喜多院法興寺

住職のひとりごと

貧乏逆手に?夕張の「夫妻」、カンヌ広告賞でグランプリ

2009-06-24 05:51:07 | Weblog
朝日新聞
{世界で最も権威があるとされる広告コンクール「カンヌ国際広告祭」で、北海道夕張市のまちおこしキャラクター「負債を抱えた夕張夫妻」がグランプリを獲得した。「夫妻」を企画・立案した広告会社ビーコンコミュニケーションズ(東京)が23日、発表した。

 「負債」と「夫妻」をかけたダジャレキャラで、2年前に考案。市内でホテル・スキー場を経営する夕張リゾートが広告に使い、藤倉肇市長も宣伝に協力してきた。しかし、「夕張父さん(倒産)」と「まっ母(真っ赤)さん」がメロン帽をかぶり、継ぎはぎのある服を着て「金はないけど愛はある」と訴えるポスターには「自虐的」という批判もあり、市民の評判はいま一つだった。

 受賞について夕張リゾートの西田吏利(つかとし)社長は「財政破綻(はたん)の街という負の要素を逆手に取り、前向きにとらえ直した切り口が評価されたのではないか」と大喜びだ。}

夕張から町おこしキャラクター「負債を抱えた夕張夫妻生まれた」が、広告コンクール「カンヌ国際広告祭」でグランプリを獲得した。地元では 「自虐的」過ぎるとして、評判もはいま一つだった。しかし、「カンヌ国際広告祭」で「負債」と「夫妻」をかけたダジャレキャラと、財政破綻を逆手に取った事が、評価されたようだ。