マチルダの塗装は、箱絵にある1942年、マルタ島の第4独立戦車小隊の車両にしました。
▼ダークイエローの上に塗装指示色のダークグリーンを筆塗りして「石垣迷彩」にします。
水性鉛筆で線のアタリをつけていきます。
▼だいたいこんな感じでつけました。塗装図にないところは適当です
▼伸びの良いタミヤエナメルを使って筆塗りしていきました。
手が震えて線がビビっています。まあ雰囲気ということでお許しを
▼ダークグリーンの乾燥を待ってアタリの水性鉛筆跡を綿棒に水をつけて消していきます。
▼消しモレがないようよく見て消していきます。
▼細部の塗分はタミヤアクリルを使いました。
XF-69 NATOブラック:アンテナ、XF-64 レッドブラウン+XF-1 ブラック:予備履帯、マフラー、X-10 ガンメタル:Besa機銃、スモークディスチャージャー支柱、XF-49 カーキ:シート
▼エンジンフードに迷彩をするのを忘れていました。あっぶねえ、足しておきます。
今回はここまでです。
次回はクリアコートをかけてデカール貼りに進みたいと思います。
描かれるとは、す・すごいです!!
細い線で細かいパターンは
想像しただけでも
手が震えます(^^;)
石垣迷彩と言うんですか。
水性鉛筆は便利そうですね。
下書きにもってこいかも。
細く描かなければという緊張からビビりまくった線になってしまっています。
ちょっと変わった迷彩を試してみたくて冒険してみました。
マルタ島に駐留した部隊が、島のほとんどの道路に沿って作られている石の壁に調和する様にと考えて塗装した迷彩です。離れて見て壁の石垣と調和していたのかどうかはわかりませんが、イギリス人の発想は面白いですね。
水性鉛筆は下書きに便利です。その名の通り水で簡単に消せるので迷彩塗装に下書きにもってこいだと思います。
水性鉛筆の水性は後処理に威力を発揮するのですね。
これは勉強になりました、ありがとうございます。
マチルダのこの迷彩は以前見た事が有ったのですが、マルタ島守備隊のものだとは知りませんでした。
なるほど”石垣迷彩”ですか、これ冷戦末期のベルリン駐屯のチーフティンが塗っていた、アーバンカモフラージュの原型かも知れませんね。
私が今作っているパークさんも、BoBの後マルタの司令官になって防衛に活躍しています。
思わぬところでつながりが出来ましたね(^^)。
イタレリのマチルダの塗装は、箱絵の迷彩にしようと前々から決めていました。ただ、これがいつ、どこで採用されていたかは、恥ずかしながら今回調べて分かったものです。
ベルリン駐在のチーフてんの迷彩はデジタル迷彩かな? 知識不足ですいません。
マルタ島はイタリア、ドイツにとって地中海にある目の上のたんこぶ的な英軍基地で補給路を確保する重要拠点だったようです。防衛作戦では特に空軍の役割は大きかったですね。ちなみに空と海が戦いの中心でマチルダは戦火を交えることはなかったようです。