本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

祇園祭

2009-07-17 23:06:34 | 住職の活動日記
 『 祇園 』 という言葉は本来、仏教用語です。

ですが、今ではまったく違った意味で、いろんな場面で使われています。

 今日は 『 祇園祭の山鉾巡行 』 です。

八坂神社のことを 『 祇園社 』 といったことから、

八坂神社のお祭りを 『 祇園祭 』 といったようです。


 京都にいた頃は、いつでも行ける、と思ってましたら、

ついぞ、行きそびれて、山鉾巡行は一度も見たことがありません。


 それで、今日は珍しいブログのご紹介です。

『 和久傳 』 で検索していただき、

そのなかに 『 はしたてブログ 』 というところがあります。

そこの料理屋さんのスタッフの方が毎日書いておられるブログです。

すこし、京都へ行った気分に浸れますよ。


 今日の山鉾巡行のことも写真入で、京都ならではの方が

書かれた、とても興味あるご紹介がされてありますよ。

このことも    です。
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土用に甘酒

2009-07-17 21:12:37 | 住職の活動日記
 7月19日から 『 土用 』 に入ります。

8月の7日は 『 立秋 』 暦の上では 『 秋 』 に入ってきます。

本来は季節が 『 夏から秋へ 』 ということで、

『 土 』 を静かに休ませましょう。 … ということから

土をさわることは禁忌とされていたのです。

 今日も、車庫を作りたいのですが ? 、という相談

『 土用 』 を避けて 8月7日以降では  ということで

 ですから、『 土用 』 というのは季節に合わせて

年4回あるのですが、 『 夏の土用 』 が一番有名です。

 『 鰻にとっては受難の日 』 です。

江戸時代ごろから定着したのでしょうか??

 『 土用の鰻 』

しかし、今日届いた 『 美感遊創 』 ( サントリー発行 )

には、『 甘酒 』 が特集してありました。

『 甘酒 』 は冬の寒い時に頂くものと思っておりました。

東寺にいるときも、初詣のお接待に大きな釜で 『 甘酒 』 を作りました。

 記事によると、

「 本来は夏の飲み物。消化が良く栄養豊富なことから

  江戸時代には暑気払いのために子どもからお年寄りまで

  広く飲まれていました。」

とあります。

  「 鰻ではなく甘酒だったのかも ? 」

 「 甘酒が栄養面で大変優れているのは、

   麹菌の発酵作用によるものです。

   麹の醗酵によって米のでんぷんはブドウ糖に、

   また米のたんぱく質は多量の必須アミノ酸群に変わります。

   さらに麹菌は繁殖する時にビタミンB1.B2.B6

   パントテン酸などのビタミン群を作り出し、

   それらが甘酒に溶け込むので、

   本の米とは別物の 『 総合健康飲料 』 になるのです。 」

とありました。ほんとうに   です。


 私も発酵食品は欠かさず頂いていますが、

『 甘酒 』 がこんなに優れものということは知りませんでした。


 鰻もさることながら、『 甘酒 』 を頂きましょう。  



 
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