大江戸散策徒然噺 Introducing Japanese culture and history

豊かな歴史に彩られた日本の文化と歴史を紹介

今、大人気!国会議事堂・衆議院本館をとことん楽しむコツ(その2)

2010年09月06日 14時49分54秒 | 国会議事堂

個人の資格で国会議事堂・衆議院本館の参観をしよう!



国会議事堂は衆参両院とも、個人の資格で、かつ無料で参観を楽しむことができるのです。

◇参観には季節と曜日、時間を考慮しよう!
(1)季節
まず混雑する季節は避けたほうが懸命。
特に修学旅行シーズンは参観申し込みもままならない状態で、たとえ参観申し込みができたとしても、参観ルートをただ歩いているだけで、芋洗い状態の中で何を見たのかわからないまま参観が終わってしまうのです。
特に修学旅行シーズンの午前9時から11時ころまでが一番混雑が激しく、国会参観係りも「簡略説明」での対応をする旨の事前告知をするくらいです。
※個人での参観の場合、時間ごとに出発するグループに「衛視(えいし)」が一人つき、彼(または彼女)の先導のもと参観ルートに従って進んでいきます。
衛視さんはルートの要所要所で簡単な説明をしてくれるのですが、私の経験上、説明内容や習熟度についてはかなり差があるようです。ただし、衛視さんは本業が「ガイド」ではないことを理解していれば、どの衛視さんも一所懸命に対応してらっしゃると思います。

さて、一般的な修学旅行シーズンは毎年5月中旬から7月初旬、9月中旬から11月初旬くらいと考えます。この時期の平日、午前9時から11時頃までの参観は私、個人的にもお勧めできません。
なぜならどの学校の修学旅行も判で押したように、その日の最初の見学場所を国会議事堂にしているとのことで、多くの学校がこの2時間の間に大挙してやってくるのです。
このため議事堂内の説明は簡略、そして最もゆっくり見学したい本会議場も傍聴席に座れず、傍聴席最上段の後ろの通路を歩いて「ちょい見」状態で終わってしまうのです。
もちろん、前後を修学旅行の学生たちに挟まれ、他の衛視さんの「立ち止まらないでください」の声に促され、何を見たのか分からない不完全燃焼状態で館内を退出することになってしまうのです。

(2)曜日
修学旅行シーズンの時期を除けば、日・月・火・水・木・金・土曜日のいずれでも、比較的すいています。特に、土曜日と日曜日休日はねらい目です。
※衆議院の本会議開催曜日
◇開催曜日:月・水・金
◇開始時間:午後1時から
上記の本会議開催曜日の12時以降の参観では、本会議場の見学は参観ルートから省かれます。
尚、上記の本会議開催曜日と時間以外に、緊急を要する法案審議や可決、予算の可決などが予定される場合に開催されることがありますのでご注意ください。

(3)時間
修学旅行シーズンの時期を除けば、日・月・火・水・木・金・土曜日のいずれでも、比較的すいています。特に、土曜日と日曜日休日はどの時間帯でもねらい目です。
◇参観できる時間
平日    :8時~17時(16時までに受付を終了してください)
土・日・休日:午前=9時30分、10時30分、11時30分 午後=1時、2時、3時 以上6回です。
特に土・日・休日の午後1時、2時、3時は極端に言えば、「貸切状態」

◇このほか参観を避けたほうがいいと思われる日
①国会召集日の数日前と当日(通常・臨時・特別)と国会終了日
特に召集日は天皇陛下が国会にこられます。このため数日前から準備が行われ、陛下がお使いになる「御休所」内部を見学することができません。
②外国要人が国会を訪問する日(この情報はほとんど掴めませんが…)
たまたま参観日に受付で衛視さんから告知されることがあります。この場合、参観開始までしばらく待たされることになります。

◇「下駄」を履いての参観はできません。
◇議事堂内はすべて「禁煙」です。
◇議事堂内の写真撮影は原則禁止です。

参観にあたってご質問がある場合はメールにてお問い合わせください。





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