ちょうど自宅を出る時には
ほぼ満開の牡丹でした。
帰ってくる時には散っているだろう
と思っていたのですが、
家に着くと
「おかえりなさい!!」
といわんばかりに、
満開の笑顔で迎えてくれました。
思わず、
「本当にご苦労さま」
という言葉が先に出ました。
もう今日までが限界とばかり
これ以上広げられないと
花びらを広げて咲き誇っています
よく見ると、花びらの一枚一枚は
まるでシルクのような風合いを
見せています。
もう明日には散り始めるのでしょう
26日から咲き続けていたのです
このボタンも
熊本の南阿蘇のドライブインで買い
その時はまだ30センチほどの大きさでした
そして京都に来てからも
ズンズンと成長して
こんなにたくさんの花を
付けるようになってきたのです。
最後の力を振り絞って
咲いているようにも見えます。
牡丹としては
自分のハタラキとして最後まで
つとめを果たしているのでしょう。
出し惜しみせず、
つぼみもよし、満開の花も更によし
咲ききっていく姿もいいものです。
本当にご苦労さまでした。
また来年に向けて
充分に力を蓄えてください。
有り難うございました。