『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

昭和の家族写真によせて(1)

2016-10-26 00:37:51 | 身辺雑記
  
  90年前の母の写真

  

 この写真は私の母とその弟の幼い頃の写真です。
 母が2歳か3歳の頃、昭和初期の写真でしょう。
 当時としてはモダンな服装に思えます。
 母は長崎県の佐世保市生まれ、5人きょうだいの長女でした。

 母は47歳で亡くなりましたが、妹が二人いましたので
 このような古い写真が私に回ってきて、家族写真が何枚も手元にあります。
 私はこの小さな写真の中の、愛らしい母の姿が好きで大切にしています。

 

 こちらは昭和6年頃の家族写真。
 前列の左が母、1番下の弟がまだ生まれていなかった頃。
 写真館で撮った写真は皆緊張しているのか、無表情ですね。
 というか、大切な晴れの日の記念写真は笑みを見せるものではなかったのでしょう。

 祖母(右側)は私が中学生になるまで元気でしたので、
 可愛がられた思い出が今も脳裏に焼きついていますが、
 祖父(後ろ)は私が生まれる3年前に亡くなったので、全く知りません。

 けれども家族の中で現在ただ一人健在の、佐世保在住の叔母(祖父に抱かれている次女)が
 新聞の「はがき随筆」に次のように父親の思い出を投稿しています。

 「明治モダニズムの風に吹かれたのか、明治生まれの父はハイカラだった。
 子供たちの誕生日をいつも祝ってくれた。昭和10年前後、セルロイドのキューピー人形が大流行していた。
 ある朝、枕元に並べられた五つのキューピー人形を見た時の私の驚きと喜び。
 あの誕生日の風景は鮮烈な記憶として残っている」

 戦前のつつましやかな中にも、愛情に満ちた家族の情景が浮かんできます。
 写真からみても端正な祖父に一度会ってみたかったものです。

 
 昭和7,8年頃のきょうだいの写真

 この3年間で、それまで久しく会えなかった佐世保の叔母に2回会いに行きました。
 86歳で一人暮らしをしている叔母の記憶は鮮明で、遅くまでおしゃべりに花を咲かせました。
 聞いた昔の話を記録しようと思いつつも、私の弟夫婦やいとこも加わり、話しがあちこちに飛んで
 楽し過ぎて終わってしまいました。
 今度こそと叔母との再会を願う日々。

 また機会をみて、母の娘時代の写真が語る昭和の家族を紹介したいと思います。



【まちかど情報】
   ◆大沼公民館ライブ 
   10月29日(土)14:30〜16:00
   出演:池畑健一&フレンズ、モロコシボーイズ
   会場:大沼公民館ホール(東京都小平市大沼町7丁目1−17)
   ※入場無料 (問合せ)HANAKOクラス 三浦 090-5016-8071
   (小平市内すべての公民館でライブ開催を目指す、モロコシボーイズです)

   ◆ケアタウン小平応援フェスタ2016~やさしさつないで大きな輪
    10月30日(日)11:00~15:15 雨天決行
    ホスピスケアを地域で展開するケアタウン小平の9回目応援フェスタ
    願い事を書いて空に放つ、「バルーンリリース」は見ものです。
    主催 NPO法人コミュニティケアリンク東京
    小平市御幸町131-5 TEL042-321-5985

   ◆小平市平櫛田中彫刻美術館の特別企画展
    「岡倉天心と平櫛田中」11月16日(日)まで 10:00~16:00(火曜休館)観覧料一般300円
    天心が愛でた「尋牛」、百年ぶりの公開
    大正2年以来行方がわからなくなっていた、田中の作品「尋牛」が昨年発見され百年ぶりに公開されます。
    (問合せ)042-341-0098

 
 

 
 
 
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1 コメント

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Unknown (ミリオン)
2024-01-14 10:21:16
おはようございます。
嬉しいです。頑張って下さい。今日のお昼は、「光る君へ」の第2回の放送を楽しみにしています。
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