はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

TIGER I Africa 1/35 #1 組立

2020-08-24 23:49:03 | 第二次大戦 ドイツ軍

AFVの中でも絶大な人気を誇るタイガー戦車を作ります。
何点かの在庫の中から北アフリカ戦線に投入されたタミヤの極初期生産型を選びました。

最初に宣言してしまいますが、実車通りにしようとするとキリがなくなるのでできる範囲で進めます。
世の中には詳しい方がたくさんおられますので、突っ込みどころがあると思いますがそのあたりはご容赦のほどよろしくお願いいたします。
完璧を目指すと完成しなくなりますのであくまでもできる範囲で作っていこうと思います。

▼手持ちの資料でこのキットのマーキング該当車両が出ているのでこちらを参考にしていきます。

▼1943年1月 北アフリカ チェニジアで活動した第501重戦車大隊第1中隊 121号車を選びました。

▼資料通りに全部正確には作れませんが、キットの内容をなるべくそのまま活かされるのがこの車両でした。
何より牽引ケーブルがキットのままで進められるのが助かります。
ただ、実車はフロントマッドガード表面の滑り止め模様がキットとは違う格子状パターンとなっており、また、ヒンジ部分の切り欠きもないものです。ここはキットのままで進めます。

▼こちらの資料は実車の写真が数点載っています。

▼塗装に使う塗料は当初、ライフカラーを使うつもりだったのですが、10年以上使わずに放置していたため、RAL8020ゲルプブラウンの溶剤が飛んで粒状になってしまっていたので使用を断念します。
代わりにタミヤのラッカー塗料を使うことにしました。

▼ディテールアップパーツは定番のタミヤのエンジングリルを使います。

▼キットの履帯はベルト式なので、たるみを表現するためにゼリー状瞬間接着剤で転輪類に接着します。
写真は乾燥するまでティッシュを詰め込んで履帯を抑えています。

▼ハッチはコマンダーハッチだけ開けるので砲塔内はほとんど見えませんが、一応組説通りに塗装します。

▼内部の白はタミヤサーフェイサーのホワイトを吹いて対応します。座席をタミヤアクリルのジャーマングレー、砲尾をクレオスラッカーのダークアイアンで塗って乾燥後こすっておきました。ここはアイアンにした方が良かったですね。

▼するつもりはなかったのですが、無意識にローアンバーでウォッシングしてしまいました。
もうルーチンワークになってますね(笑)。

▼砲身のつなぎ目の修正で消えてしまった溝を、飛行機を作る時に揃えたスジ彫りで修正しました。

▼ほぼ組み上がりました。両サイドスカートは資料の写真を参考にしながら取り付ける予定です。
フック 取っ手 類は真鍮線に代えています。前照灯のコードを追加しました。

▼ジャッキのハンドルに引っかけてあるバケツは、資料の121号車がつけているので英軍のあまりものを持ってきました。
車体下部に予備履帯がつきますが、キットは芋付けなので箱絵を参考にして0.2mm真鍮板でラックを作って取り付けました。左側のファイフェルフィルターの下部ダクト取り付け基部と通気ダクトは資料通りに欠損させています。
マフラーカバーの上端をカッターで削りこんで薄くしました。

▼やはりタイガー I 型はカッコイイですね。

▼8月26日 追加 組立がほぼ終わりました。コマンダーは載せているだけです。
121号車個体の特徴であるスモークディスチャージャーの支持架の間についている予備履帯とヘルメット、前部機銃マウントの防水カバーを取り付けました。さらにゲペックカステンの両側にヘルメットを付けています。

サイドスカートは第2と第3フェンダーの間でくの字状に角度を変えて装着しています。
車体側面に装着される履帯交換用ワイヤーは塗装し、デカールを貼った後に取り付ける予定です。

コメント (4)
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