喜多院法興寺

住職のひとりごと

アルツハイマー発症前に診断も 低分子タンパク質増加

2009-06-10 10:30:56 | Weblog
共同通信
 {アルツハイマー病が発症して認知障害が起きるのに先立って、人の脳内で特定の低分子タンパク質の量が増えることを大阪大の大河内正康講師らのチームが突き止め、10日付の欧州専門誌電子版に発表した。
このタンパク質は脳脊髄液に溶け出すため、腰椎に針を刺すなどの手法で早期診断が可能。大河内講師は「治療薬を投与するタイミングを知り、効果を最大限にするための指標として有望」と話している。}

時事通信
{アルツハイマー病は、原因となるたんぱく質「ベータアミロイド」(Aβ)が脳に蓄積して発症する。Aβの量を調べれば早期診断が可能だが、Aβは脳内にとどまるため計測が難しい。}

この原因となる底分子たんぱく質の量を的確に量ることで、治療薬投与の時期を的確に判断出来れば、治療効果が増すはずだと言う。アルツハイマー病の診断効果を高める発見に、今後期待したい。