小平井戸の会から発行された防災・生活安全教本が会代表の金子尚史さんから送ってきました。
小平井戸の会は近場に震災用井戸のある住環境の実現を目指して活動している会で、2015年1月17日、阪神・淡路大震災の20年目に設立されました。
今回の教本は市の公募事業に応募して「防災・生活安全市民講座の教材作成」として講座を目的として作成されたものです。
が、写真や絵図が多用され読み物としても分かりやすく、防災意識を高めてくれます。
過去の大震災から学ぶこと、災害対策としての井戸、井戸の実態、災害対策としての井戸、災害時のトイレ対策など、11章からなる濃い内容の役立つ教本です。
これまで災害がない安全で住みよいまちが自慢の小平にも、いつか大地震がくる。
自分の中にある「小平は大丈夫」という思い込み、「ノーマルシーバイアス(正常化偏見)」に気づかされます。
最悪の事態をイメージして、日頃からの対策と心構えが大切なことを改めて省みました。
それにしても、小平井戸の会のパワフルな活動には敬服します。
その粘り強い調査力、啓発力、他との協働・・・
小平はこのような市民活動に支えられているのだなあと思います。
6年前の丁度今頃、井戸の会会員さんが自宅玄関先に井戸を掘ったお披露目を取材した時の記事です。
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