を建てるとき、その裁断した紙を
壁の漆喰に混ぜて使ったそうです。
なるほど、こうやって生かす生かし方もあるのか
とてもいい考えです。
その壁には、シュレッダーにかけた紙の破片で
「 ありがとう 」 という言葉とかが出てきて
それも思い出の一つと思います。
「 活かせてよかった ! 」
とあります。
『 捨てればごみ、生かせば資源 』
といわれても、
活かそうと思いつつ、溜め込んでしまって
とうとうゴミになってしまうことも多々あります。
昔は、紙は貴重品でした。
日蓮上人、という方もお金がなくて困っていると
あちこちに手紙を送っておられますが、
その手紙に使ってある紙が
とても立派だったので、
こういう紙を使えるということは
そこそこの生活をされていたのではないかと、
紙を研究しておられる方がおっしゃっていました。
よくお寺の古い掛け軸とかふすま屏風など
修理すると、その下張りに当時の手紙とか
生活がわかる証文とかが出てくるそうです。
それも丁寧にはがして表装しなおすと
その当時の生活が垣間見ることが出来る
ということです。
紙は何度でも使い回しができたのです。
今の時代、次第にペーパーレスということになりつつあるようです。
が、いろいろな記憶媒体も、
便利なようでも、一つ間違うと
一瞬にして消えてしまうという
問題も抱えています。
お互いの良さを取り入れながら
残しておくということもこれからの課題です。
紙は大切な資源です。
熊本ではシュレッダーにかけた紙は
焼却ということになっています。
それも何とか資源として再生できるようになれば
と思っています。
今回は 「 紙くず 」 ということが
雑誌の大切な記事として取り上げてあったことに
とても嬉しく思いました。
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