本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

天草エアーラインで無事帰山

2008-11-21 23:49:25 | 住職の活動日記
 神戸空港より 『 天草エアーライン 』 で 一っ飛びに熊本へ!

    飛行機の中でも、にぎやかなこと!


   



 客室乗務員の方とも一緒に記念撮影もしました。熊本の方のようでしたの

で、親しみも覚え、記念に  

いろいろお世話いただき有り難うございました。


   


 この飛行機もお世話になるのは2度目です。松山からの、もうこの線が廃止にな

る、という最後の近い便に乗せていただきました。

 しまなみ街道の橋も綺麗に見えたのですが、写真にはあいにく写りませんでし

た。 

ともあれ、

 全員で、本蔵院のご本尊さまに 「 無事に四国遍路満願 」 出来たことを

ご報告しました。


 尾上菊五郎さんの辞世の句に

  『 まだ足りぬ 踊り踊って あの世まで 』

 とあります。

 満願したから、これで終わりということではないのです。

 『 まだ足りぬ 』 です。死ぬまで元気でお参りし続ける、ということが

 大事だと思います。
 
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懐かしい風景

2008-11-21 23:27:07 | 住職の活動日記
 朝のお参りが終わったあと、

用事があったので事務所を覗きました。

そして、懐かしい台所も覗いてみました。

もうすっかり、当時のメンバーとは変っているだろう、?

しかし、居られました。その頃私と同じくらいだった方がお一人、

お互い 『 アラ~ 』 

本当に懐かしいお顔にお会いしました。


   


 東寺の本坊のお台所です。すっかり準備も整い、

あとは、お昼の出番を待つばかりです。
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東寺のお舎利さん

2008-11-21 23:20:43 | 住職の活動日記
 21日、5:30 ホテルを出発。

車が少ないせいか15分で到着、御影堂の門前にて門が開くのを待つ。

 ふと、不思議な感覚に、( 自分にとっては少し前のような気がする

              しかし、はや20年は過ぎている )

チョット前は門を開けるほうの側にいたのだ。

梵鐘の2打つき終わるのを合図に、一斉に御影堂へ早足にあがる。

毎日お参りされる方の席が暗黙のうちに決まっているのだ。その方々の邪魔になら

ないように、私たちも席をとる。

 いつものように生身供 ( しょうじんく ) がすすみ、

粥膳・本膳・二の膳、最後に玉露のお茶がお供えされます。

いよいよ、お舎利さんです。

昨日より 「 お舎利 」 さんの受け方を指導し、練習してきました。

 信者の方々先導で進められる 「 ご和讃 」 の響き、

お坊さん主体でなく、お参りの信者の方々の主導ですすめられる、こういう

お参りの仕方、 『 大師信仰 』 ということが、本当に普通の人々の中に

根付いている。

 本当に、東寺の御影堂の大師信仰は一種独特の雰囲気を醸し出しています。


 もし京都へ行かれる方がありましたら、是非、チョット早起きして

『 東寺の御影堂 』 へ足を伸ばし 『 お舎利さん 』 を受けて見られるの

も、観光とは違った、信仰の原点に触れられる思いがされると、思います。
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